『メタリックガーディアンRPG』質疑応答 2020年8月4日版  この質疑応答は、プレイを円滑に進めるために、コピーしたり、それを無償で配布したりすることを許可します。ただし、ファイル名や内容を変更することを一切禁じます。「無償の配布」には、ホームページなどに掲載することも含まれます。  なお、質疑応答による回答は正誤表のような正式の修正ではなく、また版によって変化することがあります。質疑応答の回答を導入するかどうかは、ゴールデンルールにしたがってGMに決定権があります。各プレイヤーがGMの判断にしたがってください。 (c)2013 Fumito Fujita/Keita Hayashi/FarEast Amusement Research Co.,ltd. ■キャラクター作成 Q:ベテランは初期取得装備として、基本ルールブック以外の汎用ガーディアン(ミーレス)を選択してかまいませんか? A:はい。ベテランに限らず、カテゴリが同一であれば、GMの許可を得てサプリメントの装備を取得できます。 Q:自動取得アイテムのガーディアンを取得しないことはできますか? A:はい、可能です。ただし、GMの許可を得ることを強く推奨します。 Q:自動取得特技を取得しないことはできますか? A:いいえ、できません。自動取得特技に限らず、クラスの成長で指示された特技は必ず取得する必要があります。 Q:アタッカー1レベル/スーパー2レベルのキャラクターは、ガイアをふたつ持つことができますか? A:いいえ。キャラクター作成時にリンケージクラスとガーディアンクラスをひとつずつしか持っていない場合、必ず3つ目の加護を選択しなければなりません。したがって、ひとりのキャラクターはガイアを複数所持することはできません。 Q:クラスの初期取得やレベルアップで特技を取得する場合、クラスの特技やガーディアン特技ではなく汎用特技を取得できますか? A:いいえ、できません。 ●レベルアップ Q:キャラクター作成以後にガーディアンクラスを取得した場合、自動取得の機体を入手できますか? A:いいえ。レベルアップで自動取得のアイテムを得ることはできません。 Q:何らかの特技を取得して、さらに複数の特技を得る効果(《プラモイデア》など)を取得した場合、その取得に関わるクラスレベルは、どの時点のものを適用しますか? A:その特技を取得した時点のものを適用します。たとえば、コンダクター2レベルのキャラクターを作成する時に、1レベル時で《プラモイデア》を取得したならば、コンダクター2レベルとしてではなく、コンダクター1レベルとして特技を選択、取得してください。 Q:レベルアップ時に、取得しなかった「種別:選」の特技を取得することはできますか? A:いいえ、1レベル時も含め「種別:選」の特技は必ずいずれかを選択して取得するものであり、選択しなかった方の特技を後になってから取得することはできません。 Q:キャラクターレベルの上昇に必要な経験点は、そのレベルに上昇するために必要な経験点をあらわしていますか?  A:はい、そのとおりです。  たとえば、4レベルから5レベルに上昇させるために必要な経験点は15点ですが、これには3レベルから4レベルに上昇させるために必要な経験点は含まれていません。もし3レベルから5レベルにキャラクターレベルを上昇させるならば、必要な経験点は25点となります。 Q:クラスの特技取得の項目にある“自クラス”とは何を指す概念でしょうか? A:レベルを上昇させたリンケージクラス、もしくはガーディアンクラスを指します。  たとえばストライカーを上昇させたならば、自クラスであるストライカーもしくはガーディアン特技から選択してふたつを取得します。 Q:すでに取得しているガーディアンクラスを1レベル成長させた場合、さらに自動取得アイテムを入手できますか? A:いいえ。自動取得アイテムが入手できるのは、そのクラスを取得した時に限られます。 Q:すでにふたつのリンケージクラスと、ガーディアンクラスひとつを取得しているキャラクターが、キャラクターレベルが上昇した時に、さらにひとつのリンケージクラスを取得することはできますか? A:いいえ、できません。ひとりのキャラクターが取得できるクラスは3つまでであるものとします。 Q:すでにガーディアンクラスを取得しているキャラクターが、キャラクターレベルが上昇した時に、さらにひとつのガーディアンクラスを取得することはできますか? A:いいえ、できません。ひとりのキャラクターが取得できるガーディアンクラスは常にひとつです。 Q:レベルアップで新しくクラスを取得した場合、新しいクラスの加護を、古い加護と入れ替えて取得できますか? A:いいえ。加護はキャラクター作成時のものに固定されます。ただし、上級ルールブック掲載のリビルドルールによって、新たに加護を選び直すことはできます。 Q:すでに2レベル以上のリンケージクラスを取得している(たとえば、ストライカー2/スーパー1)キャラクターがレベルアップで新規にリンケージクラスを1レベル取得した場合、そのレベルアップで得られる特技に2レベル以上のガーディアン特技を含めることはできますか? A:いいえ、できません。 ■加護 Q:自身が死亡・爆散中でも加護は使用できますか? A:いいえ、できません。ただし、特記があるもの、および《イドゥン》については例外とします。 Q:「代償:加護」の効果は、《スィン》によって阻害されますか? A:はい、阻害されます。 Q:防御判定でクリティカルが発生しないキャラクターは、《シアルフィ》や《ヘルモード》を使用できますか? A:はい。加護の効果が優先されます。 Q:複数のキャラクターが同時にダメージを受け、それぞれが《タケミカヅチ》や《シアルフィ》などの、被ダメージをトリガーとした効果を宣言した場合、それらの処理は同時に発生しますか? A:判断に迷うようなら、【行動値】順に処理するとよいでしょう。 Q:「代償:加護」の特技やアイテムは加護として扱う、とありますが、これは「代償:加護」の特技やアイテムはそうでない特技やアイテムと、同一タイミングに複数回使用できる、ということでしょうか? A:はい、可能です。ただし、ムーヴ、マイナー、メジャーの「アクション」については、特記がない限りひとつのメインプロセスで、合計一度しか行なえません。アクションが増加するわけではないからです。たとえば、「代償:加護」の武装で攻撃したのと同じメインプロセスで、通常の武装で攻撃することはできません。 Q:《ネルガル》の使用を前提として、本来の射程や範囲に適切な対象がいない攻撃を行ない、その後に《ネルガル》を使用することは可能ですか? A:はい、可能です。 Q:では、適切な対象のいない攻撃を行なおうとして、《ネルガル》が《オーディン》で打ち消された場合、攻撃は無効化されますか? A:《ネルガル》が打ち消された場合、メジャーアクションの宣言まで差し戻して構わないものとします。 Q:《ルドラ》や《ポゼッショナルチャージ》、ディスラプターなどの加護の効果あるいは加護を代償とした特技・武装で神属性以外のダメージが発生する場合、そのダメージを特技で軽減することはできますか? A:はい、軽減できます。 Q:合体中に《ティール》を使用した場合、その効果は合体しているすべての機体に適用されますか? A:いいえ、適用されません。合体中であっても、対象は変化せず、合体中の一機にのみ適用されるものとします。 Q:代償:加護の武装の効果は、通常の加護同様に《オーディン》で打ち消すことができますか? A:はい、《オーディン》で打ち消すことが可能です。 Q:《ゴッドハンドスマッシュ》や《フェイタルブロウ》など自動的にクリティカルになる特技を使用した判定に対し《エーギル》を宣言した場合、結果はどうなるのでしょうか? A:《エーギル》の効果によりクリティカルは打ち消され、達成値は−20されます。もしもまだ達成値の算出が行なわれていない場合、改めて判定を行ない、達成値を算出してください。 Q:カバーアップを行なう特技を使用後に《トール》が使用された場合、カバーアップを行なう特技を取り下げることはできますか? A:いいえ、できません。 Q:《不可能を可能に!》を使用後ダメージロールに《トール》が使用された場合、対象のいるスクウェアに出現する効果はどうなりますか? A:対象のいるスクウェアに出現する効果だけが残り、カバーアップは行なえないものとします。 ●ニョルド Q:《アカラナータ》や《ニョルド》などの加護に対し、カバーアップを行なうことはできますか? A:いいえ。攻撃ではありませんから、カバーアップは発生しません。 Q:《ニョルド》によって発生したダメージロールに対して、《トール》を使用することはできますか? A:いいえ、できません。《ニョルド》によるダメージロールは攻撃によるものではないからです。ただし、特技などの効果で特記されている場合はこれに含みません。 Q:《ニョルド》に《アタックブースター》や《全弾発射》のような攻撃に限定されていないタイミング:ダメージロールの直前の特技を使用できますか? A:はい、使用できます。 Q:《ニョルド》に対してグレートユニットのような、攻撃に限定されずダメージを上昇させる装備の効果を得ることができますか? A:はい、得ることができます。 Q:《アタックエクステンション》は《ニョルド》などの加護に対して使用できますか? A:いいえ、命中判定が存在せず、攻撃でもないので使用できません。 ●タケミカヅチ Q:《タケミカヅチ》にダメージを増加させる効果は適用されますか? A:いいえ、適用されません。《タケミカヅチ》によって発生する実ダメージはすでに確定したものとして扱われ、特記がない限り加護を含むあらゆるダメージを増強する効果の対象となりません。 Q:キャラクターAがキャラクターBを攻撃し、キャラクターBが《タケミカヅチ》を使用しました。さらにキャラクターAが《タケミカヅチ》を使用したとして、キャラクターBは加えて二発目の《タケミカヅチ》を使用できますか? A:いいえ、使用できません。《タケミカヅチ》のダメージは同時に適用されます。したがって、同一タイミングに複数の同名加護は使用できませんから、二発目の《タケミカヅチ》は使用できないものとします。 Q:《タケミカヅチ》で受けた実ダメージに対して、《タケミカヅチ》を宣言することはできますか? A:はい、できます。 Q:確定したダメージに対してブレイクし、しかる後に《タケミカヅチ》を発動したところ、さらに《タケミカヅチ》によってダメージを加えて与えられました。このダメージが適用されるのは、ブレイク後ですか? A:はい、《タケミカヅチ》は確定した実ダメージを元にダメージを適用する加護です。すでに最初の《タケミカヅチ》の時点で実ダメージは確定し、この時点でブレイクが宣言されていますから、二発目の《タケミカヅチ》のダメージが適用されるのはブレイク後となります。 ●ルドラ Q:《ルドラ》などの効果によって機体が爆散する場合、機体のFPは0になりますか? A:はい、FPは0となります。 Q:《ルドラ》でFPが0になった後に、《予備機U》や《乗り換え》は使用できますか? A:はい、使用できます。 ■特技 Q:《地中潜行》を使用した後に、名称に「ドリル」「回転衝角」「ランサー」を含まれる武装の装備を解除した場合、特技の効果は解除されますか? A:いいえ、解除されません。 Q:《ねじ込み》の効果を受けたダメージが対象の《拒絶の壁X》の数値以下であった場合、1点の実ダメージを与えることはできますか? A:いいえ、与えることはできません。 Q:エンタープライズのクラスを持つキャラクターが汎用ヴィークルの艦船に搭乗している状態で、《ピンポイントバリア》を使用できますか? A:はい、使用できます。 Q:《急降下攻撃》を使用したキャラクターが、同一のメインプロセス中に再び飛行状態を獲得した場合でも、《急降下攻撃》の効果は持続しますか? A:はい、そのとおりです。 Q:《バーサーカーモード》による憎悪の対象に自分を選択できますか? A:憎悪の対象に、自分自身を指定することはできないものとします。 Q:《因果を砕く者》による攻撃対象になったキャラクターは、同一スクウェアにいるものとして、他の攻撃対象となった(本来同一スクウェアにいない)キャラクターをカバーアップできますか? A:いいえ、カバーアップできません。 Q:ブレイク中の代償は「消費しなくてもよい」とありますが、これは消費してもよいのでしょうか? A:消費してもかまいません。 Q:特技やアイテムの効果で「〈神〉属性を除く防御修正すべてに+3」とある場合、本来の防御修正が0であっても防御修正は上昇しますか? A:はい。 Q:《のたうつ蛇》の効果でHPを失うのは判定の結果がクリティカルになった時のみですか? それともこの特技を使用した場合常にですか? A:特技を使用した場合常に失います。 Q:《想いの届く場所》で移動を行なう際、合体状態および積載状態のガーディアンは同時に移動できますか? A:はい。《想いの届く場所》の使用者が合体状態のメイン機、積載状態の積載元となっているならば、合体しているガーディアン、搭載しているガーディアンと操縦者および同乗者も一緒に移動できます。  ただし、メイン機以外の状態で合体している場合や積載元ではない積載状態のキャラクターは、そもそも移動することができないため、《想いの届く場所》の効果を使用しても移動が行なえないものとします。 Q:《ムーブアシスト》のような対象に移動を行なわせる特技は、すでにメインプロセスを終えて行動終了したキャラクターに対しても使用できますか? また、同じラウンドに同一対象に複数回使用することはできますか? A:はい、双方ともに可能です。 Q:《炎のさだめ》の効果で、同じ【能力基本値】を複数回指定することができますか? A:いいえ、できません。 Q:マイナーアクションで《ウロボロスナックル》を使用し、攻撃の対象を「直線10(選択)」に変更した後、対象:単体である《フルブラストアタック》を使用した場合、対象は単体になりますか? A:いいえ。特技の対象が相互に矛盾する場合、「対象を変更する」「対象を拡大する」という意味のテキストが優先されます。例外は、「単体☆」のみです。したがって、この例であれば、「直線10(選択)」となります。 Q:対象が「範囲X」である武装を用いた攻撃に《マルチロック》を使用した場合、対象は「範囲(選択)X」になりますか? A:はい、そのとおりです。 Q:《乗り換え》を行なった場合、【FP】の現在値は何点になりますか? A:原則的に、1点となるものとします。 Q:《ペネトレイトブロー》などの指定された武装を使用する特技で攻撃を行なった際に《QVOマニューバ》などで変形した時、特技で指定された武装を交換することはできますか? A:はい、可能です。ただし、ダメージロールについては、攻撃時に装備していた武装を前提としてダメージを算出します。 Q:《パーティクルアーマー》を取得した場合、カバーアップを行なう特技の射程を+2する効果がありますが、《主の盾となりて》などの、《カバーアシスト》以外のカバーアップを行なう特技の射程も+2されますか? A:はい。カバーアップを行なう特技なら+2されます。 