『異界戦記カオスフレアSC』質疑応答 2020年07月03日版  この質疑応答は、プレイを円滑に進めるために、コピーしたり、それを無償で配布したりすることを許可します。ただし、ファイル名や内容を変更することを一切禁じます。「無償の配布」には、ホームページなどに掲載することも含まれます。  なお、質疑応答による回答は正誤表のような正式の修正ではなく、また版によって変化することがあります。質疑応答の回答を導入するかどうかは、ゴールデンルールにしたがってGMに決定権があります。各プレイヤーがGMの判断にしたがってください。 (C)2008 MIWA=kiyomune、Ukyou Kodachi/FarEast Amusement Research Co.,Ltd. キャラクター作成 Q:【行動値】など、【戦闘能力値】が0以下になるようにアイテムを装備することはできますか? A:できません。 Q:《伝来の武具》や《テンダーギア》などの、「アイテムを、経験点●●点分所持し〜」とある特技の効果は、初期の所持品計算の経験点に加算されるのでしょうか? たとえば【社会】10で《神の武具》1Lvのキャラクターは、フォースセイバーを取得できるのでしょうか? A:加算されます。そのため、例のような場合、フォースセイバーは問題なく取得できます。 特技 Q:取得している特技のレベルを、自発的に下げて使うことはできますか? A:いいえ、できません。 Q:射撃攻撃を行なう、と書かれた特技を「種別:白兵」の武器を使用して行なうことはできますか? A:できません。 Q:「タイミング:ダメージロール」の特技と、オートアクションで「ダメージロールの直後に宣言する」、または「ダメージロールの直前に宣言する」と書かれた特技は同時に使えますか? A:はい、使えます。 Q:オートアクションの特技やアイテムは、同じタイミングで複数使用することはできるのでしょうか? A:いいえ、できません。同じタイミングに使用できる特技やアイテムはひとつに限られます。例外は「いつでも宣言できる」と書かれた特技やプロミネンスで、これについては同じタイミングであっても複数回使用することができます。 Q:《捨て身の覚悟》などの、「相手に与えたダメージと同じだけ自分もダメージを受ける」特技をシーンや範囲に拡大し、対象ごとに別のダメージを与えた場合、自身が受けるダメージはどれを採用しますか? A:算出されたダメージの中で、最大のものを採用してください。  たとえ5人の敵に《捨て身の一撃》を使用したとしても、使用者が受けるダメージが敵に与えたダメージの5倍になるわけではありません。  ただし、ダメージに差分値が加算されるなどして、対象とした複数の相手の受けたダメージが異なる場合は、その中で最大のダメージが使用した効果で算出したダメージとして採用されます。 Q:神殺しなどのようなダメージに差分値が加算される武器を用いて、《捨て身の覚悟》のようなダメージに差分値を加算する特技を使用した場合、どうなるのでしょうか? A:原則的に、ダメージに差分値を得る効果は重複しません。このため例のような場合、ダメージへの差分値の加算は神殺しによるものか、《捨て身の覚悟》によるもののどちらか片方からしか得られないものと考えてください。ただし、他者からの支援によって差分値が増える場合については、この限りではありません。 Q:同一のタイミングで複数の特技を使用することはできないとありますが、エンゲージ全体に攻撃が行なわれた場合など、複数のキャラクターがリアクションを行なう場合、《女神の祝福》などの判定にボーナスを与える特技は、複数回使用できますか? A:厳密にいうと、例の場合、《女神の祝福》は複数回使用されていることにはなりません。《女神の祝福》は、判定の直後に宣言し、その判定の達成値を上昇させる特技であるため、その使用タイミングは1回の判定ごとに1回ずつ発生します。このため、ひとつの判定に対して、《女神の祝福》を何度も使用するというのではない限り、《女神の祝福》が同一タイミングに複数回使用されるということにはなりません。 Q:《女神の祝福》や《大いなる力》などの達成値を上げ下げする特技を、複数重複して使用することはできますか? A:いいえ、同名特技の効果は重複しません。最後に使われた特技の効果だけが有効となります。 Q:《女神の祝福》や《大いなる力》などを使用する時、ソフィアに合致しないフレアを代償として使用した場合、フレアの数字は1として数えるのでしょうか? A:いいえ、これらの特技はあくまでも代償として使用したフレアの数字だけを参照します。このため、たとえ自分のソフィアに合致しないフレアを使用した場合でも、カードの数字はそのまま読むことになります。このため、絵札ならばスートに関係なく10、AやJOKERは20になります。 Q:《光翼の盾》の効果を参照する際、JOKERは「ソフィアに合致したフレア」として扱われますか? A:はい、扱われます。 Q:《光翼の盾》はガジェットマスターの《人造人間》の効果にあるような「クリンナッププロセスに受けるダメージ」も防げるのでしょうか? A:はい、あくまでも《人造人間》の効果による「クリンナッププロセスに受けるダメージ」は、特技の反動や代償のようなものではなく、純粋にダメージであるため、防ぐことができます。同様に特技の効果によって明確に「●●点のダメージを受ける」と書かれている場合は防ぐことができますし、逆に「●●点を失う」や確定したダメージである「与えたダメージと同じだけのダメージを受ける」というニュアンスのテキストを持つ特技の場合は、《光翼の盾》の効果によってもそれらを防ぐことはできません。 Q:《魂魄破壊》の効果を受けているダスクフレアに対して、属性のない武器による攻撃を行なったとしても、その攻撃の属性は〈根源〉になりますか? A:いいえ、なりません。 Q:《絶対武器》では、「常備コスト」が21点以上の武器を指定できないのでしょうか? A:いいえ、可能です。ただし「常備コスト」が21以上の武器を《絶対武器》に指定するためには、事前にその武器を常備化しておく必要があります。 Q:《豪腕怪力》で「部位:片手」に変更した武器で、さらに《ジェミニの剣》の効果を受けることはできますか? また、その逆に《ジェミニの剣》の効果で「部位:両手」になった武器を《豪腕怪力》を使って片手で使うことはできますか? A:双方ともに可能であるものとします。ただし、どちらの効果を選択しているかは常にGMに宣言するようにしてください。宣言のタイミングは迷うようであれば、セットアッププロセスとすると良いでしょう。  なお、同じ特技の効果を複数回受けることはできませんので、《ジェミニの剣》の効果で「部位:両手」になった武器を《豪腕怪力》を使って「部位:片手」とし、それにさらに《ジェミニの剣》の効果をかぶせるというようなことはできません。 Q:《無限の武器庫》で自分が常備化しているミサイルなど指定し、ミサイルを絶対武器としている状態で、セッション中に新たにミサイルを購入した場合、その新たに購入されたミサイルも絶対武器にして良いでしょうか? A:それが同名武器であるならば構わないものとします。 Q:《無敵装甲》でホプライトシールドを指定し、さらに《盾強化》を取得した場合、HP修正はどうなりますか? A:このような計算の場合は、まず乗算と除算(×、÷)を加減算(+、−)より先に行なう四則演算の原則にしたがってください。このため、例の場合はまず《盾強化》の効果でホプライトシールドのHP修正は+44となり、これに[【根源】×4]が加算されます。 Q:《フレアインパクト》や《フレアガンナー》などの素手による攻撃を行なう特技を、剛龍爪を用いて使用することはできますか? A:できます。剛龍爪は「種別:素手」の武器ですので、問題なく例のような素手による攻撃を行なう特技の効果を受けることができます。また、剛龍爪と同様に「素手として扱う」というようなテキストを持つ武器もまた、上記の例のような特技の効果を受けることができます。 Q:エンゲージ全体に攻撃が行なわれた場合など、複数のキャラクターがダメージを受ける場合、《カバーリング》などの単体のキャラクターのダメージを肩代わりする特技を、複数の対象に対して使用できますか? A:できません。 Q:MG34のような範囲を対象とする武器で、《スマッシュストライク》のような「対象:単体」の特技を使用した場合、対象は単体となるのでしょうか? A:いいえ、範囲となります。 Q:「部位:両手」の武器でも、《右手の聖剣》や《左手の魔剣》は使用できますか? A:できます。 Q:《左手の魔剣》で素手を使った場合、素手はどうなりますか? A:素手は部位が存在しないため、《左手の魔剣》で使用できません。 Q:《無類の力》など、素手のダメージを変更する特技とゾディアックプロテクター、剛龍爪を併用した場合、素手のダメージはどうなりますか? A:まず、《無類の力》の効果で素手のダメージが[【肉体】×3+1D6]となります。次いで、ゾディアックプロテクターの効果でさらに[【肉体】×3+3D6]。これが、素手のダメージが加算される効果を持つ剛龍爪に適用され、ダメージの総合計は[【肉体】×4+5D6]となります。 Q:カオスフレアでないキャラクターが《※ドラゴンクラッシャー》を使用してダスクフレアを攻撃した場合、どうなるのでしょうか? A:《※ドラゴンクラッシャー》は本来、「防御属性:肉体」を無効化する効果を持ちます。しかしダスクフレアの持つ《暗黒の太陽》による「防御属性」に対してはその効果を発揮できないため、《※ドラゴンクラッシャー》は無効となりダメージは1/10になると考えてください。  もしこれがカオスフレアによる攻撃であるならば、カオスフレアの持つ力によって《暗黒の太陽》による「防御属性」を無視するため、そのダスクフレアがさらに「防御属性:肉体」を持っていたとしても、《※ドラゴンクラッシャー》の効果でその「防御属性」も無効化してダメージを与えることができます。 Q:《スターシップ》、《マザーシップ》などのスターファイターの行動値修正を変更する特技を複数取得した場合、その中でいずれかを選んで適用するのですか? A:いいえ、スターファイターのデータを変更する《スターシップ》、《マザーシップ》、《※スターフォーレス》などの特技の効果はすべて重複します。このため、例のように《スターシップ》と《マザーシップ》を取得しているならば、スターファイターの行動値修正は−15となります。 Q:《剣霊呼応》を常備コストのない武器で使用できますか? A:できません。 Q:《捨て身の覚悟》など、使用すると自身もダメージを受ける特技を使用した際に受けるダメージを、《カバーリング》で引き受けることはできますか? A:できません。厳密には、《捨て身の覚悟》などの自身もダメージを受ける特技はそもそもダメージロールが存在せず、そのダメージは相手に与えたダメージから算出されるため、《カバーリング》を宣言するタイミングが存在しません。 Q:《捨て身の覚悟》など、使用すると自分もダメージを受ける特技の効果による自身へのダメージを、《マスコットまけない》などのダメージを減少させる特技の効果で減少させることはできますか? A:いいえ、できません。《捨て身の覚悟》や《オーバーロード》、《契約:アガートラム》、《契約:シヴァ》などのような、使用することで自身もダメージを受ける特技の効果によって発生した自身へのダメージは、特技の効果で減少させることもできませんし、何らかの効果で他者に移し換えることもできません。これは同様の効果を持つ、《俺ごとやれ!》によるダメージも同様です。  例外的に、《捨て身の覚悟》でダメージを与えた時に、対象の受けるダメージを何らかの手段で減少させたなら、結果的に自身が受けるダメージも減少するでしょう。 Q:《捨て身の覚悟》によって与えられたダメージを、《カバーリング》によって他のキャラクターが引き受けた場合、《捨て身の覚悟》の使用者が受けるダメージはどうなりますか? A:《カバーリング》でダメージを引き受けたキャラクターが受けたダメージを元に算出します。 Q:《魂魄破壊》をかけた相手に、無属性の攻撃を行なった場合、属性はどうなりますか? A:無属性のダメージを与える攻撃や特技、アイテムなどの場合も、《魂魄破壊》の効果で〈根源〉属性に変わることはありません。 Q:《刻の結晶》は自分が死亡していても使用できますか? A:いいえ、できません。死亡している状態では基本的に特技やアイテムは使用できません。可能なのはその旨が明記されているものと「タイミング:常時」のものだけです。 Q:《魔剣召喚》を2回使って、右手と左手に魔剣を持つことはできますか? A:はい、できます。 Q:《※ハニエル》で生体強化装甲は入手できますか? A:はい、できます。 Q:《アーマーパージ》を使用した場合、判定に[最大HP÷10]の修正を得られますが、この最大HPは《アーマーパージ》を使用した時のものでしょうか? それとも判定の直前のものでしょうか? A:《アーマーパージ》を使用した時のものとします。たとえば、まずHPの大きな《巨神形態》の時に《アーマーパージ》を使用し、しかる後にクリティカル値が低くなる《原初形態》になって攻撃するといった行動ができるわけです。 Q:《豪腕怪力》を取得しているキャラクターが《フレアガンナー》を使用した場合でも、やはり武器は右手と左手の装備スロットを塞いでしまうのでしょうか? A:はい。《フレアガンナー》や《フレアブレード》は使用すると、右手と左手の装備スロットに装備されているアイテムを外して所持品に変更し、その上で新たに武器を装備させる特技なのです。ただし、GMは演出上の都合などを鑑み、「部位:両手」の武器を片手で装備できるキャラクターであるなら、「《フレアガンナー》や《フレアブレード》を使用しても、残る片手に装備されたアイテムは交換されない」としても良いでしょう。 Q:《イデア:義憤》や宝具・点破旛を、すでにダメージに+[差分値×3]を受けている状態で使用した場合、この追加のダメージは+[差分値×2]に変更されてしまうのでしょうか? A:いいえ、これらの効果はより厳密に記述するなら「+[差分値×1]を+[差分値×2]に変更する効果」ということになります。このため、すでに+[差分値×3]を受けているのなら、それに対して《イデア:義憤》や宝具・点破旛を使用することはできません。ただし、この+[差分値×3]が、実際には「+[差分値×1]+[差分値×1]+[差分値×1]」であるのならば、この中のいずれかの+[差分値×1]を+[差分値×2]に変更することはできます。 Q:《モナドリンケージ》を使用してMTに乗ると同時に、「タイミング:セットアッププロセス」の《光学迷彩》を使用することはできますか? A:できます。《モナドリンケージ》は「タイミング:効果参照」であり、厳密には「タイミング:セットアッププロセス」と同時に使用されているわけではありません。 Q:《バイオアーマー》を取得したキャラクターは、《獣化》の効果を受けていない時でも、「防御属性:社会」を得ることができないのでしょうか? A:はい、できません。 Q:《※空気投げ》を使用して、数値的なダメージ(【HP】や【LP】へのダメージ)を与えることはできますか? A:いいえ、できません。ただし相手が騎乗状態など、転倒することでダメージを受けるような状態である場合には、その効果によるダメージは受けるでしょう。これは《打狗棒術》なども同様です。 Q:《システムトレース》でMTを指定した場合、「種別:オプション(アニマ)」などの武器でない装備を使用できるのでしょうか? また、このような時にMT用の武器をMTを装備せず使用する場合、行動値修正などはどうなりますか? A:はい、できます。アニマのようなMTと同時に装備することになるアイテムは、《システムトレース:MT》の効果が発揮された時に、同時に装備することになると考えてください。また、このような場合、MT用の武装によって修正される【行動値】はPC自身の【行動値】となります。同様に厳密にはMTを装備しているわけではないため、特技を使用しない限り、それらの武器での攻撃は【心魂値】ではなく、当該能力値で行なわれることになります。  なお、《システムトレース:MT》の場合、現状では装着フレーム数が0になってしまうため、アーマメントフレームを装備するためにはアニマ・クレイベルが必須となることに注意してください。 Q:《機械操り》と《剣仙》、《古傷》を同時に取得したキャラクターが水中型メタビーストなどに搭乗した場合、クリティカル値はいくつになりますか? A:《機械操り》の効果によって、水中型メタビーストを装備中のクリティカル値は10となります。これが《剣仙》でさらに−2されます。加えて《古傷》で−1されるのですが、ここで《剣仙》の効果である、「ただしこの効果によって、クリティカル値が8を下回ることはない」が効果を持つため、クリティカル値は8となります。  もしもさらにクリティカル値を下げたいと考えるなら、クリティカル値の下限が設定されていない特技を用いる必要があるのです。 Q:「タイミング:オートアクション」で、効果に「いつでも宣言できる」などと書かれた特技は、死亡していても使用できますか? A:いいえ、できません。