『英雄武装RPG コード:レイヤード』 質疑応答 2021年5月12日版  この質疑応答は、プレイを円滑に進めるために、コピーしたり、それを無償で配布したりすることを許可します。ただし、ファイル名や内容を変更することを一切禁じます。「無償の配布」には、ホームページなどに掲載することも含まれます。  なお、質疑応答による回答は正誤表のような正式の修正ではなく、また版によって変化することがあります。質疑応答の回答を導入するかどうかは、ゴールデンルールにしたがってGMに決定権があります。各プレイヤーがGMの判断にしたがってください。 (C)FarEast Amusement Research Co.,Ltd. ■ゲーム運用 ●ダイス目の変更 Q:判定でダイスを振った結果、判定値以下の出目が0個だった場合、〈タイプ:マージ〉や〈トリプルショット〉などのダイスの出目を変更する特技は使用できますか? A:はい、使用できます。解説に「判定値以下の出目が0個だった場合は使用できない」などの記載がない限り、使用することができます。 Q:ダイスの出目を変更する効果と、達成値を増減する効果は、どの順番で使用すればよいでしょうか? A:ダイスロールの後、まずダイスの出目を変更する効果をすべて処理してください。その後、出目を参照してクリティカルとファンブルの発生を判断します。そして達成値を増減させる効果の特技やアイテムの使用を行なってください。 ●バッドステータス Q:「BS:憎悪(キャラクターA)」を受けているキャラクターが「BS:憎悪(キャラクターB)」を受けた場合、効果は重複しますか? A:いいえ、重複しません。すでに「BS:憎悪」を受けているキャラクターが、さらに「BS:憎悪」を受けた場合、バッドステータスを受けているキャラクターが、どちらの効果を受けるかを選択します。 ●戦闘不能 Q:「タイミング:戦闘不能」かつ「戦闘不能を回復」とある特技を使用した場合、戦闘不能の処理を行なわない、とありますが、具体的にどのような処理が該当しますか? A:戦闘不能にともなう、「タイミング:常時」を除く特技やアイテムの効果の消失やP150の戦闘不能の処理を指します。たとえばラウンド終了やシーン終了まで持続する特技やアイテムの効果が、戦闘不能から復帰しても持続します。また、未行動のキャラクターが「タイミング:戦闘不能」で「戦闘不能を回復」した場合、未行動のままアサルトに復帰します。 ●協調状態 Q:ひとりのキャラクターが、複数のレガリアの〈共鳴器〉の対象となることはできますか? A:はい、できます。ただし、〈共鳴器〉の「すべての判定にダイスボーナス1を得る」という効果は重複しません。 Q:協調状態のレガリアは、特技やアイテムによる“対象を移動する”効果や“対象を移動させる”効果で移動できますか? A:いいえ、移動できません。 Q:レガリアのキャラクターは本体に指定したアイテムを所時状態にできますか? A:はい、所時状態にできます。ただし、本体が所時状態の場合は〈共鳴器〉を宣言できないものとします。 Q:[協調状態]にあるレガリアのPCが〈引き寄せ〉などの“対象を移動させる”効果の特技の対象になった場合、移動できますか? A:いいえ、移動できません。 Q:「協調状態における移動」(『上級』P009)について、“移動を行なった場合”とは、特技の効果による移動も含まれますか? A:はい、含まれます。 ●同乗状態 Q:ヴィークルに同乗状態のキャラクターは、特技やアイテムによる“対象を移動する”効果や“対象を移動させる”効果で移動できますか? A:いいえ、移動できません。 Q:同乗者のキャラクターが〈引き寄せ〉などの“対象を移動させる”効果の特技の対象になった場合、移動できますか? A:いいえ、移動できません。 Q:ヴィークルの「移動」(『上級』P011)について、“移動を行なった場合”とは、特技の効果による移動も含まれますか? A:はい、含まれます。 ●探索シーン Q:アクシデントゾーンやイベントゾーンに、「種別:オブジェクト(探索)」のオブジェクトは設置できますか? A:はい、設置できます。 ■特技 ●特技全般 Q:「タイミング:解説参照」になっていて、解説中に「攻撃でダメージを与える直前」とある特技は、「タイミング:ダメージロールの直前」の特技と同時に使用できますか? A:はい、使用できます。 