Q:《スウィープブラスト》で、モブでないエネミーを攻撃した場合、《割り込み》を持つモブは、攻撃対象となったエネミーに対してカバーアップを行なえますか? A:いいえ。《スウィープブラスト》の効果に対しては、モブはカバーアップを行なうことはできません。 Q:《渦巻く因果》は「代償:加護」の特技ですが、加護扱いとして《トール》の「加護以外の効果で適用するキャラクターを変更できない」を無視できるのでしょうか? A:はい、無視できます。 Q:《認識惑乱》を自分を対象に含む範囲攻撃に使った場合どうなるのでしょうか? A:《認識惑乱》の使用者が二重に攻撃の対象になったものとして、二回の防御判定を行なってください。処理は別々に行なわれますが、タイミングとしては同じプロセス中に発生したものとしてみなします。もし、両方の攻撃からダメージを受けた場合は、カバーアップを行なった場合と同様に処理を行なってください。 Q:《示される世界》の効果は、《即時換装》の効果によってSユニットを換装した場合でも受けることができるのでしょうか? A:はい、Sユニットの換装は「オプションの交換」の一種ですので、問題なく効果を受けることができます。 Q:《漆黒の破壊者》を複数回別の対象に使った場合、それぞれの対象から[憎悪]を受けますか? A:はい、受けます。 Q:《ブリングダウン》の代償として消費する弾数は、効果の射程を計算する時に用いた武装の弾数ですか? A:はい、そのとおりです。たとえばスナイパーキャノン(弾数:3、射程:3〜8)を基準に《ブリングダウン》の射程を算出した場合、スナイパーキャノンの弾数を消費します。 Q:《ステップ》による移動に、《ロケットブースター》は適用できますか? A:いいえ、適用できません。《ロケットブースター》が適用できるのは、戦闘移動および全力移動に限られます。 Q:《エスケープアシスト》などの武装を指定して射程を決定する特技を使用する際、ハイエネルギービームランチャーなどの「射程:0」とされている武装を使用することで自身を対象にすることは可能ですか? A:はい、可能です。 Q:《リムーバル》を行なったメインプロセス中に遠隔攻撃を行なった場合、攻撃後に戦闘移動を行なうことができますか? A:はい。特技の効果が優越し、移動を行なえるものとします。 Q:《常在戦場》でマヒを受けなくなったキャラクターは、代償を支払えないため《不可能を可能に!》を使用できませんか? A:バッドステータスを受けない効果は、代償を支払えないのではなく、代償を支払った上でその効果を無視するものとして扱います。 Q:《主の盾となりて》を使用して操縦者が同乗状態のガーディアンをカバーリングすることはできますか? A:いいえ、できません。対象に取ることができるのは操縦者のみです。 Q:《瞬間電送》の効果によって、敵と同一マスにいる場合も、敵を無視して移動を行なうことができますか? A:はい、可能です。 Q:《ディバインラース》など、HPにダメージを与える攻撃に対して《タケミカヅチ》を宣言した場合、どうなりますか? A:対象が【FP】を有していれば、【FP】に適用されます。 Q:《ダブルサポート》で使用できる特技は、「タイミング:ダメージロールの直前」に限られますか? A:はい、そのとおりです。 Q:《精妙剣》で命中判定がクリティカルの扱いになると、《AS》の効果でHPを失いますか? A:はい、失います。 Q:《ジャンピングチャージ》によって得られた飛行状態を、マイナーアクションで解除することは可能ですか? A:はい、解除できます。 Q:《蝕む顎門》を持つキャラクターが《リミッター解除A》などを使用して、自身に侵蝕を与えた場合、《蝕む顎門》の効果で侵蝕のダメージは上昇するのでしょうか? A:いいえ、影響しません。代償によるバッドステータスは発生者を持たないものとします。したがって、《蝕む顎門》の効果は適用されません。 Q:《スペンドショット》を用いてパイルバンカーなど弾数が2以上ある白兵武装を使用することはできますか? A:いいえ、《スペンドショット》に使用できるのは射撃武装のみです。 Q:《ダンスマカブル》は《☆BOSS属性》などを持つ者には効果がなく、それ以外の対象は代償として【HP】を5点消費すれば効果を無効化できるということですか? A:はい、そのとおりです。 Q:《フォートレスカウンター》によって発生するダメージは攻撃として扱いますか? A:攻撃によるものとは見なされません。ダメージロールのみを発生させます。したがって、ダメージロールそのものに影響する効果の対象となります。 Q:《アウトレイジレッスル》の対象が【HP】を消費して効果を無効化した時、「狼狽を与えた時」に宣言する《スラップダウン》は使用できますか? A:いいえ、無効化された場合、狼狽を与えたものとは見なされません。したがって、《スラップダウン》は適用されません。 Q:《契約神霊:大地》の【力場値】上昇と防御修正上昇の効果は、潜地状態でなくても有効ですか? A:はい、常に有効です。 Q:《直撃》は「対象:単体☆」にも有効ですか? A:はい。「対象:単体」とある場合、特記がなければ「対象:単体☆」に対しても適用されるものと見なします。 Q:《リムーバル》などのムーブアクションとは別のタイミングで移動を行なう効果による移動に先だって、《トランスフォートレス》などの「タイミング:移動の直前」である効果を適用することはできますか? A:はい、可能です。 Q:《ディヴァインラース》の対象が【HP】を持たない場合、【FP】にダメージを与えるとありますが、この場合〈闇〉属性の防御修正は有効でしょうか? A:はい、適用されます。 Q:《レイティングインパクトU》のように《レイティングインパクト》を取得していることが条件に含まれておらず「U」のような数字を含む特技を、それより数字の小さい特技を取得せずに取得できますか? A:はい、可能です。例であれば、《レイティングインパクト》を取得せずに《レイティングインパクトU》を取得してかまいません。 Q:《コンタクトシュート》の効果でミサイルアームの射程を変更した場合、自身に対して《ミサイルスクーリィ》の効果を適用できますか? A:いいえ、適用できません。 Q:《パニッシャー》のように、与えるダメージそのものを増加させる特技は、《ニョルド》などによる直接ダメージロールを発生させる効果にも有効ですか? A:はい、有効です。 Q:《アタックエクステンション》は《ネルガル》や《マルチロック》などと同時に使用できますか? A:はい、同時に使用できます。 Q:《カバーアシスト》によってあるキャラクターをカバーしたPCが、《キャスリング》をダメージロールで使用することによってさらに別のキャラクターのダメージを引き受けることができますか? A:いいえ、すでにカバーアップによって対象の移し替えが発生しているため、二重にダメージ対象を移し替えることはできないものとします。 Q:《バイタルサプライヤ》によって《プロセスディレイ》などの、使用回数が「1シーンにクラスレベル÷X回」と表記されている特技の使用回数を回復させることは可能ですか? A:はい、可能です。 Q:《不壊なる魂》は「種別:機」ではありませんが、パイロットの防御修正も増えますか? A:はい、増えます。 Q:複数のキャラクターに対してダメージを与えた直後に《チェインアタック》を宣言した場合、《チェインアタック》の対象は、《チェインアタック》の宣言が行なわれた攻撃によってダメージを受けたすべてのキャラクターに対して発生させるダメージがシーン中+2D6されますか? A:はい、そのとおりです。  キャラクターA、B、Cに対して攻撃を行ない、《チェインアタック》を宣言した場合、《チェインアタック》の対象となったキャラクターは、そのシーン中、キャラクターA、B、Cに対して発生させるダメージが+2D6されます。 Q:《サポートエキスパート》は「対象:自身」ではない「種別:増」の特技、アイテムを使用時にダメージを+キャラクターレベルするとありますが、これは異なるタイミングの「種別:増」の特技すべてに適応されるのでしょうか? A:すべて適用されます。たとえば、《相転移付与》でダメージを上昇した武器に対して、さらに《チェイスアタック》を行なった場合、それぞれの効果に《サポートエキスパート》が適用されます。 Q:《能力解放》の解説に「あなたが操縦するガーディアン」とありますが、「種別:車輌」や「種別:機獣」のヴィークルに搭乗していても《能力解放》の効果を得られるのでしょうか? A:はい、得られるものとします。 Q:《超大型戦艦》を取得している場合、加護によるクリティカルも発生しないのでしょうか? A:いいえ、加護によるクリティカルは発生します。 Q:《カバリエアーティラリー》は、「種別:砲撃」の武装を複数装備していた場合、そのすべてに影響を与えるのでしょうか? A:はい、複数装備していた場合、すべてに適用されます。 Q:《刻の彼方》などの[タイミング:死亡時]の特技の効果を適用したキャラクターに、《イドゥン》を使用しても効果がありますか? A:はい、効果があります。 Q:《無双乱舞》を使用した際に特技でなく通常の白兵攻撃を選択することは可能ですか? A:いいえ、あくまで特技でなければなりません。 Q:《ゴッズドメイン:斬》と《ゴッズドメイン:殴》のふたつを取得した場合、〈神〉ダメージへの修正は+2D6になるのでしょうか? A:はい、そのとおりです。 Q:《魔神再生U》は「《魔神再生》をブレイク状態でも使用できる」と書かれていますが、これはブレイク状態においても《魔神再生》の効果で例外的にFPを回復できるようになる、という解釈でよいのでしょうか? A:はい、そのとおりです。 Q:《ミサイルスクーリィU》で弾数を消費する武装は、《ミサイルスクーリィ》で使用する武器と射程や対象が異なっていても問題ありませんか? A:はい、問題ありません。 Q:《祈りの光》や《俺は死なない!》、《リターニングマン》などの特技をブレイク中に使用した場合、FPは【意志基本値】まで回復しますか? A:はい、回復します。死亡から回復する特技は、例外的にブレイク中であっても【FP】を回復する効果を得られます。 Q:《エンハンスメント》の効果は、「1ラウンドに[クラスレベル÷10]回使用可能」というような使用回数制限の特技にも適用されますか? A:はい、適用されます。 Q:《近接旋回射撃》の効果をAGM-1 ミサイルランチャーに適用した場合、自分を対象に《ミサイルカーニバル》を使用できますか? A:いいえ、できません。 Q:《ウェポンチェンジ》を使用して、主武装に装備している武装と副武装に装備している武装を交換することは可能でしょうか? A:はい、可能であるものとします。 Q:《リミッター解除A》および《リミッター解除B》の記述にメジャーアクションを行なった直後とありますが、メジャーアクションを放棄してもFPへの実ダメージが入るのでしょうか? A:はい、メジャーアクションを放棄した場合でも、メインプロセス終了時に実ダメージが適用されます。 Q:《トランスフォートレス》はタイミング:移動の直前ですが、移動を行なわない場合は変形を行なえないのでしょうか? A:移動を行なわない場合は変形を行なえないものとします。ただし、移動距離を0マスにすることは可能です。敵と同一のスクウェアにいて戦闘移動が行なえない場合などは、離脱を行なうなどしなければ《トランスフォートレス》で変形できないことに注意してください。 Q:《ブラックボックス解放》と《純血統》を同時に取得した状態でブレイクした場合、【FP】はどれだけ回復しますか? A:[【意志基本値】+5+(クラスレベル×4)]とします。上限値は【力場値】です。 Q:《アタックアシスト》の効果を次のシーンに持ち越すことができますか? A:特記がない限り特技の効果はシーン終了時に消滅するものと考えてください。したがって、持ち越せません。 Q:《ヘイトチャージ》によって与えられる憎悪は、「クリンナッププロセスでは回復せず、メジャーアクションを消費することで回復する」とありますが、特技などでは回復できないのでしょうか? A:いいえ、あくまでも《ヘイトチャージ》は憎悪の自然回復の条件を変更するだけで、バッドステータスを回復する特技やアイテムの効果には影響を与えません。 Q:《エレメントリパニッシュ》をマイナーアクションで使用した後、メジャーアクションで《オーラ斬り》を使用した場合、攻撃の属性はどうなりますか? A:原則的に特技やアイテムの効果で属性の変更が行なわれた場合、後から使用したものによる変更が有効になります。  この質問の場合、攻撃の属性は〈光〉となります。例外として、〈神〉属性のダメージについては特技やアイテムの効果で属性を変更しようとしても変更できないものとします。 Q:《輝く巨人》は、実ダメージが直接発生するものに対しても効果はありますか? A:いいえ、ありません。 Q:《戦闘用人格》は、指定する【戦闘値】ごとに違う特技として取得できますか? A:いいえ、できません。原則的に「別々の特技として取得できる」というニュアンスのテキストがない場合、指定された項目ごとに違う特技として取得はできないものとします。 Q:《局地戦適正》は特殊なスクウェアごとに別の特技として取得できますか? A:いいえ、できません。 Q:《縦横自在》は指定する状態ごとに別の特技として取得できますか? A:いいえ、できません。 Q:《引き離し》を無効化された場合、使用者と対象の両方の移動がキャンセルされるのでしょうか? A:はい、キャンセルされます。 Q:《重装合身》を使用した場合に、“合身”できる合身パーツの数は1回につきいくつまでなのでしょうか? A:1回の《重装合身》の使用で、合身パーツは“腕部”、“脚部”、“胴部”の合計3つまで同時に合身させることができます。合身させるパーツの数を減らすことは任意ですが、あなたが3つ以上の合身パーツを所持しているなら、合身させるパーツの数を減らす意味はさほどないでしょう。 Q:《縛られた命》の「装備している武装、またはオプションひとつ」の選択のタイミングはいつでしょうか? また、選択した武装を変更することは可能ですか? A:武装やオプションを装備する時となります。  また、《縛られた命》の効果の適用を受けている武装やオプションを装備から外す際、《縛られた命》の効果の適用を別の武装やオプションに移すこともできます。またこの時に、即座に《縛られた命》の効果の適用を装備した他のアイテムに移さず、後に他のアイテムを装備する時まで、《縛られた命》の効果の適用を行なわずにいてもかまいません。 Q:《歴戦の勇士》の効果でダイス目を7とした場合、《カラミティテラー》や《のたうつ蛇》などでさらにダイス目を変更することができますか? A:いいえ、できません。《歴戦の勇士》の効果が優先するものとします。 Q:《カラミティテラー》でダイス目のひとつを1にしたり、《裏技》などで達成値を増減させた判定に、ダイスを振り直す特技が適用された場合、これらの効果は打ち消されますか? A:いいえ、打ち消されません。新しくダイスが振られた後に、改めてそのダイス目に対してそれらの特技が適用されるものとします。 Q:《ヘビーブレード》は条件を満たすと《ハードナックル》を「種別:実剣」の武装でも使用できるになる特技ですが、この状態でも、「種別:機拳」の武装を使用して《ハードナックル》を用いることは可能なのでしょうか? A:はい、できます。