たとえば《不死鳥の炎》などのように「戦闘不能、または死亡した直後に宣言する」と書かれていたり、《砕けぬ魂》などのように「この特技は戦闘不能、死亡でも特別に使用でき、戦闘不能、死亡でなければ使用できない」というような特別な表記がない限り、使用できません。 Q:「タイミング:オートアクション」で、効果に「いつでも宣言できる」などと書かれた特技は、重圧を受けていたり、代償が支払えなかったり、シーンに登場していなくても使用できますか? A:できません。 Q:「タイミング:クライマックスフェイズ」の特技は、クライマックスフェイズにおいて常時と同じに扱われますが、重圧を受けている場合でもその効果は受けられますか? A:はい、受けられます。重圧を受けていても、「タイミング:常時」の特技の効果を受けられるのと同様に、クライマックスフェイズでは重圧を受けていても「タイミング:クライマックスフェイズ」の特技の効果を受けることができます。 Q:別名の「種別:防御」の特技の効果は、重複しますか? A:はい、重複します。 Q:NPCはフレアを使用できず、またフレアを代償とする特技でもフレアを使用する必要がありませんが、「フレアの数字が効果に反映される特技」を使用した場合どうなるのでしょうか? A:この場合、効果に反映するべき「フレアの数字」が存在しないものとして扱われます。具体的なルールの適用としては数字が0として扱ってください。ただし、厳密にはあくまでも「数字が存在しない」であるため、こうした「フレアの数字が効果に反映される特技」の効果に修正を与えるような特技、アイテム、プロミネンスなどの効果による修正を受けたとしても、最終的な数値はやはり0になるものとして扱ってください。 Q:「ただしこの効果は、対象がフレアX枚を消費することで無効化することができる。」という書かれた特技の効果は、カオスフレア以外のキャラクターの場合、フレアの代わりに1枚につきHP10点で無効化できますか? A:できません。あくまでもNPCは「代償:フレアX枚」の特技を、[X×10]点分の【HP】を代わりに消費することで使用できるだけであり、フレアを消費しているわけでも、フレアを捨てているわけでもありません。 Q:「ただしこの効果によって、クリティカル値がXを下回ることはない」という記述のないクリティカル値を低下させる特技の効果だけを受けて、クリティカル値を低下させた場合、その下限はいくつになりますか? A:3になります。また、クリティカルとファンブルが同時に発生した場合は、ファンブルの方が優先されることに注意してください。 Q:《騎士の誉れ》の「攻撃できない場合」というのはどういう状況を指すのでしょうか? A:たとえば攻撃手段が「射程:遠隔」のものしかない状況で、マイナーアクションで離脱・移動する能力がない場合、離脱して攻撃という選択が取れないため、「攻撃できない場合」となります。ただし、このような場合でももしもイニシアチブプロセスに離脱したり、メジャーアクションでエンゲージからの離脱と攻撃を同時にできるような特技などを持っていた場合は、「攻撃できない場合」とはみなされなくなります。  同様に、プロミネンスの《星を落とすもの》のような攻撃範囲を拡大する効果を持つ特技などを持っていた場合、「攻撃できない場合」とはみなされないため、それらを使用して《騎士の誉れ》の使用者ひとりを攻撃することとなります。 Q:NPCは《※エロアイオス》のような、効果に「ただしあなたは、現在持っているフレアを3枚捨てること」などと書かれた特技は使用できますか? A:できません。NPCはフレアを持たないため、「代償」である「現在持っているフレアを3枚捨てること」という条件を満たせないからです。 Q:MT武装は《絶対武器》や《超巨大武器》の対象になりますか? A:なります。 Q:《絶対武器》の「常備コスト:20」以下の武器を取得できるという効果で取得できる武器は、「分類:一般」の武器だけですか? A:いいえ。あなたが特定のミームの武器を常備化し、使用できるならば、そのミームの武器も選択の範囲内に入ります。 Q:《※カマエル》や《※火中飛蛾》によって相手に与えるダメージは、特技の使用者が与えたことになるのでしょうか? A:いいえ、《※カマエル》や《※火中飛蛾》などによって発生するダメージは、何者かが発生させたダメージとは扱われません。このため、《※カマエル》や《※火中飛蛾》によって受けたダメージをさらに《※火中飛蛾》で反射するといったことはできません。 Q:《※カマエル》や《※火中飛蛾》によってダメージを与える場合、相手がダメージに加えてバッドステータスを与える効果を付与していたなら、そのバッドステータスも相手に与えられますか? A:いいえ、《※カマエル》や《※火中飛蛾》などによって発生するのは、あくまでも数値的なダメージだけです。 Q:《影腹》などを使用すればカオスフレア以外でも覚醒できますか? A:はい、できます。 Q:《レプリカント》の効果で、【戦闘能力値】を10にすることはできますか? A:はい、できます。 Q:《コピーウェポン》などで《宇宙提督》や《マザーシップ》を指定できますか? A:できます。その場合、キャラクターはスターファイターなどに乗ることなく、地上や別の乗り物などから宇宙艦隊を指揮する立場になります。 Q:《モナドシンパサイザー》や《モナドリンケージ》を戦闘中に使用して、別のアーマメントフレームやオプションを装備した機体に乗り直すことはできますか? A:できません。あくまでもこれらの特技は、MTを呼び寄せ、装備する特技であって、MTを装備し直す特技ではないからです。 Q:《武器習熟》の対象として、「種別:その他」や「種別:MT/片手」は指定できますか? A:はい、できます。ただし、「種別:MT/片手」と「種別:MT/両手」、「種別:MT/搭載」はそれぞれ違う種別であることに注意してください。 Q:《白鳥の乙女》はリアクション判定の前に宣言するのですか? A:はい、その通りです。「対象が攻撃を受けた際」という特殊なタイミングのため、他の「判定の直前」などのような別のタイミングの特技とかぶることに注意してください。 Q:《スワンソング》、《ベイルアウト》など、「使用後、あなたの装備している『種別:戦闘機』はシナリオ終了時まで使用不能になる」とある特技を、《ヴァリアブルウィング》の効果中に使用できますか? A:条件付きで使用できます。というのも、《スワンソング》、《ベイルアウト》は「代償:効果参照」の特技であり、その代償は「使用後、あなたの装備している『種別:戦闘機』はシナリオ終了時まで使用不能になる」であるからです。このため、これらの特技は《ヴァリアブルウィング》の効果中であっても、「種別:戦闘機」を装備していなければ使えません。 Q:《忍法・三日月刀》には、「あなたの素手は『種別:刀』としても扱われる」とありますが、《武器習熟:素手》と《武器習熟:刀》の効果を同時に受けることができるのでしょうか? A:はい、受けられます。 Q:《改修空母》は心魂値判定でダメージを与えてくる特技にも突き返せますか? A:いいえ、あくまでも突き返せるのは攻撃、つまり白兵攻撃と射撃攻撃のみです。 Q:《機械中枢》を取得したキャラクターは、「『右手』、『左手』、『乗り物』の装備スロットにアイテムを装備しても、その効果を受けられず、使用もできない」とありますが、アイテムの効果とは何ですか? A:簡単にいえば、「解説」の欄に書かれているデータ的な修正やボーナス、デメリットを効果と呼ぶと考えてください。このため、行動値修正やHP修正などの解説以外の部分に書かれているデータは効果には含めません。  もしも《機械中枢》を持つキャラクターが右手にメイスを装備していた場合、そのメイスで攻撃はできませんが、行動値には−3の修正を受けます。逆にスピアを装備していれば行動値に+6の修正は受けますし、ロングソードなら行動値は−2されるのです。また、ロングソードの場合はその“効果”である【白兵値】への+2の修正も受けません。  なお、アイテムの効果を受けることができる場合、よほど特殊な状況や特技、バッドステータスなどの影響を受けない限り、そのアイテムを使用することができると考えてください。 Q:《機械中枢》を取得したキャラクターが、戦闘機などの乗り物を装備しているが、その効果は受けられない状態である場合、その戦闘機などを装備していなければ装備できない武器やアイテム、特技などを使用したり装備することはできますか? A:これはできない、とします。《機械中枢》の効果を受けている状態で、さらに乗り物の効果を受けるには、《フォーム:人間形態》などの乗り物の効果を受けられるフォームになるか、《システムトレース》や《ヴァリアブルウィング》などの特技の効果を受ける必要があります。 Q:《フォーム:人間形態》や《フォーム:要塞形態》などの、「『乗り物』のアイテムを装備し、その効果を受けることができる」とある特技を取得しつつ、「あなたは『乗り物』の装備スロットにアイテムを装備できない」とある《遺跡巨獣》のような特技を取得した場合、乗り物を装備できるようになるのでしょうか? A:この場合、できないとします。何故ならば、厳密には《フォーム:人間形態》や《フォーム:要塞形態》などの前提となる《機械中枢》の効果は、あくまで「『右手』、『左手』、『乗り物』の装備スロットにアイテムを装備しても、その効果を受けられず、使用もできない」というものであり、厳密には乗り物が装備できなくなる効果ではありません。ですので、この《機械中枢》の効果を覆すものであるフォーム:人間形態》や《フォーム:要塞形態》などの効果もまた、厳密には「乗り物を装備できるようになる」ではないと考えてください。 Q:《馬上弓》や《バレットタイム》は「射程:遠隔」の武器でも至近の相手に攻撃できますか? A:はい、できます。 Q:《パートナー指定》で指定した《契約:●●》の特技を、《シンセンス》を用いて発動させた場合、その代償は半分になりますか? A:ならないものとします。 Q:《フォッグブレス》など、『CFS』P196からP197で定義されている以外のバッドステータスとして扱われる特殊な効果を与える特技やアイテムなどで発生する特殊な状態について、《光翼の詩》でそれらの状態を指定して効果を免れることはできますか? A:いいえ、できません。 Q:《永遠への誘い》は《オーバーフォース》を取得した素手での攻撃に対して使用することはできますか? A:いいえ、できません。あくまでも《オーバーフォース》は素手のダメージを変更して飛行状態にする特技であり、ダメージを発生させる特技ではないからです。 Q:《捨て身の覚悟》など、使用することで自身もダメージを受ける特技を使用する時に、《エナジードレイン》のような併用することで【HP】が回復する特技の効果を受けていた場合、ダメージを受ける効果と【HP】を回復する効果はどの順番で適用されるのでしょうか? A:まず、ダメージを受ける効果が適用されるとしてください。この結果、【HP】が0になっていた場合、その時点で覚醒状態となり、【HP】を回復する効果はキャンセルされるものとします。これは【HP】と戦闘不能に関する、例外的な処理と考えてください。 Q:キャラクターの作成時に《※記憶継承》の効果で《軍事物資》をコピーした場合、初期で得られる常備化ポイントを消費して「ミーム:ネフィリム」のアイテムを得ることはできるのでしょうか? また、《軍事物資》をコピーして取得した場合、「ミーム:ネフィリム」のアイテムをセッション中に購入することはできますか? A:どちらも問題なくできます。 Q:《モナドシンパサイザー》や《魔神召喚》のように、「タイミング:オートアクション」でセットアッププロセスに使用する特技を使用した場合、その上で「タイミング:セットアッププロセス」の特技を使用できますか? A:使用できます。 Q:《投げ飛ばし》や《投げ技》などで強制的にエンゲージから離脱させた場合、味方や敵のいるエンゲージに入ることはできるのでしょうか? A:いいえ、これらの特技による効果は強制的に離脱を行なわせるものですので、このキャラクターのいるエンゲージに入ることはできません。 Q:ジャマダハルを両手にひとつずつ装備して《双剣輪舞》の効果を受けた場合、ダメージはどうなりますか? A:まずジャマダハルの効果で、その片方のダメージが[【肉体】×2+2D6]に変更されます。次いで、《双剣輪舞》の効果により、もう片方のジャマダハルのダメージが加算され、[【肉体】×3+4D6]になると考えてください。 Q:《※メルキゼデク》の効果がよく分からないのですが? A:簡単にいえば、「種別:強化」や達成値を上昇させる特技の効果、判定をクリティカルにする効果を無効化し、純粋に判定に使用した【基本能力値】や【戦闘値】と判定のダイス目の合計だけが達成値に反映される状態とする特技です。このため、ダイス目を操作する特技などは効果を発揮したままですが、達成値を上昇させる系統の支援特技などは効果をキャンセルされてしまいます。 Q:特技の代償を支払うことで、【HP】や【LP】を0にすることはできますか? A:はい、できます。 Q:「素手による攻撃を行なう」と書かれた特技で使用できる武器は何ですか? A:「種別:素手」の武器であれば、「素手による攻撃を行なう」という効果を持つ特技で使用することができます。 Q:自分が戦闘不能、死亡となった時に《再生の車輪》を使用して、自分の戦闘不能や死亡を解除することはできますか? A:いいえ、できません。 Q:《絶対防御》による効果で、《※正義の覚悟》の達成値を上昇させることはできますか? A:できない、とします。あくまでも《絶対防御》による効果は、ダメージの減少の効果にのみかかるものと考えてください。 Q:《魔剣召喚》、《フレアガンナー》などによって装備された武器は、シーンを超えて持続しますか? A:いいえ、シーン終了時に消滅するものと考えてください。 Q:《無類の力》など、「素手のダメージを●●に変更する」という効果を持つ特技で、「種別:素手」の武器のダメージを変更できますか? A:できない、とします。あくまでも「素手のダメージを●●に変更する」と書かれた特技で変更できるのは、原則的に“素手”という名前の武器のみであると考えてください。 Q:《無類の力》などの、「素手のダメージを●●に変更する」と書かれた特技の効果で修正を受ける素手の数はいくつですか? A:特技ひとつにつき、素手ひとつと考えてください。なお、もしも複数の「素手のダメージを●●に変更する」と書かれた特技を取得している場合は、どの特技の効果が現在有効となっているかを、プレイヤーが任意で決定しても構いません。ただしその場合、有効な特技を変更する際には必ずGMにその旨を告げるようにするべきでしょう。また、特にGMが許可しない限り、有効な特技の変更はセットアッププロセスで行なうこととしてください(アクションは消費しません)。 Q:《おまじない》はアイテムを購入する判定に使用できますか? A:はい、できます。 Q:眠りの呪文書などのような、その武器による攻撃でダメージを与えることができないと書かれた武器を用いて攻撃を行ない、何らかの手段でその攻撃の対象となったキャラクターに転倒を与えた場合、《叩きつけ》で転倒の効果にダメージを追加することはできるでしょうか? また、この方法でダメージを与えた場合、執行者などの特技における「攻撃でダメージを与えた場合」の条件には当てはまるのでしょうか? A:まず、《叩きつけ》の効果はあくまでも「転倒した時に受けるダメージ」を+4D6するものであるため、これは眠りの呪文書などの「ダメージを与えることのできない武器で行なった攻撃」によるものではないと考えてください。このため、「攻撃でダメージを与えた場合」の条件には当てはまりません。 Q:《湖の乙女》の効果で、魔剣を他者に装備させた場合、ダメージの基準となるのは制作者の【魔術】ですか? 装備者の魔力ですか? A:装備者の【魔術】となります。 Q:《奇襲攻撃》はMTを装備していなくても使用できますか? A:はい、できます。もしも《奇襲攻撃》をMTに搭乗して使用する場合、判定を行なう戦闘値が【心魂値】に変更されることに注意してください。 Q:《オーバーフォース》など、常時その効果を受けている特技の効果を算出する際、《番長の背中》のような「特技を使用する時、●●してその特技の効果を算出する」という特技の効果を受けることはできますか? A:できます。 Q:《オデュッセウスの後継者》は、「この特技の効果は、あなた自身の特技やアイテムの効果を受ける時に限り、射撃攻撃として扱われる」と書かれていますが、具体的にはどうなるのですか? A:《オデュッセウスの後継者》に対するリアクションの際には、この特技は射撃攻撃ではないものとして扱われ、射撃攻撃に突き返しを行なうようなリアクション特技を使用することはできません。同様に射撃攻撃に対してだけ有効な特技やアイテムで、他者がこの特技の使用や効果に影響を与えることはできないと考えてください。  