Q:「対象:エリア(選択)」の攻撃で、〈姿なき者〉(『上級』P038)の効果を受けているキャラクターと、そうでないキャラクターを選択した場合、命中判定にダイスペナルティは受けますか? A:はい、受けます。〈姿なき者〉の効果を適用してダイスの数を算出し、命中判定を行なってください。 Q:〈イベイション〉を取得しているエネミーに対して、「タイミング:判定の直前」や「タイミング:判定の直後」の特技は使用できますか? A:はい、できます。ただし、出目を操作する特技の対象にはなりません。 Q:〈イベイション〉を取得しているエネミーに対して、ダイスボーナスnや達成値+n(nには整数が入る)の効果を与えることはできますか? A:はい、できます。ダイスボーナスを与える場合、ダイスボーナス2ごとに〈イベイション〉のレベルに+1してください。達成値を上昇させる場合は+1ごとに〈イベイション〉のレベルを+1してください。 ●コードデータ Q:ケルベロスの〈三首魔獣〉は【MP】が3点未満の場合、使用できますか? A:はい、使用できます。その場合は攻撃後に【MP】を0にしてください。 ■アイテム Q:「素手」は特技やアイテムなどの効果で消失しますか? A:はい、消失します。ただし、あくまでも素手を武器として使用できなくなるだけで、素手以外の武器を装備したり使用するなどは引き続き行なうことができます。 ●アイテムの扱い Q:マイナーアクションでアクセサリを装備することはできますか? A:はい、装備できます。すでにアクセサリを装備している場合、先に装備していたアクセサリは所時状態となります。 ■世界観 Q:レイヤードはコードの記憶を引き継ぐことがありますか? A:はい、あります。レイヤードになる際の“調律”によって、コードの記憶やエピソードを垣間見ることがあります(見ない場合もあります)。ただし、それらをあくまで傍観者として眺めるか、コード自身の視点から見て感情や思考も感じとるのかは、レイヤードごとに異なります。 >>New ■ルール運用 Q:ツインウェポン状態で攻撃を行なう場合、ふたつの武器の「代償」を両方とも消費しますか? A:いいえ、消費しません。あくまでも「攻撃に使用した武器」の「代償」のみ消費します。ツインクラフト状態も同様です。 Q:ツインウェポン状態で攻撃を行なう場合、ふたつの武器の「この武器を用いた攻撃の命中判定に〜〜」という効果を両方とも受けますか? A:いいえ、受けません。「この武器を用いた攻撃」とある効果は、その武器を攻撃で使用している場合にのみ発生します。 Q:ヴィークルを操縦しており、かつ「種別:白兵」の武器を装備している場合、ツインウェポン状態になりますか? A:いいえ、なりません。ツインウェポン状態は、「種別」の内容が完全に一致する場合のみ適用されるからです。 Q:ヴィークルを操縦しており、かつ武器やクラフトロジックを装備している場合、〈一手の極み〉の効果は適用されますか? A:いいえ、されません。ヴィークルもひとつの武器として扱います。なお、ヴィークルを装備しており、かつ他の武器やクラフトロジックを装備していない場合、〈一手の極み〉の効果は適用されます。 Q:ヴィークルを操縦している場合に、ヴィークルを「武器」として装備しないことを選択できますか? A:いいえ、できません。ヴィークルを装備している場合、必ず「武器」としても装備しているものとして扱います。 ■特技 Q:安倍晴明のコードの自動取得特技〈裏占事略決〉の効果で、〈デストラクション〉や〈ファイナライズ〉のダメージ量は増えますか? A:いいえ、増えません。[ダメージ増加特技]は、[解説]の冒頭に「ダメージ増加特技。」と記載のあるものを指します。[ダメージ軽減特技]、[HP回復特技]も同様です。 Q:シモ・ヘイヘのコードの〈白い死神〉の「あなたは移動を行なえない」効果を受けているキャラクターが、〈陣形構築〉の対象になった場合、移動できますか? A:いいえ、できません。 Q:シモ・ヘイヘのコードの〈白い死神〉の「あなたは移動を行なえない」効果を受けているキャラクターが、同乗状態のヴィークルが移動する場合、一緒に移動しますか? A:はい、操縦者と同じエリアへ移動します。 >>