ただし、《ヘビーブレード》によるダメージの補正は「種別:実剣」の武装を使用した場合にしか適用されません。 Q:バッドステータス「マヒ」になっているキャラクターは戦闘移動を行えなくなりますが、この場合は「全力移動」と「離脱移動」、または1マスのみ移動する特技(《ステップ》など)などによる移動は可能でしょうか? A:はい、可能です。 Q:《野生の深奥》の効果による「【野生値】に加算して効果を算出する」効果は、特技の「使用するとHPを【野生値】点失う」効果や、「代償:【野生値】HP]の代償にも適用されるでしょうか? A:はい、適用されます。 >>New Q:《局地戦適性》で指定できる「特殊なスクウェア」とは具体的に何を指す物でしょうか? A:地形サマリーに記載されている通常スクウェアと侵入不能スクウェア、密集宙域スクウェアを除くすべての種類のスクウェアとなります。実際には侵入不能スクウェアと密集宙域スクウェアも該当するのですが、スクウェアの性質上、潜地状態か飛行状態(高機動状態)がないと侵入できないため、機能しない形となります。また、GMがこれらとは異なるのオリジナルの効果を持つスクウェアを設定した場合、それが特殊なスクウェアに該当するかどうかはGMがプレイヤーと相談して判断してください。該当するとする場合はその種類を指定して《局地戦適性》を取得することができます。 Q:《UVTマニューバ》のように、命中判定の直前に変形を行なう特技を使用する場合、攻撃に使用する武装は変形後の武装から選択すればいいのでしょうか? A:はい、変形後の機体の武装から選択してください。 Q:キャラクターAが持つ《タレントリカバリィ》の効果で、キャラクターBが持つ《タレントリカバリィ》の使用回数を回復することはできますか? 可能であった場合、(使用回数が回復した)キャラクターBが持つ《タレントリカバリィ》の効果で、キャラクターAが持つ《タレントリカバリィ》の使用回数を回復することはできますか? A:はい、どちらもできます。コンダクターのクラスレベルが17レベルを超える超高レベルセッションの環境とはそうしたものです。ただし、GMがそうした超高レベルセッションにおけるバランスに制限を掛けたいと思うのであれば、あなたのテーブルにおいてレギュレーションを定め、《タレントリカバリィ》は《タレントリカバリィ》に対して効果を持たないとしてもいいでしょう。ただし、その場合はテーブルに参加するすべての参加者の同意を得ることが重要です。 Q:キャラクターが《トール》《ヘイムダル》《ヘイムダル》のように加護を持つ場合、《貫く信念》を1プロセス中に複数回使用することで、複数の《ヘイムダル》の使用回数を回復することはできますか? A:はい、できます。 Q:キャラクターが《貫く信念》を使用したプロセス中に《ヘイムダル》を使用した場合、再度《貫く信念》を使用して同一の《ヘイムダル》の使用回数を再度回復することはできますか? A:はい、できます。 >> ●アビスハイパー Q:《アビスハイパー》はシーン終了時に死亡するため、《イドゥン》などによる蘇生は不可能であるという処理でよいのでしょうか? A:はい、そのとおりです。即座に死亡が確定します。ただし、GMが何らかのシナリオギミックを設けた場合、その限りではありません。 Q:《アビスハイパー》による死亡効果に対して、《祈りの光》を適用できますか? A:いいえ。《祈りの光》などの死亡に対する復帰効果は、【FP】【HP】などに対するダメージによる死亡にのみ適用されるものとします。《アビスハイパー》のように即座に死亡する効果には適用できません。 ●エスケープアシスト Q:《エスケープアシスト》などの武装を指定して射程を決定する特技を使用する際、ハイエネルギービームランチャーなどの「射程:0」とされている武装を使用することはできますか? A:はい、可能です。 Q:《エスケープアシスト》などの武装を指定して射程を決定する特技を使用する際に、《コンタクトシュート》などで射程を変更することはできますか? A:いいえ、できません。 ●神にも悪魔にも Q:それぞれ適用条件を満たした《神にも悪魔にも》と《ドメインルーラー》を持つキャラクターが受けるダメージは、半減と半減で四分の一になりますか? A:はい、四分の一になります。 Q:《神にも悪魔にも》は「加護以外の攻撃」のダメージを半分にしますが、この「加護」には、「代償:加護」の武装や特技、たとえばサテライトキャノンを含みますか? A:はい、含みます。「代償:加護」である射撃・遠隔の武装や特技による攻撃に対しては、《神にも悪魔にも》は適用されません。 Q:《神にも悪魔にも》のように「加護による攻撃以外の効果を半減させる」効果は、攻撃によって発生した(代償:加護でない)〈神〉属性のダメージに対しても適用されますか? A:はい、適用されます。 Q:《神にも悪魔にも》と《ドメインルーラー》の効果は同時に適用されますか? A:はい、適用されます。 ●カバーアタック Q:《カバーアタック》で、範囲2以上の攻撃を対象に取る場合、《カバーアタック》の射程は、どこを基準にして算出すればよいでしょうか? A:《カバーアタック》の対象は、他キャラクターが「攻撃を行なっている対象」です。攻撃そのものではありません。したがって、攻撃が範囲であろうと突破であろうと、それぞれの対象ごとに距離を算出し、有効な目標にのみ適用します。  たとえば、あなたから射程3、4、5の距離に1体ずつのエネミーがおり、これらが同時にあなたの味方によって攻撃を受けたとします。あなたが射程3〜4の武装を装備しているなら、《カバーアタック》の効果を及ぼすことができるのは、射程3、4のエネミーということになります。 Q:《カバーアタック》を使用した際、武装の代償はブレイク中も支払う必要がありますか? A:その武装の代償が【HP】【FP】【EN】であった場合は、支払う必要はありません。 Q:《カバーアタック》で使用する武装は、対象となるキャラクターの攻撃した相手に対して射線が通っている必要がありますか? A:はい、そのとおりです。 ●キャスリング Q:《キャスリング》のタイミングは「いつでも」となっていますが、たとえば攻撃宣言がされた直後に位置を入れ替えることは可能ですか? A:はい、可能です。ただし、ダイスロール中などのタイミングが発生しない時に行なうことはできません。 Q:《キャスリング》をセットアッププロセスやイニシアチブプロセスで使用する場合、「タイミング:セットアッププロセス」「タイミング:イニシアチブプロセス」の特技を同時に使用することは可能ですか? A:はい、可能です。 Q:《キャスリング》によって位置を入れ替えた場合、《位置取り》《ムーブ&ファイア》などの、移動したことにより効果を発揮する特技の効果は適用されますか? A:はい、適用されます。移動として扱ってください。 Q:《キャスリング》によって位置を入れ替えた場合、《プリヴェント》《災禍の中心》などの、移動しないことで効果が発揮される特技の効果は解除されますか? A:はい、解除されます。移動として扱ってください。 ●消耗戦術 Q:《消耗戦術》で与えたバッドステータスを、《☆BOSS属性》《☆中BOSS属性》《☆ライバル属性》などのエネミー特技で回復する場合、それらのエネミー特技を2回使用する必要がありますか? A:はい、あります。 Q:《消耗戦術》の効果を受けたバッドステータスが、本来回復にメジャーアクションやクリンナッププロセス経過を必要とする場合の処理はどうなりますか? A:メジャーアクションなら2回、クリンナッププロセスなら2回の経過を必要とするものとします。 ●人機融合体 Q:《人機融合体》のHPダメージを受けない効果で、《AS》や《強化人間》の「HPを失う」効果を消すことができますか? A:いいえ。HPを失う効果やHP代償はダメージではありません。したがって、効果は適用されます。 Q:人機融合体はルールの処理として、「特技や武装の効果を受けた場合、あなたはHPがないものとして扱われる」とありますが、《イグニッションブレイブ》などのHPを回復する特技の効果も受けられないのでしょうか? A:いいえ、そのテキストはあくまでも「HPに直接ダメージを与える特技や武装の効果を受けないものとする」のテキストに付随するものであり、「HPに直接ダメージを与える特技や武装の効果」以外では、人機融合体も普通にHPがあるものとして扱われます。 ●心頭滅却 Q:《心頭滅却》のテキストにある「受ける(予定の)ダメージ」は、ダメージ軽減効果の対象になりますか? A:いいえ、なりません。このダメージは、「適用されていないがその実数値が確定しているダメージ」です。《ガイア》などの特殊な効果をのぞいて、基本的には軽減や移し替えを行なえないものとします。 Q:《心頭滅却》の効果によってダメージを先送りした状態で機体から脱出した場合、ダメージはガーディアンとパイロットのどちらに適用されますか? A:質問のケースの場合、パイロットに適用されます。なお、《心頭滅却》により先送りにされたダメージはすでに確定したダメージであるため、サイズ差によるダメージの補正は受けません。 Q:《心頭滅却》の効果によるダメージの先送りは、《トール》を使用されていても効果を持ちますか? A:はい、《トール》を使用された攻撃のダメージであっても、《心頭滅却》の効果でダメージの適用を先延ばしにすることができます。 Q:《心頭滅却U》の効果を受けて《心頭滅却》を1ラウンドに複数回使用した場合、クリンナッププロセスで行なうダメージの適用は、ダメージを受けた順にひとつずつ適用するのでしょうか? A:はい、それぞれのダメージごとに順番に適用します。 Q:《心頭滅却U》の効果を受けて複数回《心頭滅却》を使用し、1度目のダメージが適用された段階で死亡した場合、残りのダメージはどうなりますか? A:もし、何らかの理由でキャラクターがクリンナッププロセスの《心頭滅却》を適用するタイミングで死亡から回復した場合、適用されます。このタイミングが終了した後に死亡から回復した場合、ダメージは消滅します。 Q:《心頭滅却U》の効果を受けて複数回《心頭滅却》を使用し、1度目のダメージが適用された段階で死亡し、《火もまた涼し》を用いて戦闘不能になった場合、残りのダメージでとどめを刺されますか? A:いいえ、先送りしたダメージでとどめを刺されることはないものとします。 Q:《心頭滅却U》を《心頭滅却》の効果で1ラウンドに複数回使用した場合、《死人の覚悟》は受けたダメージひとつごとに1回使用するのでしょうか? A:はい、そのとおりです。 Q:《心頭滅却》で先送りにしたダメージに《タケミカヅチ》を宣言することができますか? A:いいえ、できません。ただし、《心頭滅却》の使用時、すなわちダメージロールの直後に《タケミカヅチ》を用いることは可能です。この場合、《タケミカヅチ》のダメージは先送りされるダメージを基準に算出され、即時適用されます。 ●スナイパー Q:両式吼撃砲:Wのように射程が1つしかない武器に《スナイパー》などの射程を延長する効果を適用した場合、射程はどうなりますか? A:射程が「X(Xは本来の射程)〜[X+Y](Yは効果によって修正される数値)」に変更されるものとします。例ならば「5」が「5〜7」に変更されます。 Q:《スナイパー》の効果は、「射程:0〜X」である特技(たとえば《カバーアタック》)に適用できますか? A:はい、適用できます。 Q:「射程:1」の武装に、《スナイパー》の射程を+2する効果を適用した場合、射程はどうなるのでしょうか? A:「射程:1〜3」になるものとして処理してください。 Q:本来の射程が「射程:1〜2」の武装を《スナイパー》などで射程を延長している場合、《コンタクトシュート》は使用可能でしょうか? A:いいえ、できません。《スナイパー》の効果を適用している時点でその武装は、《コンタクトシュート》の効果を受けられないデータに変化しているからです。 ●スラップダウン Q:《スラップダウン》によって発生するダメージは、何らかの属性を持ちますか? A:一切の属性を持たないものとします。また、何らかの効果によって属性を得ることもありません。 Q:すでに狼狽を受けている相手に対し、狼狽を与える効果の特技などを使用した際、《スラップダウン》は発動条件を満たしますか? A:いいえ。すでにバッドステータスを受けている対象に、さらに重ねて同名のバッドステータスを与えることはできないものとします。 Q:《スラップダウン》は、適用タイミングが「狼狽を与えた時」なので、与えた狼狽を《☆BOSS属性》などで打ち消されたとしても使用可能でしょうか? A:はい、そのとおりです。《☆BOSS属性》は、「タイミング:いつでも」で、受けているバッドステータスを打ち消す特技です。 Q:《スラップダウン》によるダメージロールに対して《ヘル》を使用することはできますか? A:いいえ、《ヘル》は「攻撃のダメージロール」に適用する加護です。したがって、適用できません。 Q:《スラップダウン》によるダメージロールに、「タイミング:ダメージロール」である特技やアイテムの効果を適用できますか? A:それが「攻撃によるダメージロール」など、ダメージロールの発生源を規定している効果でなければ適用できます。ダメージ軽減の効果なども、タイミングが適切であれば適用されます。 ●戦隊 Q:《戦隊》の演出を機体のAIなどにしてもかまいませんか? A:かまいませんが、相当品の原則にしたがい、その物体の効果は変更されません。つまり、拳銃相当の拳が飛行機の中に持ち込めないのと同様、あなたの周囲には複数の人間がいるものとして扱われますし、あなたが機体に登場していない状態でモブであることは変わりません。  また、特技演出の相当品はテクニカルなプレイなので、GMの許可を取ることを忘れないでください。 Q:《戦隊》を持つPCは、それぞれの構成員ごとに別のPCとして分割行動を行なうことができますか? A:演出としては(GMが認めれば)可能ですが、PCが増えるわけではありません。あなたのPCが演じているキャラクター以外の構成員はすべてエキストラであり、NPCとして扱います。個別に何らかの行動を行なわせたとしても判定を行なう(たとえば戦闘や情報収集)は原則としてできませんし、NPCが登場しているシーンにPCが登場しているわけではありません。  GMは、これらの処理が煩雑になると考えた場合、《戦隊》のエキストラは分割行動を行なえず、所持するPCが登場するシーンにのみ登場するとしてもかまいません。 Q:《戦隊》による【HP】を代償とする特技の代償を減少する効果は、生身でなくても受けられますか? A:はい、受けられます。「あなたは生身で行動している時」という文節がかかっているのは、「モブとして扱われる」という箇所までです。以降の効果に、生身であるかどうかは影響しません。 ●七大天使の剣 Q:《七大天使の剣》の代償に、複数取得したマニピュレーターなどの固定武装を消費できますか? A:はい、可能です。ただし、同一の装備を複数個同時に使用できないことに注意してください。 