ただし、《オデュッセウスの後継者》を使用する当人に限ってだけは別で、射撃攻撃に修正を与える特技やアイテムの効果を受けることができるのです。 Q:私立探偵が、まだ《予告状》を使用していない犯罪王に対して《アクロイド殺し》を使用し、「分類:犯罪者」として扱われるようになった場合、犯罪王は《予告状》の効果を得られるのでしょうか? A:いいえ、得られません。 Q:《無尽の剣雨》は《絶対武器》で指定した武器による攻撃として扱われますか? A:いいえ、扱われません。 Q:イレングランツやライトステッキのような、武器としても防具としても扱われるアイテムは、《天佑の鎧》の効果で常備コストを下げた上で、《絶対武器》で常備化することは可能なのでしょうか? A:はい、可能です。 Q:《ヴィジョン:●●》や《英霊:●●》、《ファクター》の特技は、複数個取得できますか? A:はい、できます。これらの特技は《血族:●●》などと同様に、最初のひとつが自動に近い形で保証され、その上で経験点を消費するなどで別の特技を取得していくことができます。ちなみに、《フォーム:●●》はこれらとは違い、経験点を消費しても取得できず、《マルチフォーム:●●》を取得して変形することで効果を得ている形態を変化させる形になります。 Q:《想いより出でし者》を取得した場合、経験点などを消費することなく、《英霊:●●》をひとつ取得できるのでしょうか? A:はい、そうです。 Q:《英霊:人柱》を取得したキャラクターを、《※記憶継承:癒しの光》のようにデイブレイクでコピーしたHP回復特技によって回復することはできますか? A:できる、とします。この場合、《※記憶継承》の「デイブレイクである」という特徴の方が優先されると考えてください。同じく《※ソウルスティール》なども同様に扱います。 Q:《エキスパートマーセナリー》を取得した場合、ダメージへの修正は、武器のダメージに適用されるのでしょうか? それともその武器を使った攻撃のダメージに適用されるのでしょうか? A:武器のダメージに適用されます。このため、《二丁拳銃》などをした場合、修正が武器ごとに加算される都合上、ダメージの修正は結果的に+[【技術】×2]となります。 Q:《空中浮揚》を取得した状態で、《空中浮揚》以外の手段で飛行状態となった場合でも戦闘値への修正は有効なのでしょうか? A:はい、有効です。この特技は飛行状態になる効果と、飛行状態で戦闘値に修正を得るふたつの効果を持つ特技だからです。ただし、《空中浮揚》以外の手段で飛行状態となった場合、《空中浮揚》で得た飛行状態にのみかかる効果である「この飛行状態は、マイナーアクションを消費することで解除できる」によって飛行状態を解除することはできません。自発的に飛行状態を解除するには、その飛行状態を得るために用いた特技なりアイテムなりの効果によって飛行状態を解除する必要があります。 Q:《サイコメトリ》などのように、クリティカル値を変更する特技の効果を受けた状態で、判定後にクリティカル値を−1する特技は有効でしょうか? A:有効です。たとえば例のように《サイコメトリ》でクリティカル値が10になっている状態で、判定の出目が9の時に《残された想い》などを使用して、クリティカル値を−1したならば、判定をクリティカルだったことにできます。これは《サイコメトリ》などのクリティカル値そのものを変更する特技は、原則として「ただしこの効果によって、クリティカル値がXを下回ることはない」という意のテキストを持たないためです。 Q:《※究極奥義・阿修羅天羅拳》のように、特定のコロナを持つキャラクター以外には取得できない特技は、コロナを持たないNPCの場合、取得できないのでしょうか? A:はい、特定のコロナを取得していることが条件となる特技は、そのコロナを持つキャラクター以外には取得できません。ただし、ダスクフレアとEvilに限ってはコロナの特技そのものは取得できないものの、そうした“特定のコロナを持つことが条件となっている特技”を取得し、使用することができます。 Q:《※メギドの火》で「種別:軍団」の武器が使用できない状態となった場合、特定の「種別:軍団」の武器を装備してなければ使用できない、《将帥の覚悟》や《神装重壁陣》などの特技も使用できなくなりますか? A:例にあるような「装備していること」が必要な特技については、《※メギドの火》で「種別:軍団」の武器が使用できない状態となっても、それらの武器を装備している限り使用できます。ただし、《包囲殲滅》のように「使用できること」が条件の特技については、使用できなくなると考えてください。 Q:《遣わし》によって得られたエキストラを使って判定や特技の使用はできますか? A:いいえ、できません。同種の特技である《忠実なる部下》の場合はダメージやバッドステータスを与える以外の特技やアイテムを使用できますが、《遣わし》にはそこまでの効果はないのです。これは概念状態となったキャラクターは物理世界への干渉を大きく制限されるという事情によっています。なお、世界設定的にはある孤界に生きるものはすべてその孤界の世界霊たるアイオーンの魂を分け与えられた存在であり、あらゆるキャラクターは神々などの強大な存在の分身といえなくもありません。中には何らかの形で本体と情報伝達をしているキャラクターもいることでしょう。 Q:《空前の一撃》のように、“攻撃が命中した相手にバッドステータスや不利な効果を与える”効果を受けた攻撃に対して、《カバーリング》や《ガードビット》を使用してダメージを移し変えた場合、それらの効果も移し変えることができるのでしょうか? A:はい、できます。 Q:《※ミカエル》は攻撃として扱われるのでしょうか? たとえば、「攻撃のダメージを+●●する」といった効果を受けられるのでしょうか? A:いいえ、《※ミカエル》の効果は攻撃ではありません。直接、ダメージを与えています。このため、「攻撃のダメージを+●●する」というような意のテキストの場合、その効果は受けられません。ただし、「与えるダメージに+●●する」というような意のテキストの場合は可能です。 Q:《虚無の祝福》や《契約:スカアハ》など、他者に対して「使用者の【能力値】で効果が変わる持続型の特技」を使用した場合、対応した使用者の【能力値】が特技などの効果によって変化した時には、それに合わせて再計算するのでしょうか? A:いいえ、あくまでも特技の効果は「その特技が使用された時」を基準として算出されます。 Q:《龍皇軍》や《宇宙戦艦》といった、特定の特技の取得によってのみ得られる装備の「分類」はどうなるのでしょうか? A:原則として、その特技の属するミームにならうと考えてください。たとえば《龍皇軍》は「分類:アムルタート」として扱います。ただし、その特技内に分類が記述されている場合やその他の定義が存在する場合は、それらの記述や定義にしたがいます。なお、既存の分類が存在しないミームのアイテムについては、何らかの形で定義が行なわれるまではGMがその場で裁定を行なうようにしてください。例外として、「ミーム:オリジン」の特技によって得られるアイテムについては、「分類:一般」として扱います。 Q:《※サバオート》を未行動の対象に使用した場合、対象は《※サバオート》の効果によるメインプロセス終了後に行動済みになりますか? A:いいえ、未行動のままです。 Q:属性のない武器とそれ以外の武器を《二丁拳銃》や《双剣輪舞》の効果で同時に装備し、そのダメージを合計した場合、用いる攻撃属性を選択する際に必ず無属性を選ばなくてはなりませんか? A:いいえ、必ずしも無属性を選択せねばならないというわけではありません。あくまでも無属性の武器が改めて属性を得ることができないのであって、質問のケースの場合はデータを定める時点で無属性となるか否かの選択のタイミングが存在していることになります。このため、もしも属性を無属性に定めたならその定めた効果にしたがっている間は、他の特技やアイテムなどの効果によって属性を新たに得ることは原則としてありませんが、再び《二丁拳銃》や《双剣輪舞》の効果を適用し直した場合は、別の属性を得ることも可能です。 Q:基本ルールブックP212に『Q:《オーラストライク》、《天覇虚空衝》などの移動と攻撃を同時に行なう特技は、移動しなくても使用できますか? A:はい、使用できます。』 とありますが、この時、移動を行なっていないことになるのでしょうか? それとも、その場から動かなくとも移動していることになるのでしょうか? A:そのエンゲージから移動していない場合は、移動を行なっていないこととなります。あくまで例にあるような特技は、「移動を行なう権利」を得ているのだと思ってください。無論、条件的に移動を行なえない状況はあり得ますから、「移動を行なう権利」を得ているからといって、常にその権利を行使できるとは限りません。 Q:《湖の乙女》を使用する時、魔剣の印の効果は適用されますか? A:はい、《湖の乙女》は《魔剣召喚》の対象を変更する特技ですので、魔剣の印の効果は適用されます。 Q:《剣山刀樹》を使用する時、魔剣の印の効果は適用されますか? A:はい、《剣山刀樹》は《魔剣召喚》の効果に新たな効果を追加する特技ですので、魔剣の印の効果は適用されます。 Q:《※記憶継承》などの特技をコピーする特技の効果で、《親衛兵団》をコピーした場合、騎士団や農民兵などの「分類:軍団武器」に属する武器を使用することができるようになりますか? A:いいえ、なりません。《親衛兵団》の効果に「あなたはこれらのアイテムを使用することができる」という意のテキストがないからです。 Q:2レベル以上の《邪剣の主》の効果で邪剣に指定した、ふたつの「種別:短剣」の武器を右手と左手に装備した場合、《双剣輪舞》でダメージは[差分値×4+6D6]となるのでしょうか? A:いいえ、「原則としてひとりのキャラクターが発生できる差分値はひとつ」であるため、《双剣輪舞》によってもふたつの[差分値×2]を合計することはできません。 Q:MTと「種別:変身」の武器を同時に装備した場合、《適格者》は使用できますか? A:できません。より正確には、使用はできますが効果は受けられないものとします。《適格者》は「『種別:変身』の武器を装備して行なう攻撃」に修正を加える特技ですが、MTを装備している状態では、原則として「武器を装備はしているが装備しているものとして扱われない」状態となるからです。 Q:《機械中枢》の効果で「『乗り物』の装備スロットにアイテムを装備しても、その効果を受けられず、使用もできない」状態となっている時に、《コンバットシューティング》のような「乗り物を装備していると使用できない」という意のテキストを持つ特技は使用できますか? A:はい、使用できます。あくまでも《機械中枢》の効果は、「乗り物」の装備スロットにあるアイテムの効果を受けられないものであり、《コンバットシューティング》のような「自身の肉体のままでないと使いづらい」特技と干渉するものではないからです。これは《ヴァリアブルウィング》や《システムトレース》の効果を受け、特定の乗り物を装備していないと装備できないアイテムを装備できるようになったり、同じく特定の乗り物を装備していないと使用できない特技を使用できるようになっても同じです。 Q:《※ズルヴァーン》の効果によるメインプロセスは、行動済みでも行なえますか? A:はい、行なえます。《※ズルヴァーン》は行動済みでこそその真価を発揮します。 Q:《捨て身の覚悟》など、使用することで自身もダメージを受ける特技を使用した時、その自身へのダメージが適用されるタイミングはいつですか? A:ダメージロールの終了時であると同時に、メインプロセスの終了時、とします。このふたつのタイミングは別個に管理はされますが、同じタイミングと考えてください。 Q:《女神の祝福》や《大いなる力》を使用する際、《※ザフキエル》を使用できますか? 使用した場合、たとえばAを代償として使用した場合、増減する数値はいくつになりますか? A:はい、できます。例の場合ですと、増減する数値は40になります。 Q:《※クシエル》による効果で使用できなくなった「種別:軍団」の武器はバッドステータスの使用不能を回復する効果で回復することができるのでしょうか? A:いいえ、できません。《※クシエル》による「種別:軍団」の武器が使用できなくなる効果は、バッドステータスではありません。 Q:《※クシエル》の効果によって、モブ以外のキャラクターでも「種別:軍団」の武器を装備している場合、ダメージを受けますか? A:受けます。 Q:《ヴィークルチャージ》を使用した場合、乗り物が失われるのはいつですか? A:ダメージロールの終了時であると同時に、メインプロセスの終了時、とします。 Q:マジカルデバイスStのような「右手と左手にアイテムを装備することはできない」という意味のテキストを持つアイテムを装備したキャラクターが、《豪腕怪力》を使用した場合、「右手」か「左手」にアイテムを装備できるようになりますか? A:いいえ、できません。 Q:《超巨大武器》で、ミサイルランチャーのような装備することなく使用する特殊武器を指定できますか? A:いいえ、できません。 Q:《双剣輪舞》の効果を受けて、「右手」の部位に装備した武器で攻撃した場合、「左手」の武器も使用した扱いとなるのでしょうか? たとえば、通常のダガーと邪剣に指定したダガーを装備し、《双剣輪舞》の効果を受けて通常のダガーで攻撃した場合、邪剣に指定したダガーも使用したとみなされて、【LP】は減少しますか? A:はい、使用した扱いとなります。ですので、例のケースでは【LP】が減少します。 Q:《契約:メディア》を《パートナー指定》した場合、《契約:メディア》でコピーした特技が「代償:効果参照」であったなら、実際の代償はどのようになるのでしょうか? A:質問のようなケースの場合、「代償:効果参照」の特技については《パートナー指定》の効果を受けても、その代償は半分にならないとします。 Q:《※魔法のランプ》や《※夢の宝石箱》、《※チェレンの商才》などで得たアイテムを自分以外のキャラクターに使用させる場合、対象が持っていないミームのアイテムでも使用させることはできるのでしょうか? A:できません。 Q:《※必殺の二挺拳銃》の効果を受けて攻撃や突き返しを行なった時、使用しなかった方の武器が「使用した場合、使用不能となる」という意のテキストを持つ武器ではなかったとしても、使用不能となるのですか? A:はい、なります。 Q:《絶対武器》で取得した武器に《邪剣の主》と《演算:ルベーグ非可測分割》の効果を重ねた場合どうなりますか? A:このような場合、本来その効果は特技の効果を適用する順番によって変わってきます。ただし、適用の順番は原則として「種別:自動取得」の特技の方が優先されるとしてください。このため、「《絶対武器》で取得した武器」を《邪剣の主》の効果で「無属性の[差分値×2+3D6]」に変更したのであれば、その効果に《演算:ルベーグ非可測分割》が適用され、「無属性の[【肉体】×5+3D6]」のダメージを与える武器となります。 Q:〈肉体〉、および〈魔術〉以外の属性のダメージを与える武器に、《演算:ルベーグ非可測分割》の効果と化生の刻印の効果を適用した場合、どうなるのでしょうか? A:この場合、まず化生の刻印の効果を武器に適用することとなります。そしてその上で、その「化生の刻印の効果を受けた武器」を装備する時に《演算:ルベーグ非可測分割》の効果が適用されるため、その武器のダメージは「[【肉体】×5+3D6]+【魔術】」となります。 Q:《名工の業》を使用して武器のダメージを上昇させた後、《名工の業》を使用したキャラクターの【魔術】が上昇した場合、《名工の業》の効果を受けた武器のダメージもさらに上昇するのでしょうか? A:いいえ、あくまでも特技の効果は「その特技が使用された時」を基準として算出されます。 >>UPDATE Q:【能力値】を交換したり、変更、または加算する「タイミング:常時」の特技を取得した場合、その適用順はどうなるのでしょうか? A:原則としては「種別:自動取得」の特技の方がそれ以外の特技よりも優先されます。しかしそれでは数値的な不利が発生する場合は、最もプレイヤーにとって有利になるように順番の適用を任意に入れ替えて構いません。 >> Q:《ナイトメアドレイン》をカオスフレアに対して使用した場合、実際にフレア(カード)は減少するのでしょうか? A:いいえ、カオスフレアの持つフレア総量は膨大であり、《ナイトメアドレイン》を使われた程度では、フレア(カード)は減少しません。たとえ数字が2のカードでも、《ナイトメアドレイン》で吸収するフレア量の数百倍のエネルギーを秘めているのです。 Q:《守り刀》の効果で「その他」のスロットに装備した脇差しで、《大小二本》の条件を満たすことはできますか? A:はい、できます。 Q:「ただしこの効果によって、クリティカル値が●●を下回ることはない」という効果の特技やアイテムを使用していても、他の特技やアイテムの効果によってクリティカル値が●●より小さくなることはあるのでしょうか? A:いいえ、ありません。 Q:《暁の闘志》は「[特技の代償÷10(端数切り捨て)]枚のフレアを消費することで、その特技の代償を0HPとして扱う」という特技ですが、特技のHP代償が1から9までの特技は代償なしで使用できるということで良いのでしょうか? A:厳密には「代償の代わりにフレア0枚を消費する」ということになります。このため、フレアを消費することのできないキャラクターは、代償となるHPが1から9までの特技を《暁の闘志》の効果を用いて使用することはできません。あくまでもフレアを消費することで代償のHPが0になるという効果であって、代償がHPからフレアに変わるという特技ではありません。このため実質的にNPCはこの特技の恩恵を受けることはできないと考えてください。 Q:死亡状態で《砕けぬ魂》を使用してメインプロセスを行ない、その終了後に《不死鳥の炎》を使って覚醒できますか? A:いいえ、できません。《不死鳥の炎》の使用タイミングが「死亡した直後」であるため、《砕けぬ魂》を使用した時にはすでに「死亡した直後」ではなくなっているはずだからです。 Q:《死中に活を》の効果にある「覚醒中にあなたが行なう判定の【達成値】に、+10」は、この特技を使用せず覚醒した場合でも有効ですか? A:はい、有効です。 Q:《捨て身の覚悟》や《天覇虚空衝》のような「射程:シーン」の「移動と同時に白兵攻撃を行なう」特技は、移動を行なった後(もしくは移動を行なわずに)で自分とは違うエンゲージにいる敵に対して攻撃を行なえますか? A:いいえ、装備している武器が「射程:シーン」の白兵攻撃を行なえる武器であるならば話は別ですが、このタイプの「『射程:シーン』の『移動と同時に白兵攻撃を行なう』特技」で、自分とは違うエンゲージにいる敵に対して攻撃は行なえないものと考えてください。これらの特技の「射程:シーン」は、あくまで“その特技を使用宣言した時点”で「自分とは違うエンゲージにいる敵を対象にすることができる」というデータと考えてください。こうした理由から、「移動を行なった後」で武器の射程内に収めることのできない敵は、これらの特技による白兵攻撃の対象とはできないものとします。 Q:《※バシレイア》は「判定を行なう直前に使用する」とありますが、これはあらかじめその判定で使用するフレアを出しておく必要があるということでしょうか? A:いいえ、あくまでも《※バシレイア》は「判定の直前に使用」して、「その判定中に使用するフレア」をソフィアの合致したAに変更する特技であって、あらかじめ判定に使用するフレアを出しておく必要はありません。 Q:《※バシレイア》は使用回数に制限がありませんが、死亡を解除すれば再び使用できるのでしょうか? また、《砕けぬ魂》を使用して行なうメインプロセスでも使用できますか? A:はい、死亡を解除すれば使用できます。また、同様に《砕けぬ魂》を使用して行なうメインプロセスでも使用可能です。この時、死亡状態で使用したのであればそれ以上、死亡することはありませんが、戦闘不能状態で使用すると問答無用で死亡することに注意してください。 Q:《光翼の盾》で毒Xのダメージを減少させることはできますか? A:はい、できます。 Q:《魂魄破壊》を使用して攻撃を行ない、対決に勝利したなら、その攻撃のダメージロールの時点から《魂魄破壊》の効果は適用されますか? A:いいえ、あくまでも《魂魄破壊》の効果が適用されるのはその攻撃の終了後、つまりダメージロールが終わってメインプロセスが終了するタイミングと考えてください。 Q:《俺ごとやれ!》の効果で2倍になる「対象が次に受けるダメージ」とは「ダメージロール直後のダメージ」でしょうか? A:はい、そうです。「種別:防御」の特技やアイテム、防御属性などの効果は、《俺ごとやれ!》でダメージが2倍になった後に適用されます。 Q:《※クシエル》などの「(モブと)「種別:軍団」の武器を持つキャラクター」に与える「【LP】1点のダメージ」は固定ですか? それとも「あなたの与えるダメージに常に+【●●】(もしくは差分値)」といった常時作用する特技やアイテムの効果を受けるのでしょうか? A:【LP】にのみダメージを与えるような特殊な効果は、固定として考えてください。ただしこれは、【HP】が0となってダメージが【LP】に適用されるようになった状態では無関係とします。 Q:《ウィンドロード》の「移動、または離脱を行なった際」というは、自身の行動として移動か離脱を行なった場合なのでしょうか? A:はい、そうです。強制的な移動や同乗状態で別のメインのキャラクターに運んでもらっている場合などは、《ウィンドロード》の効果を得られないものとします。 Q:《※ラファエル》は【白兵値】や【射撃値】への修正はそのまま適用するとのことですが、《三界の至宝:白兵値》のような特定の戦闘能力値での判定のクリティカル値を変更する特技の効果も受けられるのでしょうか? A:はい、適用されると考えてください。 Q:《※エロアイオス》で対象の達成値を0にした後、《※因果の逆転》や《全知の陥穽》を使用されて達成値が入れ替えられた場合、《※エロアイオス》の使用を取りやめることはできますか? A:いいえ、できません。 Q:【心魂値】対決に対して突き返しを行なえる特技には、装着者の《※神気逆流》のように「【心魂値】の対決によってダメージを与える特技に対して〜」とあるものと、リアリティハッカーの《カウンターハック》のように「【心魂値】による対決でダメージやバッドステータスを与える特技に対して〜」とあるものがありますが、前者はスペリオルの《ヒュプノス》のように「ダメージを与えず、バッドステータスのみを与えてくる」特技には使用できないということでしょうか? また武侠の《忘却点穴》の様にどちらも与えてくるわけでない特技に対しては両方とも使用できないのでしょうか? A:はい、例にあるように《※神気逆流》などは《ヒュプノス》に対するリアクションには使用できません。同様に、《忘却点穴》のような特技に対しては《※神気逆流》も《カウンターハック》も両方ともに無力となります。 Q:《見えざる翼》の様な他者を強制的に飛行状態にさせる特技によって飛行状態となったキャラクターはその飛行状態を解除できますか? A:何らかの「特技の効果を解除する」効果によってのみ解除することができます。また、能動的に解除しなかった場合でも、シーン終了したならば《見えざる翼》などの特技の効果は自動的に解除されるものとします。 Q:《※ソウルスティール》の様にセッション中に他の特技をコピーする特技では、《王道楽土》のようなプリプレイ時点で影響を受ける特技をコピーしても効果を発揮しないのでしょうか? A:はい、そうなります。 Q:《闇のささやき》のような情報収集判定の達成値を上昇させる特技は「種別:強化」の特技ではないため、《※大魔王》のように特に判定の種類を指定しない「種別:強化」の特技と併用することができるのでしょうか? A:はい、できます。 Q:《武器習熟:MT/片手》を習得していれば「種別:MT/片手」の武器ならば白兵武器と射撃武器、両方のダメージが上昇するのでしょうか? また、《武器習熟:その他》を習得していれば、「種別:その他」の武器(神殺しやディスラプターなど)すべてのダメージが上昇するのでしょうか? A:はい、そうなります。あくまでも種別の名称が重要であると考えてください。たとえば、《武器習熟:剣》を取得しているなら、「種別:白兵(剣)」、「種別:射撃(剣)」の双方に効果があります。 Q:《※鬼神覚醒》など、使用することで【基本能力値】が上昇する効果を使用したなら、その【基本能力値】から算出される特技の効果や武器のダメージなども上昇するのでしょうか? A:はい、特に記述がない限りそうなります。 Q:《魔具職人》に使用回数制限のある特技を使用した場合、元となった特技の使用回数は減少しますか? A:はい、《魔具職人》を使用した瞬間に使用回数が減少するものとします。 Q:《アエロ蒸着》などのような特定の防御属性を持つ対象に効果のある特技は、それが《暗黒の太陽》で得られた防御属性であっても有効ですか? A:いいえ、《暗黒の太陽》による防御属性はこれらの特技の効果とは無関係であるものとします。 Q:《邪剣の主》にて邪剣化した武器を装備している状態で、《※バックスタブ》を使用した場合、適用される差分値は邪剣の[差分値×2]のみという解釈で問題はありませんか? A:はい、その通りです。なお、《※バックスタブ》の効果による差分値は適用されませんが、クリティカル値を−2するという効果自体は適用されることを忘れないでください。 Q:眠りの呪文書のような「この武器による攻撃でダメージを受けることはない」武器も《邪剣の主》に指定することはできますか? A:できます。ただし、「この武器による攻撃でダメージを受けることはない」の効果の方が優先され、ダメージを与えることができないため、邪剣としてはいささか扱いの難しい状態となるでしょう。 Q:《鋼の友》や《遺跡巨獣》で取得したエキストラは、単独でシーンに登場させることができますか? A:原則として、GMが許可すれば良いこととします。その場合、エキストラは何らかの理由でダメージを負ったなら、即座にシーンから退場するものとしてください。  なお、GMはエキストラが単独でシーンに登場するのではなく、《鋼の友》や《遺跡巨獣》を取得したキャラクターが「データ的には登場しているが、姿はシーン中で描写されていない」としても構いません。この場合、攻撃などを受けた場合には即座にその場に姿を現わしますし(間一髪でエキストラを庇ったなどの描写となるでしょう)、判定や特技の使用は普通にキャラクターが行ないます。ただし、姿がシーン中で描写されていないからといって、それはキャラクターが他者の特技や攻撃などの対象にならないということではありませんし、誰にも認識されない状態で好き放題に行動できるという意味ではありません。  「データ的には登場しているが、姿はシーン中で描写されていない」というケースの場合、NPCが用もなく殊更にキャラクターの姿や特殊性に言及しないというだけで、実際にはシーンに登場しており、当然ながらシーンに登場していることによるルール的な制約は受けることとなります。 Q:《システムトレース》を複数修得した場合、選択したすべての乗り物の効果を同時に受けることができるのでしょうか? A:はい、受けることができます。 Q:グレズクリスタルなどの効果にある「特技によるダメージ」というのは《※光の檻》のような特技それ自体でダメージを与えるものを指すのですか? それとも《ライガーチャージ》や《アクセルモード》などでも特技を使用した攻撃なら問題ないのでしょうか? A:《※光の檻》のような、その特技そのものだけでダメージを与える特技(特に武器などを必要としない)のことだと考えてください。 Q:《契約:●●》の特技を使用した同一のメインプロセスで同じ特技を《シンセンス》に使用できますか?  たとえば《契約:ゴルゴン》と《契約:ロキ》を使用したメインプロセスで、判定の直後このふたつを《シンセンス》で使用して《契約:ノルン》を発動し、さらにダメージロールのタイミングに同じ組み合わせで《契約:ヤマタノオロチ》を使う、といったことは可能ですか? A:可能です。 Q:《契約:ゴルゴン》の様に複数のバッドステータスを与える特技やアイテムを使用時にその一部だけ与えるといったことはできますか? A:いいえ、できません。ただしGMはプレイヤーの意向を受けて、その方がセッションがより面白いものとなると判断した場合、こうしたアイデアを受け入れて許可しても構わないでしょう。 Q:自分自身に対して与えた「種別:PSI」の特技によるダメージに対して、《※エネルギー吸収波》の使用を宣言できますか? A:いいえ、できません。 Q:「種別:蒸気軍装」のアイテムは、《将校の証》を取得しなければ常備化できないのでしょうか? A:いいえ、「ミーム:ロンデニオン」を持つキャラクターや、何らかの手段で「種別:蒸気軍装」のアイテムを入手・常備化・使用できるようになる特技を取得したキャラクターは、「種別:蒸気軍装」のアイテムを常備化することができます。 Q:《八面六臂》を使用して《奉仕の達人》や《もてなしの一品》を範囲に対して行なった場合、上昇する【戦闘能力値】や受けられる「種別:食事」は全員一律のものでしょうか? A:はい、そうです。 Q:《※荒野の棺桶》によるダメージの修正は、武器ひとつひとつに適用されるのでしょうか? 具体的には《二丁拳銃》を取得している時、装備しているふたつの武器の両方に《※荒野の棺桶》によるダメージ修正は加算されますか? A:いいえ、《※荒野の棺桶》は武器そのものに修正がなされるのではなく、あくまでも「攻撃と突き返しのダメージ」に修正が加算される特技であるため、武器ひとつひとつにダメージ修正が適用されるようなことはありません。 Q:《※必殺の二挺拳銃》ですが、これは片方の武器が使用不可になっても、もうひとつの武器にこの特技の効果は適用されるのでしょうか? A:いいえ、適用されません。まず前提として《※必殺の二挺拳銃》は「使用可能な『種別:銃』、『種別:フルオート』の武器」を装備している必要があります。その上で、「それとは別の『分類:サンドブロゥ』の『種別:銃』、『部位:片手』の武器」のダメージに修正が与えられるのです。このため、使用不能となっている武器が前者であればそもそもこの特技の効果は有効となりませんし、後者の武器が使用不能となっているならその武器による攻撃ができないので、“ダメージへの修正”が機能しません。 Q:《※必殺の二挺拳銃》と《二丁拳銃》を両方ともに取得していた場合、ダメージの修正はどうなるのでしょうか? A:この場合、まず発動に条件のない《二丁拳銃》の効果が先に適用されるとしてください。これによって「右手」と「左手」のスロットに装備された武器のダメージが合算されます。そしてその上で、どちらか片方(「分類:サンドブロゥ」の武器の方)に《※必殺の二挺拳銃》の効果が適用されます。このため、ダメージは「ふたつの武器のダメージの合算+[【肉体】×3]」となります。 Q:《マシンプロフェッショナル》で、《マシンプロフェッショナル:幻獣》のように「装備すると「分類:機械」として扱われる乗り物」以外も指定できますか? A:はい、できます。 Q:《帝釈化血十字功》の「本来の【行動値】」とは何ですか? A:《帝釈化血十字功》の効果によって、そのターン中0として扱われる前のそのキャラクターの【行動値】です。 Q:《ハイスピード》の対象となった者は受けるダメージが+10されるとありますが、「+10されるダメージ」は攻撃のダメージに限られるのでしょうか? A:いいえ、攻撃のダメージのみならず、「他者から意図を持って与えられたダメージ」すべてと考えてください。ただし、バッドステータスの効果によるものと特技の反動、代償などによるダメージはこれに含みません。裁定に悩んだ場合は、「攻撃と特技の効果で与えられたダメージは+10される」としてください。 Q:《エンジェルハイロゥ》で無効化できるダメージとは《光翼の盾》や「種別:防御」の効果、「防御属性」などを適用した後の最終的なダメージでしょうか? A:はい、そうなります。 Q:グレズの特技《フォーム:●●形態》によって《有翼の使徒》による該当スロットのアイテムが使用できない効果を覆せるのでしょうか?  たとえば、《フォーム:巨神形態》を取得することで、右腕、左腕の装備スロットを使用可能とすることはできますか? A:《遺跡巨獣》の場合と同様に、できないとします。 Q:《無限の武器庫》の効果を受けて《絶対武器》に指定したふたつの「種別:銃」の武器を右手と左手に装備し、その状態で《神器の楔》を使用しました。この場合、《神器の楔》の効果による武器の使用不能は、右手と左手両方の拳銃に発生するのでしょうか? A:はい、両方の武器に発生します。ですので、《神器の楔》の効果による束縛は両方の武器の使用不能が回復しない限り、解除されないと考えてください。 Q:《絶対武器》に指定した拳銃を装備して《神器の楔》を使用した場合、拳銃の効果と《神器の楔》の効果で、ふたつの使用不能を受けるのでしょうか? A:いえ、原則として同種のバッドステータスは重複しません。このため、拳銃と《神器の楔》両方の効果で使用不能を受けても、発生する使用不能はひとつに限られます。 Q:《神器の楔》によって発生するバッドステータスの束縛は、使用した武器が《神器の楔》の効果で使用不能である限り、プロミネンス《歪んだ時空》やEvil特技《不善の特質》でも回復できないのでしょうか? A:はい、回復しません。それがマーキュリーの力なのです。 Q:《阿修羅惨刑孔》で与えるダメージの属性は〈肉体〉なのでしょうか? A:はい、そうです。 Q:《阿修羅惨刑孔》で与えるダメージは、「種別:防御」の特技やアイテムの効果で減少させることはできますか? A:いいえ、できないものとします。これは毒Xなどと同じでクリンナッププロセスに適用される効果として扱ってください。 Q:《阿修羅瘍勁孔》は、《捨て身の覚悟》や《俺ごとやれ!》などの効果で自身が死亡した時に、自身に対して使用できますか? A:いいえ、できません。 Q:《信念の証》を習得して【HP】が0になった場合、「覚醒状態でのみ使用できる」とある特技は使用できますか? A:いいえ、できません。 