Q:《七大天使の剣》による武装を消費する効果は、ブレイク中でも消費する必要がありますか? A:はい、消費する必要があります。 Q:《七大天使の剣》で消費する武装に、パイロットが携行している人間用武装を含めることはできますか? A:操縦者または同乗者であるキャラクターは、何らかの効果を用いるために消費する武装に、特記がない限り人間用武装を含めることはできないものとします。 ●ノックバック Q:ダメージを与えた相手を強制的に移動させる特技、《ノックバックX》などの効果で対象を侵入不能スクウェアに移動させることは可能ですか? A:いいえ。適切でない移動を行なわせることはできません。 Q:ダメージを与えた相手を強制的に移動させる特技、《ノックバックX》などの効果の対象が複数のキャラクターに及ぶ場合、それぞれ別の方向に移動させてかまいませんか? A:はい、かまいません。この時、移動させたくない対象がいるならば、移動させないことを選択してもよいものとします。また、Xが2以上の場合、Xマス未満0以上のマス数を移動させてもよいものとします。 ●フルパワーアタック Q:合体中のキャラクターが《フルパワーアタック》を使用した場合、合体しているすべての機体の【行動値】が0になりますか? A:いいえ。合体中に《フルパワーアタック》を使用した場合、「対象:自身」である特技を合体中のキャラクターの誰かに及ぼせるだけです。適用されたキャラクターにのみ、《フルパワーアタック》の効果が適用されます。 Q:フルパワーアタックの「【行動値】が0のタイミング」とは、何らかの効果のタイミングを意味していますか? A:いいえ。この効果は、「イニシアチブプロセスにおける行動順決定時に限り、この特技の使用者の【行動値】を0と見なす」「この特技の使用者の【行動値】が0として扱われる本来のメインプロセス(つまり、《ミューズ》などの追加行動ではない)における攻撃に、ダメージ増強効果が適用される」というものです。  移動や【行動値】判定など、【行動値】の関わるその他の処理については、本来の【行動値】が適用されます。 Q:《フルパワーアタック》を使用したキャラクターが、待機を行なった場合、待機時に行なう本来のメインプロセスに《フルパワーアタック》の効果は適用されますか? A:はい、適用されます。 Q:《フルパワーアタック》を使用したキャラクターが待機した場合、他の待機していたキャラクターと行動順番がどのように処理されるかを教えてください。 A:行動値の低いキャラクターから処理が行なわれますので、《フルパワーアタック》を使用したキャラクターが最初になります。  もし複数のキャラクターが《フルパワーアタック》を使用した場合は、元の行動値を参照して決定してください。 Q:《フルパワーアタック》を適用したキャラクターが、何らかの効果(《ミューズ》などによって)追加行動した場合、追加行動による攻撃に対しても《フルパワーアタック》の効果が適用されますか? A:いいえ。本来の《フルパワーアタック》で規定されたタイミングでのみ、この特技は効果を持ちます。 ●浮遊機雷 Q:《浮遊機雷》で飛行状態や潜地状態のキャラクターにダメージを与えることはできますか? A:はい、可能です。 Q:《浮遊機雷》が消える条件は、機雷がダメージを与えることですか? それとも機雷に対してダメージを与えることですか? A:機雷がダメージを与えることです。 Q:《浮遊機雷》によるダメージは、特技の使用者の与えるダメージとして扱いますか? A:はい、効果を受けます。たとえば《強化FCS》などの効果を適用することができます。ただし、攻撃ではないため、攻撃のダメージを増加させる効果を得ることはできません。 Q:《浮遊機雷》の存在するスクウェアは敵スクウェアとして扱われますが、それによって飛行状態や潜地状態のキャラクターが進入した際に移動を終了させることはできますか? A:はい、移動が終了するものとします。 >>NEW Q:《浮遊機雷》の機雷がダメージを与えるのは、メジャーアクションまたはリアクションの判定前ですか?それとも判定後ですか? A:どちらでもありません。正確には「メジャーアクション、ないしはリアクションを行なった直後」となります。ダメージを受けるのはアクションを行なったキャラクターですので、ダメージが発生するのもアクションの処理が終わった直後になると考えてください。 Q:《浮遊機雷》の機雷があるスクウェアでメジャーアクションまたはリアクションを行なったキャラクターが、何らかの効果でそのスクウェアから移動した場合、《浮遊機雷》の機雷はそのキャラクターにダメージを与えますか? A:メジャーアクションの直後までの間に移動していたり、リアクションを行なってリアクションの直後までに移動していた場合はダメージを受けません。例えば、メジャーアクションで移動と攻撃を同時に行なう特技を使用し、浮遊機雷のないスクウェアに移動して攻撃を行なった場合などがこれに該当します。 Q:《浮遊機雷》の機雷があるスクウェアでメジャーアクションを行なったキャラクターとリアクションを行なったキャラクターが同時に存在する場合、《浮遊機雷》の機雷はどのキャラクターにダメージを与えますか? あるいは全てのキャラクターにダメージを与えますか? A:メジャーアクションを行なったキャラクターがアクションの直後に《浮遊機雷》のダメージを受け、その結果《浮遊機雷》は消滅します。このため、その後にリアクションが行なうリアクション側が《浮遊機雷》のダメージを受けることはありません。 Q:《浮遊機雷》の機雷があるスクウェアで複数のキャラクターがリアクションを行なった場合、《浮遊機雷》の機雷はどのキャラクターにダメージを与えますか? あるいは全てのキャラクターにダメージを与えますか? A:リアクションを行なったすべてのキャラクターがリアクションの終了直後にダメージを受け、《浮遊機雷》は消滅します。 Q:《浮遊機雷》の機雷があるスクウェアで、キャラクターがリアクションの判定を放棄した場合、《浮遊機雷》の機雷はそのキャラクターにダメージを与えますか? A:《浮遊機雷》の機雷があるスクウェアにいるキャラクターが攻撃を受けた際、リアクションの判定を放棄した場合は、その攻撃で受けるダメージが0であった場合《浮遊機雷》はダメージを与えません(そのまま機雷は残ります)。逆に、その攻撃で1点以上のダメージを受けた場合は機雷はそのキャラクターにダメージを与え、スクウェアから消滅します。 Q:《浮遊機雷》の機雷によるダメージに対して《チェイスアタック》(MGR73)を使用する場合、《浮遊機雷》を使用したキャラクターと機雷のどちらに対して射程を算出すればいいですか? A:《浮遊機雷》のダメージに対し、《浮遊機雷》を使用したキャラクター本人以外の特技が効果を及ぼすことはありません。これは、《浮遊機雷》の対象がスクウェアであり、「《浮遊機雷》の効果を受けたスクウェア」がダメージを与える構造であるため、基本的にはキャラクターを対象とする特技の対象にならないためです。 >> ●鳴動する時空 Q:《鳴動する時空》の効果は《巨大なる壁》による封鎖の影響を受けていないキャラクターにも効果が適用されますか? A:はい、《巨大なる壁》の効果が適用されているスクウェアにいる任意のキャラクターに影響を及ぼすものとします。 Q:《鳴動する時空》の使用後に封鎖スクウェアの中に入ってきたキャラクターに対してもこの特技の効果は適用されますか? A:はい、《鳴動する時空》の効果中であれば適用されます。 Q:《鳴動する時空》が使用された後、封鎖スクウェアの外に出たキャラクターにもラウンド終了まで効果は持続しますか? A:いいえ。そのスクウェアにいるという条件が満たされない場合、適用されません。 ●闇夜の餓狼 Q:《ロケットパンチ》や《エレメントシュート》などによって本来の射程が0の武器で射撃攻撃をする場合、《闇夜の餓狼》の効果は適用されますか? A:いいえ、適用できません。 Q:《闇夜の餓狼》の効果を受けている場合、「射程:0」であるならば「対象:直線」や「対象:放射」の武装を用いて完全遮蔽のキャラクターを攻撃することはできるのでしょうか? A:はい、可能です。 ●予備機U Q:《予備機U》《乗り換え》で「新たに装備するガーディアンのFPは1以上でなくてはならない」とありますが、これはどのような意味ですか? A:そのシーン中に機体が操縦不能、爆散していない――つまりFPが0になっていないことを指します。  すでに《予備機U》《乗り換え》の効果によって乗り換えられた機体や、操縦不能となって脱出した機体を再び《予備機U》《乗り換え》の効果によって装備し直すことはできません。  また同様に、以前のシーンで操縦不能、爆散し、その上で補給シーンなどで修理が行なわれていないとGMが判断した機体も、新たに装備する機体の候補に含めることはできないものとします。 Q:《予備機U》で機体を乗り換えた場合、FPは1になりますが、ENはどうなるのでしょうか? A:《予備機U》の効果で、ENの現在値が変化することは原則としてありません。ただし、《予備機U》を使用したことによって【感応値】が変化した場合、ENの上限値が変化しますので、それによって【感応値】がENを下回った時のみ、ENはその時点の【感応値】に合わせられることとなります。また、この処理は《乗り換え》についても同様であるものとします。 ●リモートタイプ Q:メタトロンのクラスレベルが11以上であるキャラクターが《リモートタイプ》を使用した場合、《トール》で増加した10D6以外のダイスに対しても、《リモートタイプ》の効果を適用できますか? A:はい、適用されます。 Q:《リモートタイプ》によるダイス目の変更の効果は、《トール》の対象が自身でなくても使用できますか? A:はい、使用できます。《リモートタイプ》の対象:自身は、《トール》の使用者であるあなた自身を指しているからです。 ●激情状態 Q:激情状態とはなんですか? A:一部の特技によって発生する特殊なステータスです。激情状態であることそのものではPCは一切の効果を得ず、激情状態をトリガーとして発動する各種の効果の影響を受けます。  激情状態はそのシーンの間継続し、ブレイクや加護によって解除されることはありません。激情状態は、《状態獲得》などの、「●●状態」を得る効果の対象に含まれないものとします。 Q:激情状態、激情した状態は同じものですか? A:はい、同じものであるとして扱います。本FAQでは激情状態に統一します。 Q:激情状態であることで、何らかのルール的・ロールプレイ的な効果を受けますか? A:いいえ、激情状態であることそのものは、何らかの効果をもたらすものではありません。他の特技やアイテムの効果のトリガーとなるものです。 ●振り直し Q:《リトライ》のような判定を振り直す効果を持つ特技の効果によって、ファンブルした判定を振り直すことはできますか? A:はい、判定結果そのものは振り直しの対象になるか否かとは関係ありません。 Q:《ブロウビート》の効果を受けて振り直した判定を《リトライ》で振り直すことは可能ですか? A:はい、可能です。 Q:では、《ブロウビート》の振り直しに《リトライ》を使用した後、さらに《ブロウビート》することはできますか? A:いいえ。一連の判定である以上、同名特技の効果は重複しませんから、再度の《ブロウビート》は行なえません。 Q:同じ判定に対して、別のPCがそれぞれ《ブロウビート》を使用することはできますか? A:いいえ、同名特技の効果は重複しないため適用されません。 ●複数武装使用系特技 Q:《ツインアームズ》や《フルブラストアタック》に、「この武器を使用した〜」という意味のテキストを持つ武器を用いた場合、そのテキストは適用されますか? A:はい、適用されます。ただし、それらのテキストが適用されるのは、範囲なども含めて、メインで使用した武装のみです。たとえば副武装にショットガンを装備して《ツインアームズ》で攻撃しても、ショットガンの持つ「命中判定の達成値に+2」の効果を受けることはできません。 Q:《ツインアームズ》などの複数武装使用系特技で攻撃を行なった際に《QVOマニューバ》で変形した場合、武装を交換することはできますか? A:はい、可能です。ただし、ダメージロールについては、攻撃時に装備していた武装を前提としてダメージを算出します。 Q:《ツインアームズ》にチェーンマインのように弾数を消費する武装を用いた場合、弾数は消費されますか? A:はい。攻撃力の計算に用いたすべての武装の代償を消費する必要があります。たとえば主武装にヒートハチェット、副武装にチェーンマインを装備して《ツインアームズ》を行なった場合、ヒートハチェットの代償であるEN1と、チェーンマインの代償である弾数1を支払う必要があります。 Q:《ツインアームズ》で副武装に斬属性の武器を用いた場合、ブレードモーションユニットは発動しますか? A:いいえ。適用されません。 Q:《ツインアームズ》や《フルブラストアタック》に規格外武装を用いた場合、FPは失われますか? A:はい、失われます。 Q:「《ツインアームズ》での使用不可」と書かれた武装を《モータルストーム》《フルブラストアタック》で使用することはできますか? A:はい、可能です。 Q:《モータルストーム》や《ツインアームズ》などの、複数の武装の攻撃力を合計する特技を使用した場合、メインとして使用する以外の武装の射程は無視してもよいのでしょうか? A:はい、あくまでも重要なのはその時の攻撃にメインで使用する武装の射程であり、単にダメージを上昇させる役割しか果たさない武装の射程は考慮されません。 Q:《モータルストーム》や《ツインアームズ》によるダメージへの修正は、メインとして使用される以外の武装のダメージが何らかのダメージを上昇させるアイテム(DLSユニットなど)の効果を受けていた場合、どうなりますか? A:これはそのアイテムの効果によって変わります。質問のケースの場合、DLSユニットは武装の“ダメージ”を上昇させるものであるため、“武装の攻撃力”を合計する特技の効果には影響しません。ただし、そのアイテムが“武装の攻撃力”を上昇させるものであった場合は、これらの特技を使用する際にも影響を与えることとなります。 ■アイテム Q:合身パーツを同一部位に複数装備することは可能ですか? A:いいえ、行なえません。右腕に消防車、左腕にパトカー、といったキャラクターを作成したい場合は、演出として処理するとよいでしょう。 Q:「種別:その他」「種別:アシスト」のアイテムはいくつでも装備できますか? A:いいえ。「種別:その他」「種別:アシスト」のアイテムは装備できません。所持しているだけでその効果を発揮、または効果を起動することができます。 Q:基地を装備しているPCは、武装を装備できますか? A:いいえ、できません。 Q:装備していないアイテムを破棄することができますか? A:はい、可能です。 Q:マシンザウルスが汎用の砲撃武装を装備する場合、野生値は変化しますか? A:いいえ、変化するのは汎用の近接武装のみです。砲撃武装では変化しません。 Q:特技、アイテムの使用の「効果の終了」の項目は「特技の効果」という記述ですが、アイテムの効果も同様に解除できますか? A:はい、解除できます。 