Q:《ドメイン:●●》のような「種別:概念」の特技は《概念化》などを取得し、概念状態になることができるキャラクターでなければ取得できないのでしょうか? A:いいえ、取得そのものは可能です。ただし、「種別:概念」の特技は概念状態でなければ使用できません。これによってたとえば神々としての力を持ってはいるが、概念状態となることができないのでそれを振るうことができないというキャラクターが成立します。そうしたNPCを登場させて、そのNPCを概念状態に戻す方法を模索するというセッションもあり得るでしょう。 Q:《思わぬ出会い》を使用して、ふたり以上のキャラクターを一度に登場させることは可能ですか? A:はい、何人であっても可能です。ただしGMは任意で登場するキャラクターの数などに制限をかけても構いません。 Q:《颯爽剣》のように達成値を上昇させ、さらに他の効果も付属する特技を使用した攻撃に《※メルキゼデク》を使用した場合、達成値を上昇させる効果のみ無効化されるのでしょうか? A:はい、その通りです。例の場合のように《颯爽剣》のケースでは、ダメージに+差分値する効果やそもそもの白兵攻撃を行なう効果は維持されています。 Q:《剣の主》の効果で追加されるエンシェントソードのダメージは武器のデータの変更ですか? それとも単なるダメージの追加でしょうか? A:ダメージの追加となります。 Q:《変幻する世界律》は「『対象:単体』の効果を複数のキャラクターに対して同時に与える」という解釈で良いのでしょうか? A:いいえ、あくまでも《変幻する世界律》は「対象:範囲」の効果を、複数人の別の別のキャラクターを対象とする効果に変更するものです。このため、たとえば「対象:範囲」の攻撃であったならば《きらめきの壁》の効果で光翼騎士ひとりに攻撃を集中させられるところを、それが不可能となったりします。同様に《ABC殺人事件》での対象変更も不可能となります。 Q:《※魔法のプリンセス》の「攻撃や特技の効果を無効化する」とは「範囲やシーンに対して行なわれた攻撃」などであっても、すべて無効化することができるのでしょうか? A:はい、“特技や攻撃そのもの”を「行なわれたが効果を発揮しなかったもの」として無効化します。 Q:《フィストスタイル》は取得の際、「グラップラー」と「ストライカー」を選ぶとありますが、ふたつ分の特技として《フィストスタイル:グラップラー》、《フィストスタイル:ストライカー》というように両方を取得することはできますか? A:いいえ、できません。《フィストスタイル》は選択した内容について別々の特技として扱うという意のテキストがないためです。 Q:《あらがいの手》は「特技を使用したあらゆるメジャーアクション」に対してリアクションを行なうとありますが、もしマイナーアクションなどで特技の効果を受けた上で、「タイミング:メジャーアクション」の特技を使用せずに攻撃が行なわれた場合、これに対しても《あらがいの手》を使用してリアクションを行なえますか? A:できません。あくまでも《あらがいの手》は「特技を使用したあらゆるメジャーアクション」に対してリアクションを行なう特技であるため、特技を使用しないメジャーアクションに対しては用いることができないのです。 Q:《演算:OS》でエネミー特技の《超能力攻撃》は取得できますか? A:はい、できます。 Q:《※死を視る者》の攻撃に《※オファニエル》などを組み合わせた場合、自分も受けるダメージは【LP】にも与えられるのでしょうか? また、これによるダメージを受けたキャラクターが《※カマエル》や《黒き業炎》を使用した場合はどうなりますか? A:《※死を視る者》などによって【LP】に与えられるダメージは、特技やアイテムの効果によって本来のダメージを受けた対象以外には適用されないものとしてください。例のようなケースの他、《俺ごとやれ!》でダメージを一緒に受けた場合も同様と考えます。また、同じく《※カマエル》などが使用された場合も、【LP】に対するダメージは自身には適用されないものとします。 Q:《加護:雷神》を「対象:範囲」や「対象:シーン」の攻撃に対するダメージロールに使用した場合、その効果はすべての攻撃の対象に適用されますか? A:はい、されます。 Q:《口癖》には使用制限はないのでしょうか? A:原則的にはありません。ただ、GMはあまりにも設定された“口癖”の使用頻度が多いようであれば、《口癖》の効果が適用されるのは1ターンに1〜3回程度としても良いでしょう。  たとえば設定された“口癖”が「舌打ち」で、攻撃を受けるたびや行なうごと、他者の行動を観察するごとに「舌打ち」を行なうようなキャラクターであった場合、あまりにも頻繁に山札のシャッフルが行なわれ、セッションの進行が大きく阻害されてしまいます。  GMは状況を観察してセッションの進行を管理し、必要であると判断したならば、《口癖》の使用に制限を課すべきです。 Q:複数を対象とした対決のリアクションで《※因果の逆転》のような達成値を入れ替える特技を使用した場合、その対決で対象となった他のキャラクターに対しても能動側の達成値は変動しますか? A:はい、変動します。 Q:FAQにて「眠りの呪文書のようなダメージを与える武器を《邪剣の主》に指定できるが、この邪剣ではダメージを与えることはできない」と回答されましたが、邪剣によって【LP】を失うのは「その武器でダメージを与えた時」とありますので、こういった武器を邪剣にして敵に効果を与えても使用者の【LP】が減ることはないのでしょうか? A:はい、あくまでも邪剣によって【LP】を失うのは、その武器でダメージを与えた時ですので、ダメージを与えない限り使用者の【LP】が失われることはありません。もしも何らかの効果によって“邪剣に指定した眠りの呪文書”でダメージを与えることができるようになった場合、当然ながらその“邪剣化した眠りの呪文書”でダメージを与えると【LP】の失われる効果が発動することに注意してくだい。 Q:《契約:メディア》で「代償:効果参照」の特技を指定した場合に、《契約:メディア》を《シンセンス》の素とした時、《契約:メディア》の代償はどうなりますか? A:特に変化はありません。《契約:メディア》でコピーした特技の効果欄にかかれている内容通りに代償を支払うことになります。 Q:御遣いの《天使の子》などで初期パスが4つある場合でも、「オープニングのシーン終了処理(『CFS』P183)」にあるように、オープニングフェイズの間は「フレアが3枚を下回っていた場合のみ補充」なのでしょうか? それとも「パスと同じ枚数まで補充(通常は3枚)」なのでしょうか? A:初期のパスの数にかかわらず、オープニングフェイズで行なわれる手札の補充は3枚を下回っていた場合のみ、3枚まで補充となります。 Q:テオトルの《シェイプ:●●》の特技はコピー特技の対象になりますか? A:はい、ルール上可能です。あなたが特殊なテオトルとなることを阻めるのは、あなたのテーブルのGMだけです。たとえば、あなたは《異能》を習得することで《シェイプ:アーモンドアイ》をコピーすることもできます。この場合あなたはアーモンドアイの姿形をしていても構いませんし、あくまでもその超能力だけをコピーしたのだということにしても構いません。 Q:富嶽の《守り刀》の効果で脇差しを「部位:その他」に装備した場合、脇差しを装備した場合に得られる【回避値】+2の修正を受けられなくなるのでしょうか? A:いいえ、《守り刀》の効果を受けて「部位:その他」に装備した場合でも、脇差しを装備することによって得られる【回避値】への修正には特に変化はありません。 Q:富嶽の《守り刀》の効果で脇差しを「部位:その他」に装備し、「部位:右手」か「部位:左手」のどちらか片方に脇差しをもう一本装備した場合、「ふたつを「右手」「左手」のスロットに装備した場合、【回避値】+3」の効果は、「片手」と「その他」になるので受けられないのでしょうか? A:はい、あくまでも質問にある脇差しの効果は「右手」と「左手」の装備スロットに脇差しを装備することによって得られるものであるため、脇差しを「右手」か「左手」のどちらか片方に装備した上で「その他」に装備した場合、効果は得られません。 Q:《グランフォール》の水中状態を与える効果は、飛行状態ではない対象にも有効ですか? A:はい、有効です。 Q:《蒼き霧の帳》の隠密状態が解除されない効果は、《蒼き夜の帳》以外の効果によって得られた隠密状態に対しても有効ですか? A:はい、有効です。 Q:《※鎮める時の輪》の効果で「タイミング:セットアッププロセス」の特技を使用する時に、《※鎮める時の輪》を使用できますか? A:いいえ、同名特技の効果を同時に受けることはできません。 Q:《おまじない》を使用して、バッドステータスを与えるアイテムを使用したメジャーアクションの達成値を上昇させることはできますか? A:はい、できます。 Q:《二丁拳銃》や《二刀流》は、「右手」と「左手」の装備スロットに装備しているアイテムのどちらかが使用不能である場合でも、その効果を受けることはできるのでしょうか? A:これについてはできないものとします。 Q:《※破滅の炎》や《契約:ヘラクレス》の様に「マイナーアクション1回とメジャーアクションを必要とする」特技の場合、このマイナーアクションとメジャーアクションは同一のメインプロセスで行なう必要があるのでしょうか? A:いいえ、そのようなことはありません。 Q:《BS無効:束縛》などで元々バッドステータスを受けない対象には、《神器の楔》による束縛も効果がないのでしょうか? A:はい、あくまでも《神器の楔》による束縛は、少々特殊な解除条件を持つ束縛にすぎません。 Q:《変幻する世界律》を受けて、「対象:範囲」の攻撃の対象が【魔術】体に変更された場合、《ターゲットコントロール》でその攻撃の対象を変更できるようになるのでしょうか? A:はい、変更可能となります。《変幻する世界律》の弱点です。 Q:《きらめきの壁》で「対象:範囲」の攻撃の対象をひとりに変更した際、「デイブレイクや《銀の守護者》、プロミネンスの効果以外で移し代えできない」とある《加護:雷神》を使用した場合、《きらめきの壁》による対象変更の効果は打ち消されますか? A:いいえ、打ち消されません。あくまでも《加護:雷神》の効果は、対象を変更する効果ではなく、ダメージを移し換える効果にしか及びません。具体的には《カバーリング》や《ガードビット》などの「ダメージを代わりに受ける」という意味のテキストを持つ特技などです。 Q:《呪文詠唱》は「ブランチ:メイジ」を持たない場合も「種別:強化」として扱われるのでしょうか? A:はい、そうです。 Q:《呪文書展開》でダメージを追加する「呪文書ひとつ」は、それを使用したことにはならないのでしょうか? A:いいえ、使用したものとして扱ってください。 Q:《呪文書展開》でダメージを追加する「呪文書ひとつ」が、「ダメージを与えると、同時にバッドステータスを与える」ようなものであった場合、これらの追加効果も《呪文書展開》による効果に加えられるのでしょうか? A:はい、バッドステータスを追加する効果を「装備中の呪文書」が持っている場合は、その効果も加えてください。 Q:《無慈悲な女王》の効果を受けた武器によるダメージは「『ブランチ:宇宙怪獣』の特技を用いて与えるダメージ」とみなされるでしょうか? A:いいえ、みなされません。 Q:鷹武者の《違い鷹の羽》《大蛇絡み》《熊鷹眼》《隼返し》《鎧通し》《※守護尊顕神》はMTを装備していなくても使用、あるいはその効果を受けることができますか? A:はい、できます。 Q:《跳躍回避》や《ブリンクアウェイ》などで避けに成功した場合、必ずエンゲージから離脱しなければならないのでしょうか? A:はい、そうです。 Q:《※記憶継承》などでコピーした特技はコピー特技が含まれるミームやブランチの特技として扱われるのでしょうか? たとえば《※記憶継承:月の剣舞》は「ミーム:コラプサー」の特技として《果て超ゆる意識:※記憶継承:月の剣舞》といったことが可能なのでしょうか? A:はい、可能です。 Q:《非実体》の効果を受けている状態では〈肉体〉属性の武器を使用した攻撃を行なえませんが、基準が【肉体】の武器に対して属性を〈肉体〉以外に変更する効果を適用した場合、その武器で攻撃を行なうことは可能ですか? A:はい、可能です。 Q:《血族:●●》は経験点を消費して追加で取得できますか? A:いいえ、《血族:●●》は原則として《不滅存在》の効果によってしか取得できません。例外は《※同族喰らい》の効果によって、一時的に取得する場合に限られます。 Q:《モナドナックル》は「素手のダメージの基準となっている【基本能力値】」を使用しますが、もし素手を邪剣などに指定して「ダメージの基準となっている【基本能力値】」がない場合は、参照する【基本能力値】がないため、数値は0として扱われるのでしょうか? A:はい、その通りです。 Q:《稲荷秘文》は「種別:呪文書」のアイテムの効果を打ち消すためには使用できないのでしょうか? A:はい、使用できません。 Q:《神器の楔》はミサイルランチャーのような消耗品の「種別:特殊武器」を《絶対武器》に指定した上で使用できますか? A:使用は可能ですが、消耗品の性質上から使用した直後にその武器がなくなってしまうため、「この束縛は、あなたが攻撃で使用した武器が使用不能となっている間、解除できない」という効果については意味を持ちません。ダメージを与えた対象に束縛を与えるという効果については通常通りに機能します。 Q:《無限の武器庫》で複数の武器を絶対武器に指定し、その内のひとつで《神器の楔》を使用した場合、《無限の武器庫》で指定した武器すべてが使用不能となるのでしょうか? A:いいえ、使用不能となるのはあくまでも《神器の楔》を使用したメインプロセスにおいて、攻撃に使用した武器のみに限られます。 Q:《※永劫の探究》や《※オーバーリアクト》など、「あなたが対象を選択することもできない」と書かれた特技は、その効果の範囲内に隠密状態のキャラクターがいた場合、そのキャラクターも対象に含むのでしょうか? A:いいえ、原則としては「あなたが対象を選択することもできない」と書かれた特技であっても、隠密状態のキャラクターは対象に含めることはできません。ただし、「隠密状態のキャラクターを対象にできる」効果を受けている場合は、やはり強制的に対象に含まれることとなります。このため、《※永劫の探究》を探索者が取得している場合は、自動取得の《顕わしの瞳》の効果によって常に「隠密状態のキャラクターを対象にできる」状態であるため、強制的に対象に含まれることとなります。 アイテム Q:全弾発射は「1シナリオに1回まで使用できる」と書かれていますが、複数所持していた場合でも、同じように1シナリオに1回までしか使用できないのでしょうか? A:いいえ。複数個、全弾発射を所持しているなら、そのひとつにつき1回まで使用することができます。 Q:「種別:乗り物」のアイテムは、防具として扱われるのでしょうか? A:はい。「種別:乗り物」のアイテムは、「分類:防具」のカテゴリの一種です。なお、防具とひと言で書いた場合、「分類:防具」と「種別:防具」の両方を指しているものと考えてください。  アイテムは原則的にふたつの分類を持ちます。ひとつはそれが「分類:一般」であるか、それとも特定のミームに属するものであるのかという分類で、もうひとつが武器や防具、その他のアイテムであるのかを示すためのものです。実際の記述では、これらの要素はまず運用上で重要となるミームの部分を優先し、「分類:一般」である場合のみ、武器か防具かなどを記述しています。 Q:他の特技やアイテムを取得することで取得できる、「購入:−/−」のアイテムはいくつまで入手できますか? たとえばガレーを常備化した場合、ラムを複数入手することはできるのでしょうか? A:特に記述がない場合、入手できるのはひとつまでです。同様に、「コストなしで入手できる」と書かれているアイテムを入手する場合も、手に入れられるのはひとつに限られます。 Q:AF/E-X30 フォートレスフレームを、HMT-121X デグラード以外のMTに取り付けることはできますか? A:できます。 Q:魔剣の印の効果は、内なる無限の世界:剣によって効果が変更された《魔剣召喚》を使用する場合にも効果を持ちますか? A:いいえ、すでに内なる無限の世界:剣によって《魔剣召喚》の効果が変更されているため、魔剣の印は効果を持ちません。 Q:武器を装備している場合、その武器は構えていると考えていいのでしょうか? たとえばロングソードを装備している場合、抜き身で手に持っているということになりますか? A:原則的にはプレイヤーの任意で構いません。すでに装備スロットに装備している武器が、常に手に構えられ攻撃を即座に行なえる状態になっているのか、それとも他者に無用の警戒を抱かれないように鞘やホルスターに収められているのかは、プレイヤーが自由に決定できるものとして、武器の準備や鞘に収めるなどの行動はオートアクションでいつでも行なえるものとします。  たとえば、「種別:変身」の武器を装備しているキャラクターは、任意のタイミングで宣言することで、自由に変身したり、その変身を解除できるということです Q:経験点を使ってMTを常備化すればMT乗りのブランチ(ORDERやドミニオンなど)を取得していなくてもMTを装備して使用できますか? A:いいえ、できません。 Q:かぶりものを装備した上で、「種別:防具(胴部)」かつ「部位:胴部」の防具を装備することはできますか? A:はい、できます。 Q:AF/E-X18 ワイルドフレームの効果は素手にも適用されますか? A:あなたが《モナドファイター》を取得しているなら、AF/E-X18 ワイルドフレームの効果を受けて素手による攻撃を行なうこともできます。 Q:乗り物や防具などのダメージへの修正は、武器のダメージに適用されるのでしょうか? それともその武器を使った攻撃のダメージに適用されるのでしょうか? A:武器を使った攻撃のダメージに適用されます。たとえばYF-23グレイゴーストを装備して、スチェッキンAPSを《二丁拳銃》で両手に持った場合、ダメージはスチェッキンAPS(【技術】+2D6)がふたつで、「[【技術】×2]+4D6」。これにYF-23グレイゴーストの+10を加算して、「[【技術】×2]+4D6+10」となります。 Q:【行動値】が固定されたり、MTなどの別の基準が適用される乗り物や防具などを装備中、《電光石火》などの常に【行動値】を上昇させる特技の効果は適応されますか? A:いいえ、されません。ただし、「MTの【行動値】を上昇させる」というような意味の特技に限ってはその限りではありませんし、固定された【行動値】を変化させるような効果については、別個に適用されることもあるでしょう。 Q:【行動値】が固定されたり、MTなどの別の基準が適用される乗り物や防具などを装備中、その【行動値】を一時的に上昇させたり、低下させるような特技やアイテムの効果は受けますか? A:受けます。 Q:M230/MT 近接防御機関砲の達成値に+1される効果は、この武器を使用していない時にも有効ですか? A:はい、有効です。 Q:内なる無限の世界:剣のような、常備化するために能力値や戦闘値の制限のあるアイテムを常備化する場合、それらの能力値や戦闘値を上昇させるアイテムの効果を受けた状態でそれらの条件を満たして常備化を行なうことはできますか? A:できない、とします。常に効果を発揮している特技などによる修正とは違い、アイテムによる能力値や戦闘値への修正は、それらのアイテムが失われた場合、失われてしまうからです。 Q:《夢守の紋章》で指定した武器は《ヴィジョン:●●》の特技で作り出したものとして扱うとありますが、この武器は夢状態でなくても使用できますか? A:いいえ、できません。 Q:《夢守の紋章》で指定した武器の種別を、《夢守の指輪》で変更できますか? A:いいえ、できません。 Q:「内なる無限の世界:剣」は《剣山刀樹》の効果を受けた魔剣にも有効ですか? A:いいえ、あくまでも《剣山刀樹》の効果を受けた魔剣は、魔剣ではなく“《剣山刀樹》の効果を受けた魔剣”という別の存在と考えてください。このため、“《剣山刀樹》の効果を受けた魔剣”に魔剣のダメージを上乗せすることはできます。 Q:「DAF/E-M06S スマートフレーム」に付属の「PB-49/L プラズマスマートガン」は、『FP』P103に掲載のものと同名の武器ですか? 同名の武器の場合、データが微妙に違うのは何故ですか? また、同名の武器である場合、《無限の武器庫》などで同じ武器として指定できるのでしょうか? A:本来的には同名のアイテムです。データが少し異なるのは、「DAF/E-M06S スマートフレーム」の狙撃用レドームの効果によるものです。ただし、同名の武器ではありますがあくまでも「DAF/E-M06S スマートフレーム」に付属の「PB-49/L プラズマスマートガン」は、「『DAF/E-M06S スマートフレーム』の効果を受けた『PB-49/L プラズマスマートガン』」となります。これが厳密に同名の武器として扱われるかは、各テーブルのGMの判断としてしてください。 Q:MTオプションの「リペア処理」で影響を受けるHP修正はMT本体だけのものでしょうか? A:はい、そうです。 Q:歩行戦車はスペースムーバーをつけても、真空を防げないのでしょうか? A:はい、気密ヘルメットや耐真空ジェル、その他の真空を受けないようにするアイテムを別途使用してください。 Q:赤砂の外套でダメージを強化する特技として《魔剣召喚》を指定できますか? A:いいえ、できません。《魔剣召喚》はダメージを与える特技でも、攻撃を行なう特技でもないためです。 Q:大砲やBR-X31L バスターランチャーのように、使用するためにマイナーアクションで弾込めやチャージが必要な武器の場合、その直後のメジャーアクションで発射しなければならないのでしょうか? A:いいえ、そのようなことはありません。 Q:輝く紋章を描いた盾と輝く紋章を同時に装備した場合、その行動値への修正は重複するのでしょうか? A:いいえ、盾に描いたものであろうと輝く紋章の効果は同名装備として重複しません。 Q:関孫六のような「種別:防具」として扱われるアイテムを《※名品》に指定した場合、攻撃力とHP修正の両方が上がるのでしょうか? A:はい、これは「種別:変身」のような武器の場合でも同様です。 Q:サイバーガンを複数装備した場合、行動値修正は重複しますか? A:いいえ、同名装備の効果は重複しません。 Q:「種別:戦闘脚」のアイテムは「種別:乗り物」ですか? A:いいえ、違います。 Q:『ダークネスディアマント』で追加された「分類:グレズ」の呪文書は、ギフトを持たないキャラクターでも入手、使用できるのでしょうか? A:はい、一部の「購入:−/−」のアイテムを除き、これらのアイテムは特にギフトを持たないキャラクターでも「分類:グレズ」のアイテムを入手、使用できるキャラクターであれば、入手、使用できます。 Q:剛龍爪の「この武器は素手として扱う」とはどういうことでしょうか? A:まず、剛龍爪は「素手による攻撃を行なう」や「素手による突き返しを行なう」という意のテキストを持つ特技を使用する際に、“素手”として用いることができます。 Q:「種別:戦闘機/メタビースト」のアイテムは、「種別:戦闘機」とは違うものなのでしょうか? A:いいえ、「種別:戦闘機/メタビースト」のアイテムは、「種別:戦闘機」であると同時に、「種別:メタビースト」であるアイテムと考えてください。このためたとえば、「種別:戦闘機/メタビースト」のアイテムを装備して、「種別:戦闘機」を装備していなければ使用できない特技も使用できます。 Q:「ミーム:グレズ」を持たないキャラクターは、結束のリボンを得てもウィービングマスケットやウィービングキャノンを入手できないのでしょうか? A:結束のリボンを得た場合、召砲の呪文書を自動的に得ますので、その効果で入手・常備化が可能です。そして「種別:変身/機聖晶」のアイテムを通して入手したアイテムは、総じてミームにかかわらず支障なく所持、使用ができます。 Q:フェザースノウをふたつ同時に装備することによるダメージへの修正は、フェザースノウを用いた攻撃や突き返し以外にも有効ですか? A:はい、有効です。 Q:「種別:オートバイ」の乗り物を装備した場合、「分類:機械」としても扱われるのでしょうか? A:いいえ、扱われません。 Q:あるキャラクターが《捨て身の覚悟》を使用する際に、他のキャラクターが宝貝・点破旛を使用した場合、差分値はどうなりますか? A:まず、自身の《捨て身の覚悟》による+[差分値×2]、これに別のキャラクターが使用した宝貝・点破旛の効果が加わって、+[差分値×3]となります。もし《捨て身の覚悟》を使用したキャラクターと、宝貝・点破旛を使用したキャラクターが同一である場合は、ひとりのキャラクターが発生させられる差分値はひとつまでであるため、《捨て身の覚悟》と宝貝・点破旛の効果は重なりません。  宝貝・点破旛は平たくいえば、「自身の+差分値を+[差分値×2]に変更できる」という効果と、「他者のダメージに+差分値できる」というふたつの効果を併せ持っていると考えてください。これは同様の特技やアイテムすべてにいえます。 Q:サモンカタリストを使用した状態で代償がHPの《契約:●●》の特技を《パートナー指定》で使用する場合、まず代償を半分にしてからサモンカタリストの効果を受けるという処理で良いのでしょうか? A:はい、その通りです。もしこの状態で《シンセンス》を使用する場合、使用する(《シンセンス》の素となる)《契約:●●》の代償はそれぞれにサモンカタリストの効果を適用した数値を採用してください。 Q:「分類:エーシル」のアイテムの解説に「『分類:エーシル』の乗り物は『乗り物(ネチェル)』としても扱うが、グランザッパーなどのスターファイター用のアイテムの効果は使用できない』とありますが、スターファイター用のアイテムとは具体的には何なのでしょうか? A:現状では基本ルールブックのザッパーやペネトレイトザッパー、ワイドザッパー、『ラピスフィロソフォルム』のグランザッパー、フォールトブレードなどが該当します。つまりスターファイターと同時にでなければ装備できなかったり、「スターファイターと同時にでなければ装備できないアイテム」に何らかの修正を加えるアイテムのことだと考えてください。当然ながらこれらのアイテムを使用して攻撃を行なうこともできません。 Q:赫き大地の印章の効果は「《魂魄破壊》を受けた攻撃でダメージを受けた〜」とありますが、【心魂値】対決に《魂魄破壊》を使用した場合や、命中してもダメージを与えられなかった場合はこのアイテムの効果は得られないのでしょうか? A:はい、そうなります。 Q:輝く紋章はフローティングシールドのような「右手」や「左手」の装備スロットを使用しない「種別:防具(盾)」のアイテムとも組み合わせることができますか? A:いいえ、あくまでも輝く紋章は「右手」や「左手」の装備スロットに装備するアイテムであり、これに「種別:防具(盾)」を組み合わせることができるのであって、盾が主体ではありません。 Q:使用不能を受けた武器は「装備スロット」から「一般装備」へと移せませんが、これは《魔剣召喚》や《ドレスチェンジ》のような装備を変更する効果を持つ特技を使用した場合でも同様ですか? A:はい、そうです。加えて何らかの効果で「オートアクションで装備を交換できる効果」を得ている場合でも、使用不能になった武器を装備している「装備スロット」の武器は交換できないものとします。 Q:アームストロング砲を装備するなどして「マイナーアクションで移動を行なうことができない」状態のキャラクターでも、《空間跳躍》のようなマイナーアクション以外のタイミングで移動を行なう特技を使用して移動は可能ですか? A:はい、できます。 Q:剛龍爪のような「この武器は素手として扱う」と書かれた武器の射程はゾディアックプロテクターの効果で「射程:シーン」に変更できるのでしょうか? A:はい、可能です。 Q:《ウェポンマウント》で指定したアイテムをマシンインテリジェンスで選択する対象に含めることはできますか? A:はい、可能です。ただし、マシンインテリジェンスはあくまでも選択したアイテムを装備している場合にだけその効果を使用できるアイテムであるため、《ウェポンマウント》で指定したアイテムを装備せずに使用している場合、マシンインテリジェンスの効果を受けることはできません。 Q:冒険系クラブで振り直せるダイス1個というのは、判定かダメージ決定のものだけでしょうか? A:はい、その通りです。 Q:神王の祝福や拝領名に必要なパスは「Dパス:エニア三世からの期待」や「Dパス:織田信長からの試し」でも良いのでしょうか? A:いいえ、Dパスはこれらの「特定のパスを必要とする」あるいは「特定のパスがあると効果が変わる」アイテムの条件には含まれないと考えてください。 Q:ツインエッジは「種別:剣」で、さらに「種別:杖」としても扱われますが、この武器で《剣仙》の効果を受けつつ《棍法》を使用することはできますか? A:はい、ツインエッジに限らず「この武器は『種別:●●』としても扱われる」という意のテキストを持つアイテムは、その本来の種別と効果欄で指定されたもうひとつの種別の双方を持つアイテムとして機能します。 Q:夢守の指輪の効果では、「種別:銃」や「種別:剣」などは変更できても、「種別:射撃」や「種別:白兵」は変更できないということで良いのでしょうか? A:はい、その通りです。 Q:インストゥルメンタルターミナルなどの効果欄に「ガンターミナルとして扱う」とあるアイテムは、通常のガンターミナルにある「『ミーム:グレズ』および『ブランチ:サイバーパンク』を持つキャラクターは装備できない」の効果も持つのでしょうか? A:はい、持ちます。 Q:《邪剣の主》で指定した武器に、+2魔力化を使用した場合、差分値の係数も増えるのでしょうか? また神殺しに+2魔力化を使用した場合はどうなりますか? A:邪剣などの属性のない武器に対して+2魔力化を適用した場合でも係数は増加し、質問のケースの場合、ダメージは[差分値×3+7D6]となります。ただし、神殺しのように基準のある武器の場合は[【技術】×4+5D6+差分値]となります。 Q:AF/E-M12S2 ニンジャサープリスの「ブランチ:忍者」の特技のダメージに+【魔術】する効果は、《※忍法・瞳術》にも適用されますか? A:適用されるものとします。 ギフト Q:ダスクフレアは、機聖晶を得てカームキーパーとなることはできますか? A:少なくともそれを禁じるルールは現状、存在しません。ダスクフレアがプロミネンスを用いてキュベレーなどの機聖晶の授け手をコントロールし、自分の魂を機聖晶に精製させてしまうことはあり得るでしょう。また、Evilの対抗するためにキュベレーがなりふり構わずに行動することもあり得るかも知れません。ダスクフレアが自らの創世のためにカームキーパーの力を欲することはあり得ないとはいえないことです。いずれにせよ、あなたがGMであるなら、ゴールデンルールにしたがってあなたのテーブルでのセッションの決定権はあなたにあります。 Q:ギフト「癒しの願い」を持ったキャラクターが希望の聖弓を《絶対武器》に指定した場合、ダメージはどうなりますか? A:「[【根源】×3+4D6]+【魔術】」となります。 Q:希望の初期値は、上限であると考えて良いのでしょうか? もし何らかの効果で希望が回復した場合でも、初期値より多くは回復しないのでしょうか? A:はい、そう考えてください。 Q:[希望初期値]を求める時の【根源】は薔薇十字の指輪などのアイテムで増加した分も含まれますか? A:いいえ、アイテムで増加した分は含まれません。 Q:[希望初期値]が減少するギフト特技を、[希望初期値]がマイナスになるように習得することは可能でしょうか? A:[希望初期値]を0以下にはできないものとします。 Q:クライマックスフェイズにふたつ以上のシーンが存在する場合、クライマックスフェイズの最後のシーン(たとえそれが戦闘でなくても)にNPC化するかどうかの判定を行なえば良いのでしょうか? それともDDのP147にある“プライマリーBOSS”(あるいは最後に行なうシナリオBOSS)との戦闘終了時に判定を行なうのでしょうか? A:“プライマリーBOSS”(または最後に行なうシナリオBOSS)との戦闘終了時に判定を行なってください。 Q:《全知の陥穽》で入れ替えた達成値を《全知の陥穽》(もしくは同様の効果を持つ特技)で再度入れ替えることはできますか? A:はい、できます。 Q:《心の万華鏡》を使用することで任意の【戦闘能力値】をふたつ選択し、その数値をシナリオ終了時まで入れ替えることができるとありますが、入れ替えられる【戦闘能力値】に制限はありますか? A:いいえ、ありません。また、入れ替える【戦闘能力値】の数値はアイテムや特技などによる修正後の数値であると考えてください。 Q:《痛みがもたらすもの》はダメージを与える【心魂値】対決に対して使用できますか? A:いいえ、使用できません。 Q:《痛みがもたらすもの》は行動済みでも使用できますか? また、未行動状態で使用した場合、そのメインプロセス終了後行動済みになりますか? A:はい、行動済みでも使用できます。また、使用したとしてもこの特技の効果によって行動済みとなることはありません。 Q:《凶龍の魔爪》は「防御属性:肉体」を持たないキャラクターに対して《※ドラゴンクラッシャー》を使用した場合も有効ですか? A:いいえ、あくまでも《凶龍の魔爪》の効果は「防御属性:肉体」を無効化した時のみ効果を持ちます。 Dパス Q:《破界の剣》の効果はいつまで続きますか? A:シナリオが終了するまで持続します。 Q:《死人の覚悟》の効果を受けて覚醒状態となっている時、【HP】がまだ残っている状態で最大HPを超えるダメージを受けた場合、残っている【HP】を超えたダメージは【LP】に適用されるのでしょうか? A:いいえ、たとえ覚醒状態であっても、ダメージは【HP】が残っているなら原則として【HP】から適用されます。