Q:特技やアイテムの効果で「〈神〉属性を除く防御修正すべてに+X」とある場合、本来の防御修正が0の修正も+Xされますか? A:はい、されます。 Q:軽量化改修などの効果を適用した結果、防御修正が0未満になった場合、どのような処理を行ないますか? A:防御修正が0未満になるような効果は適用できないものとします。 Q:戦闘値が0以下になるような装備を行なうことができますか? A:いいえ、あらゆる効果の結果によらず、戦闘値を0以下にするような装備を行なうことはできません。そのような結果が導かれる場合、その装備は行なえないものとします。 Q:戦闘中、機体Aを降りて、機体Bに乗り換えた時、機体Aを装備中に装備していた武装やオプションを、機体B装備時も装備することは可能でしょうか?(共に装備条件は満たしている、という前提で) A:いいえ、装備できません。 Q:戦闘で武装や特技の弾数を消費し、次の戦闘までに補給シーンを挟まなかった場合、弾数も消費されたままなのでしょうか? A:はい。それが同一のシナリオである限りにおいては、もちろん消費されたままです。 Q:ミーレス装備時に、自身が常備化している他クラス専用の装備を装備することはできますか? A:いいえ、特記がない限りできません。 Q:一般アイテムデータの「種別:使い捨て」や「種別:回/使い捨て」のアイテムの対象は「対象:自身」なのでしょうか? A:はい、そのように判断してください。 Q:取得にクラスが関与するアイテムを、常備化したミーレスや汎用ヴィークルに装備させることができますか? たとえば、グレートユニットを自分が常備化したC3M1ゴエモンの操縦時に使用できますか? A:いいえ、できません。特定のガーディアンクラス専用の武装やアイテムは、そのクラス専用のガーディアンを装備している状態でしか、装備したり、所持していることによる効果を受けられないものと考えてください。《予備機》など、特技本文に例外が示されている場合はこれに含まれません。 Q:武装の解説テキストにある「攻撃力」は、武装の攻撃力を指しますか、それとも、キャラクターが持つ本来の攻撃力を指しますか? A:武装の解説における攻撃力は、特記がない限りその武装の攻撃力を指すものとします。オプション、アシストなどの武装以外の装備については、それぞれの装備のテキストを参照してください。 Q:メタルダガーを主武装と副武装に装備した場合、【回避値】は+2されますか? A:はい、されます。アイテムの解説欄以外のテキストは、特記がない限り、同名アイテムであっても重複します。 Q:構造相転移ソードを主武装と副武装に装備し、トゥーレ級ライトニングを装備した場合、それぞれの構造相転移ソードの攻撃力は+【反射】されますか? A:はい、されます。 Q:両式吼撃砲:Bの装備中にその装備の前提となる両式吼撃砲:Eを装備から外した場合、両式吼撃砲:Bの装備は自動的に外れますか? A:はい、装備条件を満たさないため外れます。 Q:特技などの効果でガーディアンがイデア機として扱われる時、他にヴィークルやミーレスを常備化していた場合、それらもすべてイデア機として扱いますか? A:プリプレイであなたが常備化しているガーディアン、ヴィークル、ミーレスを1機選び、それと対応する変形後データにのみ適用されるものとします。 Q:増設式ミサイル弾薬倉を変形などで外した場合、増加していたミサイルの残弾数はどうなりますか? A:増加分の弾数上限が失われたものとして扱います。たとえば、「AGM-12 ハイマニューバミサイル」(弾数:3)であれば、増設式ミサイル弾薬倉の効果で弾数の上限が4になります。この状態で増設式ミサイル弾薬倉を外した場合、弾数は自動的に3となります。再び変形などで増設式ミサイル弾薬倉を装備しても、弾数は3のままです(上限が増加します)。  現状の弾数が3であるAGM-12 ハイマニューバミサイル+増設式ミサイル弾薬倉(上限弾数3)から増設式ミサイル弾薬倉を外した場合でも、上限は3となるので、現在の弾数は変化しないものとします。 Q:GVユニットの装備中、両式吼撃砲:Eや硬質合金クラッシャーを装備から外すことはできますか? A:いいえ、できません。 Q:ウォーバードナイフで《ペネトレイトブロー》を使用した場合、《高出力ピンポイントバリア》やバリアブースターの効果を受けられますか? A:はい、受けられるものとします。 Q:RBカスタマイズを装備せずにラディエーションブレイカーのみを装備して使用することは可能ですか? A:いいえ、できません。 Q:「航空機(ユニオン)」のように、種別にクラス表記のあるヴィークルは、対応するクラスとして、クラス専用装備(この場合ユニオン)を装備することができますか? A:はい、可能です。ただし、ミーレスは特記がない限り、種別を有していてもクラス専用装備を装備することはできません。 Q:強行偵察改修の「【知覚】と【理知】、情報収集の判定の判定値+2」とは、【知覚】と【理知】のボーナスに+2し、さらに情報収集の判定の判定値を+2する、という意味でしょうか? A:いいえ。【知覚】、【理知】を用いた判定の判定値、および情報収集の判定の判定値を+2するという意味です。なお、同名装備の効果は重複しないため、情報収集の判定に用いる能力値が【知覚】ないし【理知】だった場合でも、判定値が+4されるわけではありません。 Q:《ハイドラダウンフォール》は「種別:覚醒」を装備中に使用できる、主武装に装備した遠隔武装で攻撃する特技ですが、「種別:射撃(ビーム/覚醒)」である有線式重粒子砲を装備している状態で《ハイドラダウンフォール》は使用できるのでしょうか? A:はい、使用できます。《ハイドラダウンフォール》は複数武装使用系特技であり、例の場合《ハイドラダウンフォール》の使用時には、有線式重粒子砲も同時に使用されていると見なされるからです。 Q:《エルドリッチディサイプル》 の効果によって、ミスティックのアイテムである●エレメンタルボルトなどを常備化可能となりますが、この際〈機体の対応属性〉は何になるのでしょうか? A:あなたがアクアカッター、エネルギーアーム、ディヴァインアームを常備化しているなら、それらの武器と同じ属性となります。そうでない場合は、一律で〈殴〉として扱ってください。 Q:《煙幕展開U》によって発生した遮蔽についても、覚醒武装は射線を無視して攻撃できますか? A:はい、可能です。 Q:「タイミング:いつでも」の自動脱出装置を、実ダメージの算出とその適用の間に使用する(爆散が確定してから脱出する)ことは可能ですか? A:操縦不能状態以外で[脱出]を行なうことはできません。したがって、操縦不能状態であれば可能です。 Q:カバリエの「種別:覚醒」の武装は、「《スターゲイザー》《AS》を持たない者は装備不可」であるガーディアンを装備していないと装備できませんか? A:いいえ、「種別:覚醒」の武装の装備条件を満たしていれば問題なく装備できます。 Q:クラッシャーブレードをクラッシャー級高速型と同時に装備した上で《ギガントウェポン》を適用した場合、【行動値】への修正はどのように適用されますか? A:まずクラッシャーブレードの【行動値】への修正が「+1」に変更された後に、《ギガントウェポン》などの効果を適用してください。 Q:インダストリアルセンターや大型海洋施設の効果を解説してください。 A:通常の整備の効果を受けるか、それらの装備の効果に書かれた効果を適用するか選択できるものとして処理してください。 Q:出力増加ブースターなどのリンケージクラス専用と書かれているアイテムを、そのクラスを持たないキャラクターが購入・常備化することは可能ですか? A:いいえ、そのクラスを持たない場合購入することも常備化することはできません。 Q:スーパーのアイテムであるガーディアンマントは「自身を対象とする『種別:防』の効果に+1D6する」とありますが、この効果は自身以外のキャラクターも含めて「種別:防」の特技(《積層バリア》など)が使用された場合、自身以外のキャラクターにも有効となるのでしょうか? A:いいえ。あくまでもガーディアンマントはそれを所持しているキャラクター自身にしか効果を持ちません。 Q:搭載型ヴァルハラシステムによる判定値への修正は、搭載型ヴァルハラシステムを装備している自分自身が行なう判定にも効果がありますか? A:はい、自身もその効果を受けます。ですので、シーンに搭載型ヴァルハラシステムを装備しているキャラクターが4人登場しているなら、あらゆる判定の判定値が+4されます。ただし、この効果はあくまでも「自分以外の搭載型ヴァルハラシステムを装備しているキャラクター」がひとりでもいなければ機能しないものとしてください。つまり実質上、搭載型ヴァルハラシステムによる判定値への恩恵は+2からがスタートとなります。 Q:出力強化装置(MS)を複数所持している場合、同じ【戦闘値】を選択することはできますか? A:はい、できます。 Q:“パーツ:救急車”は「あなたが使用する「種別:回」の特技とアイテムの回復量に+1D6する。腕部に合身した場合、この回復量にさらに+1D6する。脚部に合身した場合、上記の効果に加えて【行動値】に+3の修正を得る」と解説に書かれていますが、脚部に合身した場合は“上記の効果”である「あなたが使用する「種別:回」の特技とアイテムの回復量に+1D6する」と「この回復量にさらに+1D6する」のふたつの効果が得られると考えてよいのでしょうか? A:いいえ、違います。  “パーツ:救急車”はまずベースとなる効果として、「あなたが使用する「種別:回」の特技とアイテムの回復量に+1D6する」を有しています。これに加えて、腕部に合身させた場合は、「回復量にさらに+1D6する」という効果が得られ、脚部に合身した場合は“上記の効果”である「あなたが使用する「種別:回」の特技とアイテムの回復量に+1D6する」と「【行動値】に+3の修正を得る」が得られると考えてください。  これらの効果の適用の処理は、他の合身パーツの場合でも同様です。 Q:フォートレスのアイテムである大型拡散重粒子砲や拡散AL粒子砲は、脱出用小型形態の装備中でも装備できますか? A:いいえ、脱出用小型形態のテキストである「装備中は汎用武装と汎用オプションのみを装備可能」が優先され、大型拡散重粒子砲や拡散AL粒子砲は装備できないものと考えてください。 Q:オーバーユナイトはどうやって入手すればよいのでしょうか? A:《ユナイトアームズ》を取得し、その際にオーバーユナイトを選択して常備化してください。 Q:コネクテッドロングビームライフルを《スナイパー》の対象に指定した状態で、同装備のマイナーアクションで射程を「1〜4」に変更する効果を受けた場合、重ねて《スナイパー》の効果を適用することで射程を「1〜6」に変更できますか? A:いいえ、適用されません。コネクテッドロングビームライフルの「射程を1〜4に変更する」効果で、《スナイパー》の修正を受けた本来の射程が上書きされるものとします。 >>NEW Q:EXルールブックでアイテムの種別:覚醒は「AS」または「スターゲイザー」を取得していなければ使用できない、となっていますが、上級ルールブックのサンプルキャラクター「星を見る者」はどちらも取得していません。これは「●イグニス」も「飽和誘導攻撃」も使用できないということでしょうか? A:いいえ。イグニスの運用を前提としたオーバーロード級は一部の例外を除きイグニスを使用可能です。《AS》や《スターゲイザー》はあくまでオーバーロード以外のガーディアンクラスを有するキャラクターが「種別:覚醒」の装備を使用するための特技となります。 >> ●Sユニット Q:シャレードの固定武装はひとつの種類に付きひとつしか常備化できないとありますが、これはブレイズユニットとイグニスユニットを常備化した際、多目的ミサイルランチャーはSユニットひとつにつき「ひとつずつ」所持できるのでしょうか? A:はい、そのとおりです。 Q:同一のSユニットを複数常備化することができますか? A:いいえ、できません。 Q:《即時換装》でSユニットを交換した時に、新しいSユニットの固有武装を装備することができますか? A:はい。ただし、装備することができるのは、交換したSユニットの武装だけです。他の武装やオプションを変更することはできません。 ●アシスト Q:「種別:アシスト」のアイテムを複数個常備化し、その効果を同時に受けることはできますか? たとえば、グレートユニットとサポートロボを同時に常備化した場合、双方の効果を受けられますか? A:はい、できます。その上で、グレートユニットを使用してその効果を受けている間に、サポートロボの効果を使用することも可能です。 Q:アシスト(増)のアイテムに《サポートエキスパート》は適用されますか? A:対象があなた自身である場合、適用されません。 ●固定武装 Q:固定武装で得られた装備は、そのクラス専用の装備とみなされますか? A:いいえ。固定武装そのものの本来のカテゴリにしたがいます。 Q:固定武装のナックルやマニピュレーターは複数個取得できますか? A:はい、キャラクターはナックルやマニピュレーターをいくつ常備化していてもかまいません。これらは自動取得のアイテムと同様、キャラクター作成時に所持品として取得していなくても、プリプレイで宣言してGMに許可を得ることで再び自由に得られるものとします。 Q:エネルギーアームやディヴァインアームのように、特定のクラス専用ガーディアンを常備化したときに得られるクラス専用の固定武装も、ナックルやマニピュレータのように、任意の個数入手することができますか? A:はい、可能です。 ●住宅 Q:凰市でセッションを行なった後に、月面で引き続き同じキャラクターを使用して別のセッションを行なった場合、鳳市にあった住宅を月面で利用できますか? A:住宅はあくまで、住宅のデータにある効果を設定された回数運用できるデータとして配置されています。場所、外観などの設定はプリプレイでGMの許可を得てその都度変更してもかまいません。舞台になる場所に常に住居がある、と考えてもよいでしょう。  もちろんGMは、厳密にPCが常備化している住宅が「どこ」にあるかを設定するよう求めてもかまいません。その場合、鳳市にある、と設定された住宅は月面には存在しないことになります。  また、GMは砂漠や荒野、宇宙空間など、どう考えても住宅が存在しない、利用できない場所に住宅がある、という設定を却下してかまいません。 Q:住宅がガーディアンや戦艦の中にある、という設定は可能ですか? A:はい、かまいません。ただし、GMが不自然である、あるいはセッションの想定した流れから逸脱している、と考えた場合はその限りではありません。基本的にはGMの許可を取るようにしてください。 Q:住宅を複数所持することができますか? A:はい、できます。ただし、GMが不自然である、あるいはセッションの想定した流れから逸脱している、と考えた場合はその限りではありません。基本的にはGMの許可を取るようにしてください。 ●ディヴァインアーム Q:ディヴァインアームを任意の個数得られる場合、その都度別の属性を選択することができますか? A:はい、可能です。 Q:ディヴァインアームを複数個常備化している場合、《エルドリッチディサイプル》で参照する属性はどれになりますか? A:プリプレイでひとつを選択し、属性を決定してください。 ●ライトニング級インセクトモード Q:ライトニング級インセクトモードは、トゥーレ級ライトニングモードとして扱われますか? A:はい、そのとおりです。 Q:ライトニング級インセクトモードを[変形後データ]として指定できるのは、トゥーレ級ライトニングモードに限られますか? A:はい、そのとおりです。 ●ライフスタイル Q:ライフスタイルを後から変更することはできますか? A:原則的にはできないものとします。上級ルールブックのリビルドルールを参照してください。 Q:ライフスタイルを複数所持することができますか? A:いいえ、ライフスタイルは臨時収入を除き、1種類しか選択できません。 ■基本ルール Q:「射程:視界」である特技や装備の攻撃は、見えていればどこにでも届きますか? たとえば、凰市からコロニーを攻撃できますか? A:GMが認めれば可能です。どこからどこまでがシーンの中であると定義するかはGMの判断によります。  判断に迷うなら戦闘中であればマップ内のみ、とするとトラブルが少なくてよいでしょう。 Q:クリティカル値を−1する特技(下限値10)を3つとクリティカル値を−1する特技(下限値8)の特技をひとつ使用した場合、クリティカル値はいくつになりますか? A:8となります。 Q:対象はこの効果を拒否できる、という文章を持つ特技や加護を使用し、対象に拒否された場合、その使用回数はどうなりますか? A:対象全員に拒否された場合、使用されたものと見なさず、使用回数は減少しません。複数の対象がいて、一部にのみ拒否された場合は、使用されたものと見なします。 Q:タイミングが「命中判定の直後」「命中、防御判定の直後」と「判定の直後」である特技を、それぞれ同時に使用できますか? A:はい。特技の「タイミング」に記載されたタイミングが異なっていれば、適用されるタイミングが同じであっても、同一キャラクターが複数の特技を使用することができます。  たとえば、「タイミング:命中判定の直後」である《連環撃》と「タイミング:判定の直後」である《ブロウビート》は同一キャラクターが同じメインプロセスに使用できます。しかし、これに加えて「タイミング:判定の直後」である《リトライ》を使用することはできないのです。 Q:「メジャーアクションの直後」と「メインプロセスの終了時」は別のタイミングとして扱いますか? A:はい、そのとおりです。メジャーアクションはメインプロセスの中のひとつの行動に過ぎないからです。処理としては、「メジャーアクションの直後」のタイミングを解決した後に、「メインプロセスの終了時」の処理を解決します。 Q:判定値はマイナスの値を取りますか? A:はい、取ります。ただし、達成値の下限は0であるものとします。 ■戦闘 Q:疾駆状態は宇宙空間でも有効ですか? A:はい、有効です。移動困難スクウェアは宇宙空間にも配置されうるからです。 Q:メインプロセス以前に、《ムーブアシスト》などで移動を行なった場合も遠隔攻撃を行なうことはできませんか? A:いいえ。あなたがそのメインプロセス中に移動を行なっていないならば、遠隔攻撃を行なうことができます。 Q:ダメージの軽減・半減・防御修正の適用などの順番を詳しく解説してください。 A:以下の順番で処理が適用されます。  1.《キャスリング》など「タイミング:いつでも」の特技の効果の適用  2.深水スクウェアのダメージ半減の適用  3.《輝く巨人》、《拒絶の壁》によるダメージ無効化の可否の判断  4.《神にも悪魔にも》、《範囲攻撃半減》などの半減特技の適用  5.「種別:防」の特技やアイテムの効果の適用  6.サイズによるダメージ補正の適用  7.防御修正の適用  8.カバーアップによる実ダメージ2倍の効果の適用  9.合体によるダメージ減少の適用  10.《ティール》による実ダメージとそれに付随する効果の消去  11.実ダメージの適用  12.《緊急分離》、《合体解除X》による合体の解除 Q:機体を乗り換えた場合、【力場値】と【感応値】は再計算されますか? A:はい、そうなります。その結果、【FP】【EN】が新しい【力場値】と【感応値】より低くなる場合、【FP】と【EN】も現在の【力場値】と【感応値】まで低下します。  逆に、【力場値】と【感応値】が乗り換える数字より上昇した場合でも、【FP】や【EN】が回復することはありません。  ただし、GMが奪われた機体を取り戻すなどの特殊なシチュエーションを適用したい場合は、乗り換えたタイミングで回復イベントを挿入してもよいでしょう。 Q:潜地状態になったキャラクターが侵入不能スクウェアなどの完全遮蔽を提供するスクウェアにとどまった場合、射線はどうなりますか? A:質問のような状態の場合、射線は通らないものとして扱ってください。もしも潜地状態のキャラクターが複数いて、それらが同じ侵入不能スクウェアにいる場合でも、互いに攻撃を行なうことはできません。 Q:マップの広さはカバー裏のマップ以上に広げてはいけませんか? A:いいえ、GMがセッティングとして必要なら、複数枚のマップをコピーして連結することでより広いマップを用意してもかまいません。 Q:マップ外に出るような移動を行なうことはできますか? A:GM判断となりますが、基本的には行なえません。シーンの状況を鑑みてマップを継ぎ足したり、マップ外への移動を行なった場合退場する、としてもよいでしょう。  ただし、退場については基本的には逃走スクウェアを設定することを推奨します。 ●ヴィークル Q:ヴィークルに搭乗した状態でガーディアンの操縦者となっている場合、[脱出]を行なうとキャラクターだけが脱出するのでしょうか、それともヴィークルも一緒に脱出するのでしょうか? A:キャラクターだけが脱出します。 Q:ヴィークルに搭乗した状態でガーディアンの操縦者となっている場合、ガーディアンが操縦不能になってからヴィークルをガーディアンから分離させることはできますか? A:いいえ、[操縦不能]の場合、[脱出]以外の一切の行動は行なえません。 Q:ヴィークルに搭乗した状態でガーディアンの操縦者となっている場合、ガーディアンから降りることはできますか? A:マイナーアクションで降りることができます。即座にヴィークルの戦闘値への修正を適用し、【力場値】を再計算してください。残されたガーディアンはエキストラとして扱います。 ●遠隔封鎖 Q:味方によって遠隔封鎖されたスクウェアに敵機と自分がいる場合、敵がこのスクウェアから離脱移動を行なう場合、離脱のために対決する対象は自分ですか、遠隔封鎖した味方ですか? A:遠隔封鎖されているスクウェアは、封鎖スクウェアとしても扱われます。したがって、離脱しようとする敵は、自分と味方、双方と対決する必要があります。 Q:遠隔封鎖が行なわれているスクウェアは、味方PCにも敵スクウェアとして扱われますか? A:遠隔封鎖を発生させたキャラクターから見て、敵であるキャラクターにとってのみ敵スクウェアであるものと見なされます。敵であるかどうか悩んだ場合、敵と見なしてください。 ●隠密状態 Q:《状態獲得:隠密》を取得したエネミーが隠密状態を解除するような行動を取った場合、隠密状態を回復することはできますか? A:GMが隠密状態に入ることができると考えた行動を取れば、回復します。悩むならメジャーアクション(視認しているキャラクターがいれば、【知覚】で対決)で隠れてください。  ただし、戦闘中(ラウンド進行中)であれば、隠密状態になることはできません。 Q:戦闘開始前に隠密状態になっていた場合、戦闘開始後もその隠密状態は持続しますか? A:GMが判断してください。判断に悩むようなら、持続しないものとするとよいでしょう。 Q:「エネミー、敵対するNPCと同じスクウェアにいる」場合隠密状態になれないとありますが、戦闘中ではないがスクウェアマップを使用している状況で敵と同じスクウェアにいると隠密状態になれない、という解釈でよいのでしょうか? A:基本的にはそのような状況を想定していますが、最終的な判断はGMが行ないます。 ●合体 Q:合体の際にはすべての武装を変更できるとありますが、解除時にも同様の処理を行ないますか? A:はい、そのとおりです。いかなる効果の解除であれ、特記がない限りそのように処理を行ないます。 Q:ユニオンとファランクスが合体している際にユニオンの合体武装による攻撃に《カバーアタック》を使用し合体武装の攻撃力を加算できますか? A:はい、加算できます。 Q:合体している間、種別:アシスト、合身パーツ、最適化、翼形状のアイテムの効果はすべての機体に適用されますか? A:はい、適用されます。今後追加されるアイテム種別についても、特記がない限りは合体時に適用されるものとします。  ただし、同名のアイテムの効果は重複しません。また、そのアイテムが「対象:自身」であっても、合体中は合体している他の機体(とそれを操縦しているキャラクター)を自身として、特技やアイテムを使用できることを忘れないでください。  判断に悩むようなら、GMが最終的な裁定をくだします。 Q:特定の機体専用のオプションは、合体後も使用できますか? たとえばイェーガーカスタマイズを、合体後も使用できますか? A:はい、使用できます。 Q:合体しているガーディアンが、ラウンド終了時まで戦闘値に修正を受ける効果を使用した場合、合体中のガーディアンすべてに適用されますか? A:はい、適用されます。 Q:合体中でメイン機でない時に、「対象:突破」の攻撃は行なえますか? A:いいえ、行なえません。 Q:ガーディアンやヴィークルには「飛行状態を得る」「水陸両用」や「白兵武装を装備できない」などの効果や制限を持つ物が存在しますが、合体した場合これらの効果や制限は共有されますか? A:「○○状態を得る」テキストはすべて共有されます。バッドステータスや何らかの行動への制限を受けるテキストは共有されず適用されなくなります。野生値は共有されません。 Q:ユニオンのクラスを持つキャラクター同士が合体し、その双方が《ユナイトアクティベイト》と《ユナイトシャープネス》を取得していた場合、その効果は重複しますか? A:いいえ、同名特技の効果は重複しません。 Q:合体中に《攻撃専念》を使用した場合、そのボーナスやペナルティの効果は合体対象にも及びますか? A:はい、適用されます。 Q:合体中のガーディアンから操縦者のひとりが[脱出]を行なった場合、合体は解除されますか? A:はい、解除されるものとします。 Q:同意していない対象と合体することはできますか? A:いいえ、できません Q:出力増加ブースターなどの、リンケージクラス専用と書かれているアイテムを装備して合体を行なった場合、合体した相手が指定されているリンケージクラスを取得していない場合でも、合体した相手に効果を適用することは可能ですか? A:はい、すべての戦闘値への修正はもっとも高いものを適用します。したがって、適切な装備が行なわれているなら適用されます(厳密には、適用されることがあります)。 Q:ブレードモーションユニットなどの「種別:その他」のアイテムを取得しているガーディアンが別のガーディアンと合体した場合、合体中で条件を満たした場合であれば合体相手にもその効果は適用されますか? A:はい、適用されます。 Q:合体中の機体がそれぞれ《カバーアシスト》を取得している場合、合体しているガーディアンがそれぞれ別のキャラクターをカバーアップすることができますか? A:いいえ、できません。合体中のガーディアンは一体のキャラクターとして扱いますから、カバーアップできるのは一体だけです。この場合、誰をカバーアップするかはメイン機のパイロットが決定します。 Q:合体中に、合体している機体が合体していない機体に対して合体特技を使用した場合、すでに合体している対象との合体は解除されますか? A:いいえ、解除されません。合体解除には別途そのための特技(《ユナイトガーディアン》など)を用いる必要があります。つまり、この場合すでに合体した機体はそのままで、新しく合体する機体が増えることになります。 Q:合体時に合体しているガーディアンの操縦者がそれぞれ別々に「種別:防」の特技を使用することは可能でしょうか? A:はい、同名特技でなければ可能です。 Q:合体時に、メイン機ではないガーディアンの操縦者がリアクションで《ヘルモード》を宣言することができますか? A:いいえ、できません。 Q:合体中に変形を行なうことはできますか? A:いいえ、できません。 Q:ガーディアンは合体中、同じガーディアンをメイン機とする他の合体中のガーディアンに対して、「対象:自身」の特技やアイテムを使用できるとありますが、「対象:自身」である《アタックブースター》を、同じガーディアンをメイン機とする別のガーディアンのPCのダメージロールに使用することはできるのでしょうか? A:はい、できます。簡単に言えば、「合体中は、(条件付きで)自身以外のキャラクターでも「対象:自身」の特技やアイテムの対象にできる」ということになります。 Q:ガーディアンは合体中、同じガーディアンをメイン機とする他の合体中のガーディアンに対して、「対象:自身」の特技やアイテムを使用できるとありますが、たとえば粒子コンデンサを使って、同じガーディアンをメイン機とする別のガーディアンのFPを回復することはできますか? A:はい、できます。 Q:ガーディアンは合体中、同じガーディアンをメイン機とする他の合体中のガーディアンに対して、「対象:自身」の特技やアイテムを使用できるとありますが、「タイミング:マイナーアクション」のアイテムである粒子コンデンサを、同じガーディアンをメイン機とする別のガーディアンのキャラクターが行なうマイナーアクションで使用できますか? A:いいえ、できません。あくまでも自身の取得している特技や所持しているアイテムなどは、自身のアクションのタイミングでしか使用できないものとします。 Q:マシンザウルスと【野生値】を持たないガーディアンで合体している場合、【野生値】は合体したマシンザウルスの数値を用いるのでしょうか?  A:【野生値】は合体しても共有されません。 Q:合体中に《オーズ》や《捨て身のカクゴ》、《リミッター解除A》、《リミッター解除B》を使用した場合、実ダメージは分割して適用されますか? A:いいえ、これらの「自身の特技や加護の結果として受ける実ダメージ」は、合体中でも分割されることなく、それを使用したキャラクターひとりに適用されるものとします。 Q:すでにある特定の機体と合体している機体に対して、さらに合体を行なう特技の効果で合体を行なえますか? A:はい、できます。その場合、改めてメインとなる機体を決め直してください。 Q:合体時に合体しているすべての機体が爆散した場合、《イドゥン》で回復させるには《イドゥン》1回でよいのでしょうか? それとも合体しているすべての機体を回復させるには合体している機体数と同じだけの《イドゥン》が必要なのでしょうか? A:合体しているすべての機体を回復させるには、合体している機体数と同じだけの《イドゥン》が必要です。 Q:合体時に「対象:範囲1(選択)」以上の広域に効果を持つ「種別:防」特技を使用した場合、合体しているすべての機体に効果は適用できますか? A:はい、されます。 