そして残っている【HP】の数値を超えるようなダメージを受けたとしても、一旦そこで【HP】が0になるだけで、残【HP】を上回るダメージはキャンセルされると考えてください。【LP】にダメージが入るのは、何らかの特殊な効果を受けていない限り、【HP】が0になって次のダメージを受ける段階からです。 Q:「Dパスによって手に入れた特技(パスを書き換えないと使用できない特技)」には《三千世界百科全書》の《ジェオライト爆弾》や《証拠は眠る》の《Wの検索》なども含まれますか? A:いいえ、含まれません。たとえば、例にある《ジェオライト爆弾》は《三千世界百科全書》が使用可能な状態となっているかどうかにかかわらず、通常の特技と同様に使用できます。 Q:《証拠は眠る》で「《Wの検索》をすでに習得済みの場合、”任意の”特技をひとつ習得できる」とありますが、これは「自分の持つコロナ、ミーム、ブランチあるいは一般特技から任意に」という解釈で良いのでしょうか? A:はい、その通りです。 Q:《エースドライバー》の効果は常に+差分値を得た上で、さらに+差分値の効果を得た場合は代わりにダメージに+[最も高い【基本能力値】×2]するというものですが、+差分値ではなく「ダメージに+差分値する。すでに差分値を得ている場合、+[差分値×2]に変更する」という効果を得た場合はどうなるのでしょうか? A:《エースドライバー》を取得しているキャラクターが、次の内どちらにするかを選択してください。「《エースドライバー》の+差分値の効果を、+[差分値×2]に変更する」、または「《エースドライバー》の+差分値の効果に加え、+[最も高い【基本能力値】×2]する効果を得る」です。もしもさらに「ダメージに+差分値する。すでに差分値を得ている場合、+[差分値×2]に変更する」という効果を得たなら、「+[差分値×2+(最も高い【基本能力値】×2)]」という状態になることもできます。 Q:Dパスと通常のパスは同じものとして扱うのでしょうか? A:いいえ、違うものとして扱ってください。その結果として、より複雑な心境を抱くこともあり得ますし、Dパスと通常のパスとで矛盾した心の働きを得ることもあるでしょう。しかし人の心とは元より矛盾を内包したものであり、キャラクターがより複雑な内面を持つことこそがDパスの難しさであるともいえます。 戦闘 Q :【行動値】10の剣客がセットアッププロセスで《抜刀術》を使用して行動済みになり、【行動値】25の時点で《戦乙女の声》の効果で未行動になった場合、この剣客はすぐに行動できるのでしょうか? それとも【行動値】10の時点で行動になりますか?  また、同様の状態で《戦乙女の声》を使用されたのが【行動値】5の時点の場合はどうなりますか? A:前者のケースでは【行動値】10の時点で行動となり、後者の場合は即座に行動を行なうこととなります。 >>UPDATE Q:バッドステータスの使用不能を受けた武器を「装備スロット」から「一般装備」へと移した場合、使用不能はどうなりますか? A:使用不能を受けた武器は「装備スロット」から「一般装備」へと移したとしても、使用不能はそのまま維持されます。 >> Q:自分自身を攻撃などのダメージを与える行為の対象にできますか? A:その攻撃が「対象:単体」である場合、「射程:遠隔」である場合はできないものとします。それ以外のケースでは、自分を巻き込むように「対象:範囲」や「対象:シーン」の攻撃を行なうことで可能であるとします。 Q:複数の対象から突き返しを受けた場合、ダメージはそれぞれ別のタイミングとして受けるのでしょうか? A:はい、そうなります。 Q:戦闘不能状態で突き返しのダメージを受けた場合、「とどめを刺す」扱いになるのでしょうか? A:いいえ、「とどめを刺す」はあくまでもメジャーアクションで行なう行動であり、ただダメージを受けただけでは「とどめを刺す」の扱いとはなりません。 Q:騎乗状態のキャラクターに対して同乗状態となっているキャラクターは、騎乗状態のキャラクターがエンゲージからの離脱を行なった場合、騎乗状態のキャラクターと一緒にエンゲージから自動的に離脱するのでしょうか? A:はい、同乗状態のキャラクターは必ずその状態のメインとなっているキャラクターと同時に移動を行なうこととなります。これは離脱や強制的な移動、特技の効果による移動の場合でも同様です。また、こうした状態でメインではないキャラクターは、特技の効果によっても自発的な移動は行なえないものとします。 Q:異なる結界外効果のダメージは個別に計算するのでしょうか? たとえば【魔術】10のキャラクターが《あばれ怪獣》(結界外効果100)を使用して宝貝・白華剣(結界外効果10)で攻撃した場合はどうなりますか? A:効果を高い方に合わせてください。例のケースでいえば、《あばれ怪獣》(結界外効果100)を使用しているので、すべてのダメージを算出してから単純に100倍する形としてください。 Q:バッドステータスの無重量を受けないキャラクターでも、飛行状態でなければ無重量状態の移動、離脱の制限は受けるのでしょうか。 A:はい、受けます。 Q:不信のバッドステータスを受けたキャラクターに対し、“他人を庇う”(特技でもアイテムでもなく、同意も必要でない行動)を行なえますか? A:行なえます。 エネミー特技 Q:「最も高い【能力値】」が【戦闘能力値】だった場合、《自爆》や《反撃能力》の属性はどうなりますか? A:無属性として扱ってください。 Q:《醜悪なる異業》の効果を受けているキャラクターは、自身では「種別:防御」の特技やアイテムの効果を受けることはできませんが、他者が使用した「種別:防御」の特技やアイテムの対象となることはできるのでしょうか? A:はい、できます。Evilに操られたヒロインが眩惑されてその力を使わせられるなど、よくあるシチュエーションでしょう。 Q:《背徳の招き》は射撃攻撃なのでしょうか? A:はい、そうです。ただし、判定は【心魂値】で行ない、それに対するリアクションも【心魂値】で行ないます。 Q:《愉悦の指先》で攻撃を行なわせる際、対象に特技を使用させることはできますか? また、この効果による攻撃はメジャーアクションを行なったとみなされるのでしょうか? A:いいえ、特技を使用させることはできません。また、同様にこの効果による攻撃で、対象がメジャーアクションを行なったとはみなされません。ですので、たとえば《終わる世界》の効果を受けているキャラクターにこの特技を使用して、追加でダメージを与えることはできませんし、《盾の乙女》による達成値への上昇の効果がこれで消失することもありません。 プロミネンス Q:《異形への転生》の効果の対象に、龍皇軍や使用人などのアイテムとして機能するNPCを選択することはできますか? また、可能だとしたら、それによって得られている効果を停止させることはできますか? A:これらのアイテムや特技などで得たNPCは、「特殊なエキストラ」(『CFS』P200)として扱い、PCが戦闘不能、死亡するまでは、原則として敵の効果の対象にはならないものとします。このため、《異形への転生》の効果の対象に龍皇軍や使用人を選択することはできませんし、その効果が停止することもありません。 Q:ダスクフレアが未行動の時に《永劫の刹那》を使用した場合、行動済みになりますか? A:いいえ、なりません。 Q:ダスクフレアがイニシアチブプロセスに《永劫の刹那》を使用した場合、その《永劫の刹那》によるメインプロセスの終了後、さらにイニシアチブプロセスは発生しますか? A:いいえ、発生しません。というよりも、《永劫の刹那》によるメインプロセスは、その《永劫の刹那》が使用されたイニシアチブプロセスに割り込んで発生しているため、厳密にはイニシアチブプロセスは終了していないのです。このため、《永劫の刹那》が使用されたイニシアチブプロセスは《永劫の刹那》の使用後も継続しており、そこにさらに《永劫の刹那》を使用することは、同一タイミングに複数の特技やアイテム、プロミネンスを使用できないという原則に反することになります。 Q:《夕闇の波動》や《大いなる脅威》などのダイス数が増加する効果を受けている場合、ファンブルはどうなるのでしょうか? A:ダイスを振った結果として、ダイス目がファンブル値を下回っていた場合にファンブルは発生します。 Q:《崩壊する大地》は、カオスフレアが庇った対象には効果がないとありますが、庇えるかどうかはどう判断すればいいのでしょう? A:原則的には、GMがその時のセッションで演出する物語の雰囲気に合わせて、任意で判断してください。マクロな視野で展開する話であれば、「世界そのものを庇う」という物語もあるでしょう。また、たとえばボディガードものであれば、国王を庇うには「同じエンゲージでなければならない」という判断もあるでしょう。迷うようであれば、同じシーンに登場している対象は、何体であってもカオスフレアが「庇う」と宣言すれば、庇えたものとして扱うと良いでしょう。 Q:《撃ち貫くもの》は「あなたがそのダメージロールで与えるダメージは、いかなる特技、アイテム、防御属性によっても軽減されない」とありますが、ダメージを軽減するのではなく0にする《※ウリエル》や《※乾坤一擲》でも、《撃ち貫くもの》によるダメージは防げないのでしょうか? A:いいえ、ダメージを軽減するのではなく、ダメージを変更する効果を持つ《※ウリエル》や《※乾坤一擲》などの特技の効果は、《撃ち貫くもの》の効果を受けたダメージに対しても有効となります。 Q:《闇の祭器》の効果で、《歪んだ時空》の代償を0にすることはできますか? A:いいえ、《闇の祭器》はあくまでも特技の代償を支払う必要がなくなるプロミネンスですので、プロミネンスである《歪んだ時空》には効果がありません。 Q:《終わる世界》で発生するダメージでは、ダメージロールは発生しますか? A:発生します。このため、「種別:防御」の特技やアイテムで軽減することもできます。 Q:《闇の帳》などの効果によってリアクションを行なうことができなくなった場合、どのように処理すれば良いのでしょうか?   また、《闇の帳》の効果を受けた状態で、「タイミング:リアクション」の特技を使用できますか? A:《闇の帳》などによりリアクションを行なえない状態というのは、リアクションの宣言、およびその放棄、そしてリアクションの判定が行なえない状態と考えてください。達成値の算出が必要な場合は、判定値がそのまま達成値となります。   このため、「タイミング:リアクション」の特技は使用できません。これは《※サリエル》などのリアクションを放棄する効果を持つ特技の場合でも同様となります。 Q:《支配者の横暴》は、キャラクターごとに禁じられる内容を個別に選択できますか? それとも全員一括での指定となりますか? A:全員一括での指定となります。 エネミー Q:経験点算出の際、Evilが持っている特技の半分(端数切り上げ)が「プロミネンスの数」として計上されますが、もしそのEvilが「ブランチ:悪魔」以外のブランチを持っている場合、そのブランチの自動取得や選択取得特技も持っている特技として計上するのでしょうか? A:はい、計上してください。 Evil Q:Evilはギフトを得ることができますか? A:ダスクフレアとなったEvilには可能です。それ以外のEvilについては個々のGMの自由裁量としてください。 Q:《魂魄破壊》は《侵されし領域》のようなEvilの特技を無効化する効果を持っていますが、この効果は《輝く闇》の効果を受けている対象には無効化されるのでしょうか? A:いいえ、《輝く闇》で無効化されるのはあくまでも《魂魄破壊》のダメージを〈根源〉化する効果のみです。Evilの特技の多くにある、《魂魄破壊》に弱いという特性は、《輝く闇》によっても無効化されるものではありません。 Q:《※アレーティア》など特技級プロミネンスを無効化させる特技はEvilの特技に対しても有効ですか? また《※ガブリエル》のように通常の特技を無効化させる特技はEvilの特技に対しても効果を持ちますか? A:Evilの特技はプロミネンスではないため、《※アレーティア》などでは無効化できません。逆に特技であるため、《※ガブリエル》の効果で無効化できます。 Q:《覚えし痛み》が《魂魄破壊》の効果を受けた攻撃で無効化されるのは1ターンだけでしょうか? また、《魂魄破壊》の効果を受けた攻撃でもダメージを受けない攻撃だった場合はダメージを与えられないのでしょうか? A:いいえ、《魂魄破壊》の効果を受けた攻撃を受けた時点で、《覚えし痛み》の効果は完全に解除されます。また、《覚えし痛み》の効果を解除するために、《魂魄破壊》の効果を受けた攻撃でダメージを与える必要はありません。 Q:《冒涜の障壁》は「いかなる特技、アイテム、防御属性によっても軽減されない」や「いかなる手段でも減少させることはできない」とあるダメージに対しても有効なのでしょうか? A:はい、《冒涜の障壁》はダメージを軽減するのではなく、「ダメージを受けない」という効果を付与する特技であるからです。 Q:《冒涜の障壁》の効果を受けている間は、《※カマエル》などで反射されたダメージや「ただし、あなたは対象に与えたダメージと同じだけのダメージを受ける」という効果の特技やアイテムによるダメージなども受けないということでしょうか? A:いいえ、これらのダメージはすでに確定したダメージであり、属性とは無関係の実ダメージとなるため、いかに《冒涜の障壁》の効果を受けているとはいえ、これらの効果によるダメージを受けることとなります。 Q:《まだらの光陰》で《愉悦の指先》を使用するのは問題ありませんか? A:はい、問題ありません。 Q:《愉悦の指先》で特殊な効果のある武器による攻撃を行なわせた場合、その効果をEvilが使用することは可能ですか? A:可能であるものとします。その場合、使用の判断はEvilが行ないますが、代償が必要となる場合はEvilが消費するものとします。また、その効果が使用回数に制限のあるものであった場合、Evilの使用によって本来の使用回数が減少することはありません。ただしその上で、Evilが使用回数に制限がある武器の特殊な効果を使用できるのは、1シナリオの1回までであるとします。 Q:《愉悦の指先》の対象になったキャラクターが範囲(もしくはシーン)を対象にできる武器を使用していた場合、この攻撃を範囲(シーン)に対して行なわせることができますか? また、自分自身を攻撃させることは可能でしょうか? A:はい、いずれもこのケースについては可能とします。 Q:《愉悦の指先》で指定できるのは白兵攻撃か射撃攻撃かということだけですか? それとも、使用する武器もEvilが指定できるのですか? A:使用する武器そのものをEvilが指定できます。ただし、「タイミング:常時」以外の特技の効果を受けることはできません。 Q:使用すると【LP】やフレアなどを消費する武器や与えたダメージを自分も受ける武器を使用しているキャラクターに、《愉悦の指先》を使用して攻撃を強制させた場合、攻撃することを強いられたキャラクターは通常通りに、これらの効果を受けることになるのでしょうか? A:代償や反動などがある場合、《愉悦の指先》を使用したEvilが支払う、または反動を受けるものとします。代償がフレアである場合、「NPCの特技使用(『CFS』P097)」のルールにしたがってフレア1枚につき10点のHPを失うものとしてください。《愉悦の指先》は物理法則を歪めて発現する禍々しき奇跡であり、理屈に合わない奇妙な現象が発生することも多々あるのです。 Q:《拭い去れぬ汚穢》によるバッドステータスは《光翼の詩》の様に元々バッドステータスを受けないような特技やアイテムを習得、装備していても(それがデイブレイクによるものでない限り)バッドステータスを受けるようになるのでしょうか? A:いいえ、あくまでも《拭い去れぬ汚穢》の効果は「バッドステータスを回復できなくなる」ことであって、受けない状態となっているバッドステータスを無理矢理に与えるこうかではありません。 Q:《愉悦の指先》によって行なわれた攻撃に対し突き返しを行なった場合や《カマエル》などのダメージを反射する特技を使用した場合、これらのダメージは攻撃を行なったキャラクターが受けるのでしょうか?それとも《愉悦の指先》を使用したEvilが受けることになるのでしょうか? A:はい、攻撃を行なったキャラクターが受けます。 Q:《拭い去れぬ汚穢》の効果中に与えられるバッドステータスは「デイブレイクの特技の効果と覚醒以外では回復できなくなる」とありますが、これは本来そのバッドステータスが解除されるタイミングになる、あるいはバッドステータスを解除する特技を使用しても解除されないということでしょうか? A:はい、その通りです。もしもシナリオが終了するまで被ったバッドステータスが回復しなかった場合、アフタープレイの「ダメージ、フレアの消去」のタイミングでそのバッドステータスは回復するものと考えてください。 Q:《拭い去れぬ汚穢》の効果中にバッドステータスの水中を受けた場合、特技を使用して飛行状態になることでバッドステータスの水中から回復することは可能ですか? A:いいえ、回復しません。 Q:《拭い去れぬ汚穢》の効果中に与えられるバッドステータスは《歪んだ時空》や《不善の特質》でも回復させることはできないのでしょうか? A:はい、回復しません。Evilの力は同じEvilのみならず、造物主の化身であるダスクフレアさえも歪めてしまうのです。 その他 Q:山札がなくなった場合はどうなりますか? A:まだプレイが続いている場合は、捨て山をまとめてよく切り、再び山札を作ってください。 Q:水中状態になった場合、乗り物が使用できなくなるとありますが、水中状態が解除された場合、乗り物はどうなりますか? A:装備状態は解除されていませんので、乗り物の効果を水中状態が解除された時点から受けることができるようになります。その時、「常に飛行状態を得る」などのテキストを乗り物が有していた場合、それらも水中状態の解除とともに有効になります。 Q:「水」のあるエンゲージに入り、水中状態になった後、バッドステータスを回復する特技などを使用され、水中状態を解除された場合でも、再び水中状態になるのでしょうか? A:水中状態となるのは、「水」と“エンゲージ”した時なので、移動を行なうなどして、新たに「水」とエンゲージし直さない限りは、再び水中状態となることはありません。 Q:MTに搭乗している際、魔術書などの「その他」の装備スロットに装備したアイテムの効果は有効ですか? A:それが武器ではない限り、「その他」の装備スロットに装備したアイテムの効果は、MTに搭乗している場合でも有効です。 Q:クリンナッププロセスに発生する毒のダメージを決定するためのダイスロールは、「タイミング:ダメージロール」として扱われますか? A:いいえ、毒のダメージの適用はダメージロールではありません。 Q:水中状態になった場合、乗り物が使用できなくなるとありますが、それによって【行動値】は変化しますか? A:いいえ、変化しません。あくまでも水中状態では乗り物の効果を受けられなくなるだけですの、行動値修正やHP修正がそれによって変化することは原則的にありません。ただし、水中状態となった時にその行動値修正やHP修正が変化する特殊な乗り物も存在します。例としては、キャラックやガレオンは転倒すると「水」とエンゲージしても水中状態にならない効果が失われ、同時に「水」とエンゲージすることで獲得されていたHP修正も適用されなくなってしまいます。 Q:何らかの効果で、離れたエンゲージにいるキャラクターに極技状態を与えた場合、どうなりますか? A:即座に極技状態は解除されます。これは似たようなフレーバーを持つ束縛との最大の違いと考えてください。 Q:騎乗時に転倒した場合のダメージは、いつ適用されますか? また、攻撃でダメージを受け、その結果として転倒した場合はどのような処理が発生するのでしょうか? A:騎乗時に転倒した場合にはダメージロールが発生し、そのダメージロールでダメージが適用されます。また、攻撃などでダメージを受けて転倒した場合などは、その攻撃によるダメージロールにダメージが加算されると考えてください。 Q:特技による代償で【HP】や【LP】が0になった時、いつ戦闘不能や死亡になりますか? A:その特技を使用したメインプロセスの終了後、とします。もしも、セットアッププロセス、イニシアチブプロセス、クリンナッププロセスに特技を使用した場合は、その特技の処理が使用した時点で戦闘不能、死亡するものとします。 Q:シーン終了処理で捨て山に送られる「GMのフレア」は5枚ごとですか、それとも手元にあるフレアすべてですか? また、「GMのフレア」が5枚未満の場合でも、フレアは捨て山に送られるのですか? A:すべてです。これは「GMのフレア」が5枚未満の状態でも変わりません。 Q:オープニングフェイズにおいてGMに渡されたフレアの処理は、オープニングフェイズ全体が終了した時点で行なわれるのでしょうか? A:はい、そうです。その上で、オープニングフェイズ中はシーンが終了するたびにプレイヤーのフレアが3枚を下回っていた場合、3枚になるよう補充を忘れないでください。 Q:戦闘不能や死亡状態のキャラクターに対して、「戦闘不能や死亡を回復させる」効果以外の特技やアイテムを使用することはできますか? A:はい、できます。ただし処理の関係上、そのようにして使用された特技やアイテムは、特記がない限り効果を発揮しないものとして処理します。 Q:複数のキャラクターが同時に「タイミング:イニシアチブプロセス」の特技やアイテムの使用を宣言した場合、処理の順番はどうなるのでしょうか? A:「タイミング:セットアッププロセス」の特技やアイテムと同様に、基本は【行動値】順に処理を行ないます。そして、メインプロセスの発生するものについても同様に、それ以外のメインプロセスの発生しない特技やアイテムの効果を処理してから、処理を行なうようにしてください。 Q:通常のPCの分類は「分類:人間」で良いのでしょうか? その場合、《いにしえの支配者》を習得したなら「分類:人間」と「分類:幻獣」のふたつの分類を持つこととなり、さらにMTを装備したなら「分類:人間」、「分類:幻獣」、「分類:機械」の3つを持つ、という考え方で良いのでしょうか? A:はい、そうです。 Q:キャンペーンの途中などで特技を習得、あるいは経験点の使用により【社会】の【基本能力値】が上昇すれば、その分の常備化ポイントを得られるのでしょうか? A:いいえ、あくまでも【社会】の【基本能力値】によって得られる常備化ポイントは、キャラクター作成時に得られるものであって、成長の際には得られるものではありません。 Q:「嵐」とエンゲージすることで発生する不利な効果はバッドステータスではないのですか? A:はい、「嵐」とエンゲージすることで発生する不利な効果はバッドステータスではありません。 Q:キャラクターAがメインとなってキャラクターBと同乗状態の時に、さらにAがキャラクターCをメインとする同乗状態になった場合、Bは自動的にCのサブとして同乗状態(CをメインとしてAとBが同乗状態)になるのでしょうか? A:いいえ、質問のケースの場合、「C(メイン)+A」、「A(メイン)+B」というふたつの同乗状態のグループが発生することとなります。そしてAは「C+A」のサブであると同時に、「A+B」のメインであるという状況になります。同乗状態のルールにしたがい、同乗状態(サブ)のキャラクターは同乗状態(メイン)のキャラクターが移動すると同時に移動することとなりますが、Aは同乗状態のメインであると同時にサブであるため、自らの意志では移動できません。このため、A、B、Cの各キャラクターは、「Cが移動するとAも移動する」、「Aが移動するとBも移動する」の順番で同時に移動することとなります。 Q:《絶対武器》などのダメージの属性と基準が変更される特技で、烈風の呪文書やディスインテグレーターなどの、特定条件でダメージが変化するアイテムを指定している場合、ダメージの変化はどのように処理されるのでしょうか? A:そのアイテムの本来の属性と基準が、特定条件を満たした場合でも変更されない場合は、ダメージが変化した場合の属性や基準も変更されるものと考えてください。たとえば、烈風の呪文書を《絶対武器》に指定した場合、通常のダメージは[【根源】×2+1D6]ですが、飛行状態の対象に対しては[【根源】×3+2D6]となります。同様にディスインテグレーターなどの場合、通常は[【根源】×5+5D6]ですがアレスティングハンドの適応を受けると[【根源】×8+5D6]に、エクステンドクラッシャーの適応を受けると[【根源】×30+4D6]となります。これらはダメージ属性変更の「常に上書きされたものが効果を持つ」という基本則の例外に当たると考えてください。 Q:《邪剣の主》や《演算:ルベーグ非可測分割》などのダメージを完全に変更してしまう特技で、烈風の呪文書やディスインテグレーターなどの、特定条件でダメージが変化するアイテムを指定している場合、ダメージの変化はどのように処理されるのでしょうか? A:原則として《邪剣の主》や《演算:ルベーグ非可測分割》などの効果を受けたアイテムのダメージは、そのアイテムに何らかのダメージが変化する条件が設定されている場合でも変化はしません。ただし、《邪剣の主》に指定した武器に《剣銘刻印》の効果が適用されている場合に関しては、特定条件によるダメージの変化が「邪剣に指定した武器本来のダメージ」に影響を及ぼすことに注意してください。 Q:マイナーアクションやアイテムの効果で、自身以外のキャラクターを自分をメインにして同乗状態とする場合、一度に何人まで同乗状態にできるのでしょうか? A:特にそのアイテムの効果などで制限がかかっていない限り、一度に何人でも同乗状態にできるものとします。 Q:風呂上がりの一杯の効果で、異なるタイミングで使用した複数の特技やアイテムの代償を合計で支払えますか? 具体的には《遍く満ちるもの》と《癒やしの天使》を同時に使用した場合、代償はフレア2枚となりますが、これを絵札のフレア1枚で支払うことはできますか? A:いいえ、支払うことはできません。代償の消費はひとつの効果ごとに発生すると考えてください。 Q:《アーマーセル》や《乱暴狼藉》などで「防御属性:肉体」や「防御属性:技術」を得られないキャラクターは夢状態の間でもこれらの防御属性を得ることはないのでしょうか? A:はい、得られません。これらの特技を持つキャラクターは、他者の暴力の意志や肉体的な強壮さ、高エネルギーに対して極めて脆弱な状態となるため、その実相が現実世界とは異なる位相へとずれたとしても、それらの意志や強壮さ、高エネルギーの影響を受けてしまうのです。 >>NEW 特技 Q:「タイミング:マイナーアクション」の特技や「タイミング:オートアクション」で特技の効果欄に「マイナーアクションの直後に使用する」とある特技を、自分以外のキャラクターが行なうメインプロセスに使用できますか? A:いいえ、できません。 Q:「フレアを消費する」と書かれている特技と、「フレアを捨てること」と書かれている特技の違いは何ですか? A:主にエネミーがその特技を使用する場合の違いと捉えてください。前者は代償としてフレアを消費する必要のないエネミーは支障なく使用できますが、後者は「捨てること」という条件を満たせないので使用できません。また、ダスクフレアは通常のエネミーとは違い、代償としてフレアを必要とする特技を使用する場合には1枚につき10点の【HP】を消費する必要があることを忘れないでください。 Q:《明日への希望》によって渡された邪剣を使用することによって失われる【LP】は、特技の使用者(邪剣の本来の持ち主)が死亡していた場合、どうなるのでしょうか? A:この場合でも邪剣による【LP】の喪失は、元の持ち主のもとで発生しているものとします。死亡している以上、もうそれ以上【LP】自体は減少しませんが、邪剣は死亡しても存在し続けるため、渡されたキャラクターはそれを使用し続けることができます。なお、元の邪剣の持ち主が後に死亡を回復する効果で復活したとしても、死亡している間の【LP】の喪失を改めて被ることはないものとします。 Q:《二丁拳銃》、および《魔導双銃》の効果を受ける時、「『右手』と『左手』の武器の射程」が異なっていた場合、攻撃の射程はどうなるのでしょうか? A:攻撃の際に使用する武器の射程で考えてください。もしも「右手」の武器が「射程:至近」で、「左手」の武器が「射程:遠隔」なら、「右手」で攻撃する場合は同一エンゲージのみを、「左手」で攻撃する場合は離れているエンゲージだけを攻撃できます。これらの特技の効果で実際に何が起きているかについては、あなたが自由に演出を行なう権利を持ちます。必ずしも実際に銃弾が当たっている必要はありません。必要なのは「ダメージが発生した」という結果だけで、その過程での現象についてはあなたやGMが演出し、望むシーンを描き出せるのです。 Q:《システムトレース》の効果を受けている状態で覚醒状態となっているキャラクターは、乗り物を装備していなくても《ヴィークルチャージ》を使用できますか? A:はい、できます。 Q:《ドメイン:癒魂》の代償はどのように決定すればよいのでしょうか? A:特技の対象となるキャラクターのプレイヤーが決定してください。もし迷うようであれば、フレア1枚を目安とすると良いでしょう。その上でまったく代償を伴わなくても構いません。もし対象のプレイヤーがおらず、GMが代償を決定する場合、GMは代償が過剰なものとならないように裁定を行なって下さい。 Q:《鬼神変》を使用している状態で《無限の解放》を使用した場合、【肉体】の数値は「【魔術】+10」になりますか? A:いいえ、なりません。あくまでも《鬼神変》を使用時の【魔術】の数値を参照します。ですので、逆に《無限の解放》を使用している状態で《鬼神変》を使用したならば、【肉体】の数値は「【魔術】+10」となります。 Q:《魔導双銃》の効果は《二丁拳銃》と重複しますか? A:いいえ、重複しません。これらの特技は双方ともに、「『右手』と『左手』の武器のダメージを合計する」ものであり、最終的なダメージは「『右手』+『左手』」を超えるものではありません。 アイテム Q:武器が使用不能となった場合、その武器での攻撃はできなくなりますが、同時にその武器から得られていた【戦闘能力値】への修正や【HP】を回復するなどの効果はどうなるのでしょうか? A:基本的には装備スロットに装備している武器が使用不能となっても、それによる【基本能力値】や【戦闘能力値】への修正、その他の特殊効果などは失われないものとします。しかしその上で、GMはそのような状況がシチュエーションが不自然だと考えたならば、そうした武器による様々な効果は使用不能となっている間、失われると裁定しても良いでしょう。原則としてGMはシナリオ中に使用不能のバッドステータスを与えてくる敵が出てくるなら、プリプレイでPCの持つ武器を確認し、その武器の持つ効果が使用不能によって失われる可能性があるかどうかについて、確認しておくのがよいでしょう。その時間がない場合などは裁定がアンフェアなものとならないように心がけてください。そしてプレイヤーは、セッションにおいてそのテーブルのGMの裁定こそが最も重要なものであることを忘れないでください。 Q:+1魔力化、+2魔力化、+3魔力化などのアイテムの効果を素手に適用することはできますか? A:はい、できます。 Q:+1魔力化、+2魔力化、+3魔力化などのアイテムの効果を防具としても扱われるアイテムに適用した場合、そのダメージと「HP修正」の両方に修正は適用されるのでしょうか? A:適用されるものとします。しかしGMはそれが不自然だと感じた場合は、ゴールデンルールに則り、その適用を無効としてもよいでしょう。 戦闘 Q:《ライディングドラゴン》のような特技やガジェットサイクルなどのアイテムの効果によって他のキャラクターと同乗状態になった場合、いずれのキャラクターがメインとして扱われるのでしょうか? A:原則的にはその特技やアイテムの使用者がメインとして扱われます。その上でより魅力的なシチュエーションの提案があるのであれば、それをGMに説明した上で、GMがその提案を許可したならば、使用者以外がメインとなっても良いでしょう。 ギフト Q:「種別:TA」の武器を、ギフトの「龍血:造物主の刃」で得られる《夕闇の太刀》の対象に指定できますか? A:はい、できます。 Dパス Q:「Dパス:己の無知への不本意」によって《ゆずれない気持ち》を取得したキャラクターは、《あらがいの手》などの「ブランチ:スキャナー」の「種別:PSI」ではない特技を取得できますか? A:はい、できます。 プロミネンス Q:プロミネンス《歪んだ鏡》を用いて、カオスフレアであるPCにプロミネンスを使用させることはできるのでしょうか? A:はい、可能です。ダスクフレアの中には、言葉巧みな誘惑や詐術によってカオスフレアを騙し、絶望の引き金をそうとは知らずに引かせようとする陰謀的な者も存在することでしょう。こうしたアイデアはよいセッションを楽しむにおいて刺激的なシナリオギミックとして機能するはずです。ただし、GMはそれによってプレイヤーに過剰なストレスを与えたり、テーブル総体での楽しみを減ずるようなセッション運営とならぬよう、十分に注意を払ってください。 エネミー Q:エネミーが2体存在するエンゲージに対して「対象:X体」や「対象:範囲」の攻撃を行ない、この双方を対象に取った際、《範囲攻撃軽減》ないし《範囲攻撃無効》を持つ片方のエネミーがもう片方のエネミーをカバーリングした場合、発生するダメージは半減もしくは無効の対象となりますか? A:はい。攻撃の時点で複数体を対象にしているため、その事例の場合は《範囲攻撃軽減》ないし《範囲攻撃無効》の効果が適用されます。 Evil Q:《拭い去れぬ汚穢》の効果を受けた水中状態を回復するには、「種別:デイブレイク」の水中状態を回復する効果を持つ特技を使用するか、覚醒状態になる必要があると言うことでしょうか? A:はい、その通りです。なお、「種別:デイブレイク」の特技の効果で飛行状態となったり、「種別:デイブレイク」の特技の効果で得られたアイテムを用いても、《拭い去れぬ汚穢》の効果を受けた水中状態を回復することはできません。 >>