Q:自分が合体している他の機体を対象にして、《クイックリペア》のように自身を対象にできない特技を使用することができますか? A:はい、できます。逆に合体中であっても《クイックリペア》のような自身を対象にできない特技は、自分を対象として使用できないと考えてください。これは「合体中は合体している他の機体(とそれを操縦しているキャラクター)を自身として、特技やアイテムを使用できる」というルールの例外となります。 Q:ガーディアンAを操縦しているキャラクターが常備化し、すでに使用した“1シーンに1回使用可能”な「種別:アシスト」のアイテムを、ガーディアンAと合体しているガーディアンBは使用できますか? A:いいえ、使用できません。合体した機体はそれぞれ「種別:アシスト」のアイテムの利用権を得ますが、それぞれの「種別:アシスト」のアイテムの使用回数はあくまでそのアイテムそのものに帰属します。 Q:増加装甲などの【力場値】を上昇させるオプションパーツを装備したキャラクターが、合体の際にそれらのオプションパーツを装備から外した場合、【FP】はどうなりますか? A:オプションパーツによって【力場値】が上昇している場合、それを何らかの効果によって装備から外すと、【力場値】が変動します。セッション中に【力場値】が変動した場合、【FP】の最大値が変動すると考えてください。もしもその時点での【FP】が変動した後の【力場値】を上回っているなら、【FP】は変動後の【力場値】まで減少します。 ●合体:アンリミテッドミサイル Q:合体武装である●アンリミテッドミサイルを指定して『予備弾倉』を購入・常備化することは可能ですか? A:はい、可能です。 Q:●アンリミテッドミサイルを常備化したガーディアンAとガーディアンBが合体している場合、ガーディアンBが6ENを消費して●アンリミテッドミサイルの弾数を回復させることは可能ですか? A:はい、可能です。 Q:非装備状態の●アンリミテッドミサイルの弾数をENを消費して回復させることができますか? A:いいえ、できません。また、合体を解除しているなどで装備条件を満たせない場合も同様です。 ●合体:移動 Q:ムーブアクションで移動を行なったキャラクターが《鋼機変形》によってマイナーアクションで変形を行ない、装備の交換を行なった際にリアクトセーバーを装備したとします。この場合、変形したキャラクターはリアクトセーバーの効果を受けてそのメインプロセス中に「種別:ミサイル」の遠隔武装で攻撃を行なうことが可能ですか? A:はい、可能です。 Q:合体中、メイン機でない時に特技を使用する場合、「移動を行なう」と記載のある特技は使用できますか? A:いいえ、できません。「移動を行なわず、他の効果を受ける」こともできません。 Q:合体後の移動力の算出はどのように行なわれますか? A:合体後であっても、ガーディアンの移動力が変化することはありません。このため、事実上はメイン機となった機体とその操縦者の移動力が、合体後のガーディアンの移動力になると考えてください。 ●合体:オーバーユナイト Q:《オーバーユナイト》で合体先の相手が常備化している武器を指定した場合、その武器を合体後にユニオン側のPCが使用して攻撃することは可能ですか? A:はい、可能です。 Q:《オーバーユナイト》で指定した武器は合体武装として複数のガーディアン間で共有できますか? A:はい、可能であるものとします。合体中のガーディアンはすべての武装を共有します。 Q:《オーバーユナイト》で合体武装として扱うようになった武装は《ユナイトリインフォース》の対象となりますか? A:はい、対象となります。 Q:《オーバーユナイト》の効果で合体武装となった武装は装備部位を消費しますか? A:はい、消費します。 Q:《オーバーユナイト》の効果で合体武装となった武装は《フルブラストアタック》の使用制限に含まれますか? A:はい、含まれます。 Q:《オーバーユナイト》で所持状態の武装を選択してもかまいませんか? A:はい、可能です。 Q:《オーバーユナイト》で、すでに合体している他のキャラクターの常備化している合体武装を指定することはできますか? A:はい、可能です。 ●合体:合体武装 Q:合体武装は《フルブラストアタック》に用いることができますか? A:いいえ、できません。合体武装を用いて《フルブラストアタック》を行なうことも、《フルブラストアタック》の効果に合体武装を含めることもできないものとします。 Q:合体武装をユニオン側ではないPCがマイナーアクションを使用して装備、あるいは装備解除することは可能ですか? A:あなたがメイン機であれば可能であるものとします。 Q:合体武装を装備する場合、オプションと同様に合体中のすべての機体の戦闘値を変動させる、ということでいいのでしょうか? A:はい、そのとおりです。 Q:合体時に常備化している合体武装を装備しないことはできますか? A:はい、可能です。 ●合体:積載状態 Q:ユニオンがエンタープライズに《ユナイトガーディアン》を使用して合体した状態で、エンタープライズが合体相手のユニオンに対して《着艦誘導》を使用して合体した機体を積載状態にすることは可能でしょうか? A:いいえ、できません。 Q:合体しているキャラクターを積載状態とすることはできますか? A:サイズなどの条件を満たしているならば可能です。 Q:積載状態にある機体と合体した場合、積載状態は解除されますか? A:はい、解除されます。 ●合体:ダメージ Q:《心頭滅却》によって実ダメージの先延ばしを行なった機体がクリンナッププロセスまでに他の機体と合体した場合、《心頭滅却》によって先延ばしにされたダメージはそのまま《心頭滅却》を使用したキャラクターの機体に適用されますか? A:はい、合体前に使用した《心頭滅却》の効果は、使用したキャラクターに適用されます。 Q:合体中に受けるダメージは、合体している機体間で分割されますが、これはダメージの適用キャラクターの変更として扱われるのでしょうか? 具体的には《トール》の効果を受けた攻撃のダメージも分割して適用されますか? A:いいえ、ダメージの適用キャラクターの変更として扱われません。ですので、《トール》の効果を受けた攻撃のダメージであっても、合体中はダメージが分割して適用されます。 Q:合体中のガーディアンは、範囲や直線などを対象とした攻撃のダメージが、(合体しているガーディアンの機数倍)されますか? A:いいえ。『MGR』P205のサイドバーを参照してください。 ●合体:ティターンブレード Q:合体の結果サイズがLになった場合、ティターンブレードの装備条件を満たすことができますか? A:はい、可能です。 Q:合体の結果サイズがLLになった場合、ティターンブレードの装備条件を満たすことはできますか? A:いいえ、できません。 ●合体:ユナイトアトーニィ Q:ユナイトアトーニィの装備中に《緊急分離》を使用した場合、ユナイトアトーニィは装備から外れますか?  A:はい、外れます。 Q:ユナイトアトーニィを装備するためには、プリプレイでユナイトアトーニィを装備するガーディアンを《ユナイトガーディアン》で指定する必要がありますか? A:いいえ、ユナイトアトーニィは装備中合体しているものとして扱われる装備であるため、その必要はありません。 ●合体:ユナイトガーディアン Q:《ユナイトガーディアン》や《鋼機合体》で、現在自分が常備化している、搭乗しているのとは別のガーディアンやヴィークルと合体できますか? A:いいえ、合体は必ず他のキャラクターが操縦しているガーディアンまたはヴィークルを対象として行ないます。したがって、自分の操縦する機体同士で合体を行なうことはできません。 Q:《ユナイトガーディアン》と《鋼機合体》双方を有するキャラクターがそれぞれ別の形態(たとえば機獣形態と飛行形態)を指定した上で、イニシアチブで別のガーディアンに《ユナイトガーディアン》で合体し、その後にマイナーアクションで《鋼機合体》を使用することで、自身が合体している形態を変更することはできますか? A:いいえ、できません。 Q:合体中に《ユナイトガーディアン》などの合体を行なう特技を使用してメイン機の変更を行なった場合にも合体時同様の装備やオプションの交換は行なえますか? A:はい、可能です。 Q:《ユナイトガーディアン》でユニオン級飛行形態を選択し、ユニオン級ガーディアンを装備している時に《ユナイトガーディアン》を宣言し、対象と合体を行なうことは可能ですか? A:はい、可能です。《ユナイトガーディアン》による合体は、プリプレイで選択したデータによる合体となります。 Q:《ユナイトガーディアンU》でメイン機の変更、または合体の解除を行なった場合、それらの処理の前もしくは後に戦闘移動を行なうことは可能ですか? A:戦闘移動を行なった後でメイン機の変更、または合体の解除が可能であるものとします。 >>NEW ●複座機 Q:人機融合体のキャラクターは複座機のフォワード、またはバックスになることができますか? A:人機融合体のキャラクターは複座機のフォワードになることはできますがバックスになることはできません。これは、人機融合体のキャラクターはガーディアンそのものであるため、ガーディアンは別のガーディアンに搭乗できないからです。もしそうしたシチュエーションをプレイした場合は、合体で処理するのがよいでしょう。 Q:イデア機に対して複座仕様を適用することはできますか? A:はい、できます。 Q:【野生値】を持つマシンザウルスの機体を複座仕様にした場合、バックスにマシンザウルス以外のクラスを持つキャラクターが搭乗する場合、【野生値】の効果はファンブル値などのデメリットも含めフォワードバックス共に適応されるのでしょうか? A:はい、あなたのキャラクターが【野生値】を持つ「種別:マシンザウルス」の機体を装備して操縦状態である場合、それらの修正は適用されます。 Q:フォワードとバックスのどちらかが「タイミング:常時」の【移動力】が上昇する特技を取得している場合、【移動力】はどのように算出されますか? A:複座機のルールに記載されているとおり、【移動力】はフォワードとバックスのどちらか低い方に合わせられます。 Q:複座機が●レギオンプレーグスのような、能力値によって攻撃力や射程が異なる武装を装備している場合、どのように攻撃力や射程を算出すればいいでしょうか? A:その武器を使用するキャラクターの能力値によって変更されます。 Q:出力増加ブースターのように、装備にクラスが指定されている装備を装備する場合、フォワードとバックスの両方が装備条件を満たす必要がありますか? あるいは、フォワードとバックスの両方が(装備条件を満たしていなくても)効果を受けられますか? A:フォワードかバックスのどちらが装備条件を満たしていれば装備することができます。 Q:フォワードとバックスのどちらかが《不壊なる魂》や《黒鉄の城》のように防御修正が上昇する特技を取得している場合、機体の防御修正はどのように計算・適用すればいいでしょうか? A:フォワードとバックス、双方が取得している特技の効果がすべて適用されます。ただし、同名の特技の効果が重複しないことについては気をつけてください。その上で、ガーディアン特技による効果が適用されるのはそのクラスのガーディアンに搭乗している場合のみです。例えば《黒鉄の城》はスーパー級ガーディアンに搭乗している場合のみ防御修正に修正を加えますが、そのキャラクターがカバリエ級ガーディアンのバックスである場合は修正が適用されません。 Q:フォワードとバックスのどちらかが【力場値】や【感応値】が上昇する特技を取得している場合、機体の【力場値】や【感応値】はどのように計算・適用すればいいでしょうか? A:フォワードとバックス、双方が取得している特技の効果がすべて適用されます。ただし、同名の特技の効果が重複しないことについては気をつけてください。その上で、ガーディアン特技による効果が適用されるのはそのクラスのガーディアンに搭乗している場合のみです。例えば《鋼鉄巨神》はスーパー級ガーディアンに搭乗している場合のみ【力場値】に修正を加えますが、そのキャラタクターがカバリエ級ガーディアンのバックスである場合は修正が適用されません。 Q:ウォーバードナイフのように、特定の特技を取得してることで効果を得られる武装を装備している場合、条件を満たしているキャラクターのみが効果を得られますか?それともフォワードとバックスのどちらかが条件を満たしていれば両方共効果を得られますか? A:フォワードとバックスのどちらかが条件を満たしていれば、双方が条件を満たしているとして使用できます。 Q:複座機のバックス状態のラインオフィサーの特技にある“「種別:艦船」を装備中か、基地にいる時にのみ使用可能”と明記されていない「種別:機」の特技は使用可能なのでしょうか? A:はい、使用可能です。 Q:ラインオフィサーの《キャプテン》と《ベースコマンダー》の特技の効果や特技使用回数増加の変更は「種別:艦船」を装備していない或いは基地にいない状態の複座機搭乗時にも適用されるのでしょうか? A:「種別:艦船」、あるいは基地を装備中であることが条件の【力場値】や【感応値】への修正は受けることはできません。それ以外の効果については使用したり適用することができます。 Q:複座機の状態で、フォワードとバックス共に《縛られた命》を取得した場合、武装及びオプションを個別に2個選択し、行動値の修正を2個とも±0へ変更することは出来るのでしょうか? A:いいえ、できません。同名特技の効果は重複しないからです。その上で、これは《縛られた命》をフォワードとバックスの双方が取得している際に、どちらかのキャラクターが一週間以上ガーディアンに搭乗しないと死亡するという効果が無視されるということではありません。 Q:複座機に搭乗中のキャラクターが《ムーブアシスト》などを持っている場合、その特技を同じく複座機に搭乗中のキャラクターを対象に宣言することで戦闘移動を行わせることは可能でしょうか? A:はい、可能です。ただし、それはバックスのキャラクターがフォワードのキャラクターを対象にするなどの形で別のキャラクターを対象としているために可能となっているためであり、自身を対象にできない《イグニションブレイブ》のような特技を同様の手段で自身に使用することはできません。 >> ●クリンナッププロセス Q:整備を宣言した場合でも、「タイミング:クリンナッププロセス」の特技・アイテムを使用できますか? A:いいえ、整備は「タイミング:クリンナッププロセス」の特技やアイテムを使用するタイミングを消費します。 Q:侵蝕はクリンナッププロセスにおける継続ダメージに含まれますか? A:はい、含まれます。   Q:クリンナッププロセスにおける、効果の適用順タイミングを整理してください。 A:以下のとおりとなります。なお、「◆その他」については、GMが別のタイミングに変更してもかまいません。  1.継続ダメージの適用  2.バッドステータスの終了  3.《心頭滅却》の適用と解決  4.特技の効果が終了する  5.特技の継続を処理する  6.「タイミング:クリンナッププロセス」の特技・アイテムを使用する  1.その他 ●侵蝕 Q:すでに侵蝕を受けている状態で、さらに数値が高い、ないし低い侵蝕を受けた場合、どうなりますか? A:侵蝕の効果は重複しません。最初に受けた侵蝕のみが適用されます。 Q:侵蝕によって発生するダメージは、侵蝕を与えたキャラクターによるダメージロールと見なされますか? A:いいえ、見なされません。 ●深水スクウェア Q:深水スクウェアに対するダメージ減少効果は、〈神〉属性に対しても適用されますか? A:はい、適用されます。 Q:キャラクターが深水スクウェアにいる時、与えるダメージが半分になるとありますが、攻撃を受ける側のキャラクターが深水スクウェアにいる時は、どうなるのでしょうか? A:攻撃を行なう側のキャラクター、および攻撃を受ける側のキャラクターのどちらかが深水スクウェアにいると、「与えるダメージが半分になる」効果が発生すると考えてください。  この効果は攻撃側のキャラクターが、イシュカキャノンのような「深水スクウェアでも半減しない」というような意味のテキストを持つ武装や対潜能力を有する武装を使用している場合はキャンセルされます。  なお、深水スクウェアによるダメージの半減効果は重複しません。 ●積載状態 Q:積載状態のキャラクターは攻撃の対象になりますか? A:積載状態のキャラクターは通常どおり攻撃の対象となります。 Q:積載状態のキャラクターは自発的な移動を行なえますか? A:いいえ、行なえません。これは加護や特技によるものも含みます。 Q:積載元が《ヘルモード》などの特技や加護で移動した場合、積載状態となっているキャラクターも移動しますか? A:はい、移動します。 ●憎悪 Q:[憎悪:●●]と[憎悪:××]は、同名のバッドステータスとして扱いますか? A:いいえ。[憎悪]は対象が異なる場合、別名のバッドステータスとして扱います。したがって、同一対象に対する[憎悪]を複数回受けることはありません。 Q:[憎悪:PC@]と[憎悪:PCA]を同時に受けている場合、両者のうち片方を対象に含まない場合、[憎悪]による修正を受けますか? A:複数の[憎悪]を受けている場合、攻撃の対象のうち一体にいずれかの[憎悪]の対象が含まれていれば、ペナルティを受けることはありません。例であれば、PC@かPCAのどちらかを攻撃対象に含んでいれば、ペナルティを受けません。 Q:複数の対象に対する憎悪を受けており、かつ、そのそれぞれを対象に含まない攻撃を行なう場合、憎悪による命中判定への修正は累積しますか? A:いいえ、累積しないものとします。 ●操縦不能・戦闘不能 Q:戦闘不能のキャラクターの【HP】は回復しますか? A:いいえ。戦闘不能のキャラクターの【HP】は戦闘不能が回復するまで、常に0となります。【HP】を回復する効果は適用されません。  これは、操縦不能と【FP】についても同様です。 Q:操縦不能でブレイクしていないキャラクターは、任意ブレイクによって操縦不能を回復できますか? A:任意ブレイクを行なうことは可能ですが、その場合【FP】が0なので即座に爆散します。爆散を何らかの手段で回復した場合、ブレイクは継続します。 Q:操縦不能状態で攻撃を受けた場合、自動脱出装置で脱出することで機体の爆散によるPCの死亡を回避できますか? A:はい、可能です。 Q:操縦不能になった後脱出し、(そのシナリオでまだ操縦不能・爆散していない)別の機体を装備した場合、FPは1(あるいはそれ以上の値)まで回復するのでしょうか? A:GMが(その機体に乗り込むための手順も含めて)決定します。一般的に戦闘中に機体を失ったときに、特技などの効果なしに、その場に新しい機体が都合良く準備されていることはないでしょう。  判断に悩むなら、【FP】は1になるものとします。 Q:バッドステータスを受けた状態で戦闘不能になった場合、受けているバッドステータスは回復するとありますが、操縦不能になった場合もバッドステータスは回復するのでしょうか? A:はい、回復するものとします。 ●待機 Q:待機を行なっていないキャラクターすべてが[行動終了]となり、待機を行なったキャラクターのみが残っている場合でも、イニシアチブプロセスは発生しますか? A:はい、発生します。GMはすべての待機を行なっているキャラクター(もしくは何らかの効果によって[行動終了]で行動を行なうなどするキャラクター)を確認し、適切な行動順を裁定し、どのキャラクターがメインプロセスを行なうかを確認してください。  イニシアチブプロセスにおいて、[待機]を宣言したキャラクターを含め、すべてのキャラクターが[行動終了]となった場合(かつ、そのイニシアチブプロセスにおいて何らかの追加行動や[行動終了]の回復効果が適用されない場合)、クリンナッププロセスに移行します。 Q:待機を宣言した場合、メインプロセスは終了しますか? A:いいえ。待機はメインプロセスを行なう「直前」(このタイミングにはいかなる効果も適用できないものとします)に宣言され、宣言された場合即座にその効果が適用されるものとします。メインプロセスの権利は保留されます。 ●突破 Q:対象:突破による移動はいつ行なわれますか? A:厳密な処理が必要な場合、移動はダメージロールの直後に行なわれるとしてください。これは、演出として発生している事象とは異なり、ゲーム処理的なものです。 Q:「対象:突破」の攻撃を行なった場合、《ムーヴ&ファイア》など移動を条件とする特技の効果は適用されますか? A:はい、適用されます。ただし、《ムーヴ&ファイア》の場合は1マス以上の移動を行なうことが条件となりますので、「対象:突破」による攻撃の対象がその攻撃を行なった時の自身と同じスクウェアにいる場合、その対象を攻撃する際にはまだ「1マス以上の移動」が行なわれていないことになります。よって、自身と同じスクウェアにいる対象を攻撃する際には《ムーヴ&ファイア》の効果が未だ発動していないことに注意してください。 Q:敵スクウェアにいる状態でも、「対象:突破」の攻撃は行なえますか? A:はい、可能です。「対象:突破」の攻撃は、敵スクウェアによる移動の阻害を無視することができます。 Q:バッドステータスの狼狽を受けていたり、封鎖スクウェアにいるなどで移動を行なえない状態になる場合、「対象:突破」の攻撃は行なえますか? A:行なえないものとします。 ●飛行状態 Q:高機動状態のキャラクターは飛行状態のキャラクターの移動を妨害できますか? A:いいえ、できません。 Q:宇宙においても飛行状態のキャラクターは飛行状態として扱われますか? A:はい。宇宙空間でも飛行状態を得ることはできます。飛行状態の効果の中に高機動状態が内包されているだけです。したがって、飛行状態を前提としたあらゆる特技を使用することができます。  なお、宇宙での「飛行」という概念に違和感を覚えるかもしれませんが、これは高い推力による高度な三次元機動が可能であることを、便宜上「飛行」と呼び習わしているものと考えてください。 Q:飛行状態や疾駆状態であっても、深水スクウェアの効果を受けますか? A:いいえ、受けません。深水スクウェアは特殊な水地スクウェアであるため、水地の効果を受けないなら、深水スクウェアの効果も受けないものとします。したがって、深水スクウェアにいることによる、他者からの攻撃のダメージが半減する効果も適用されません。 Q:失速を受けた後飛行状態が解除された場合、その失速はどうなりますか? A:解除されるものとします。 Q:飛行状態ではない敵キャラクターが存在する封鎖するスクウェアに飛行状態のキャラクターが進入した場合、封鎖の影響は受けるのでしょうか? A:はい。封鎖スクウェアの効果は、あらゆる状態にかかわらず適用されます。 ●武装・装備の交換 Q:ラウンド進行中に装備している武装を、交換するのではなく、ひとつだけ外すことはできますか? A:はい、可能です。その場合、“何もないもの”と現在装備している武装を交換しているのだと考えてください。 Q:ラウンド進行中、オプションパーツはマイナーアクションで交換できますか? A:いいえ、戦闘中にマイナーアクションで交換できるのは原則として、武装に限られます。ただし、何らかの特技の効果を受けた場合はその限りではありません。 Q:弾数が0になった武器の装備を解除するためにも、武装の変更が必要ですか? A:はい、基本ルールにおいてはそのとおりです。あるいは、『デジタルフロント』で追加された“破棄”を適用してください。 Q:装備を戦闘シーン以外のシーンで交換することはできますか? A:はい、GMが認めれば可能です。もちろんGMはその時間がないなどして却下してもかまいません。 ●ブレイク Q:【FP】が【意志基本値】未満の状態で任意ブレイクを行なった場合、【FP】は回復しますか? A:いいえ、特技などで特記がない限り回復しません。 Q:ガーディアンに搭乗していないキャラクターもブレイクできますか? A:はい、GMが認めれば可能です。基本ルールブックP202〜203を参照してください。 Q:特技やブレイクなどの効果でバッドステータスを無視できるキャラクターがそのバッドステータスを受けた・与えたことをトリガーとする何らかの効果の対象となった場合、トリガーを発動させますか? A:いいえ。無視できる効果は、「受けた・与えた」トリガーとは見なしません。 Q:マガツガミ級がブレイクした場合憎悪を受けますが、この憎悪はブレイクによって回復しますか? A:いいえ。この効果による憎悪は、ブレイクによっても特例的に継続するものとします。 Q:《内部ダメージX》などで、【FP】と【HP】が同時に0になった場合、キャラクターはブレイクできますか? A:実ダメージは同時に適用されるものとして扱います。その結果、【FP】と【HP】が同時に0になり、ブレイクしていないならば、ブレイク可能です。  その場合、【FP】か【HP】のいずれかが【意志基本値】まで回復します。結果として、【FP】と【HP】のまたいずれかは0のままでしょうから、キャラクターは即座に死亡します。  あるいは、機体を操縦不能、かつキャラクターを戦闘不能とすることも可能です。 Q:『MGR』P202とP203のサイドバーにおけるブレイクに関する記述が矛盾しているのではありませんか? A:いいえ。P202のサイドバーは、何らかの理由でPCが操縦中に【HP】が0になった場合のブレイクについてのものです(たとえば、コクピット内で誰かに撃たれた、呪いを受けたなど)。P203のサイドバーは、リンケージが操縦状態ではない場合のものです。  したがって、相互に矛盾はしていません。 Q:死亡したキャラクターはブレイクできますか? A:いいえ。ブレイクできるのは、【FP】または【HP】が0となって戦闘不能になった時(任意ブレイクなどの特殊効果をのぞく)です。  操縦不能・戦闘不能状態でとどめを刺される、《アビスハイパー》を使用するなどして即座に死亡した場合はブレイクできません。 Q:ブレイク中に機体を乗り換えた場合、ブレイクは解除されますか? A:いいえ、解除されません。 Q:ブレイク中であっても、「代償:浄化率」の効果は支払う必要がありますか? A:はい。ブレイク中に無視できる代償は、【EN】【FP】【HP】に限られるものとします。 ●変形 Q:シーン登場時に変形後の形態を指定して登場してもかまいませんか? A:GMの許可が得られれば可能です。逆に、GMは何らかの変形後の形態を指定して登場させてかまいません。 Q:何らかの機体に積載されているキャラクターは変形できますか? A:はい、変形できます。 Q:何らかの機体を積載しているガーディアンが、サイズを小さくするような変形や装備の解除などを行なうことはできますか? A:はい、可能です。その場合に積載の条件を満たせなくなった場合は、即座に積載状態が解除されるものとします。  また逆に、何らかの理由で積載されている側のサイズが変更され、積載状態の条件を満たせなくなった場合も、同様に積載状態が解除されるものとします。 Q:飛行状態を獲得できる形態から、飛行状態を得られない形態に変形した時に、飛行状態は失われますか? A:はい。自動的に失われるものとします。これは疾駆状態や高機動状態でも同じです。また、この例であれば、《急降下攻撃》の成立条件を満たすことができます。 Q:ハンガーを装備し、2体以上を積載した状態で変形などでハンガーの装備を解除した場合、積載状態は解除されるのでしょうか? A:はい、解除されます。 Q:変形先の形態が「種別:航空機」などである場合、「種別:機」の特技は使用できなくなりますか? A:「種別:機」の特技は、変形元がガーディアンである場合は、変形後の種別がガーディアンでなくても使用可能であるものとします。 Q:変形を行なった時に、搭乗するヴィークルやガーディアンを交換せずに装備を変更することができますか? A:いいえ、必ず機体を交換しなければならず、機体以外の装備だけを変更することはできません。 ●変形(ソルジャーオブフォーチュン) ※『SOF』で再定義された変形についてのFAQはこちらとなります。 Q:複数の同名ヴィークルを常備化し、それぞれを[変形後データ]に指定することはできますか? たとえば、戦闘攻撃機を3つ常備化し、それぞれ別の[変形後データ]を指定することができますか? A:いいえ。あなたが戦闘攻撃機を3つ常備化していたとしても、[変形後データ]に指定することができるのは、そのうちのひとつだけです。 Q:変形時に、同じ[変形後データ]に変形することはできますか? たとえば、戦闘攻撃機から戦闘攻撃機に変形できますか? A:いいえ。変形時には、必ず[変形後データ]を変更する必要があります。 Q:変形時に指定する武装の「同一」とは名称が同一であればよいのでしょうか? たとえば戦闘攻撃機の変形後データにグレネードを指定し、弾数が0になった後に一旦ガーディアンに変形し、常備化している別の(弾数が1以上の)グレネードに変更してもかまいませんか? A:いいえ。“同一”とは、プリプレイで指定したひとつの装備を指します。同一名称であっても、同一の武装とは見なしません。 Q:ガーディアンの[変形後データ]に汎用ヴィークルやミーレスを指定した場合、その[変形後データ]に、ガーディアン専用装備を装備させることができますか? A:いいえ、できません。 ■エネミー Q:エネミーは他のキャラクターやエネミーを積載状態にすることができますか? A:いいえ、できません。 Q:エネミー特技の《イグニスX》を使用する際、エネミーの【知覚】が3未満の場合は射程はどうなりますか? A:最低3であるものとします。つまり、「射程:3」となります。 Q:【HP】を持たないエネミーは、何らかの効果で【HP】を消費することができますか? A:いいえ、できません。 Q:エネミーの名称や外見は開示されるべき情報ですか? A:基本的にはそうです。ただし、「謎の赤いガーディアン」「ぼんやりした影」などと演出したい場合もあるでしょう。GMが判断してください。適切な情報収集判定などを行なわせてもよいでしょう。 Q:エネミー特技の《吸収属性》、《魔法攻撃X》、《魔法付与X》はそれぞれ選択した属性ごとに別のエネミー特技として取得可能でしょうか? A:はい、可能です。エネミー特技は通常の特技と違い、特記がなくとも選択した項目ごとに別々の特技として取得可能です。 Q:エネミーが《ルドラ》などの[力場値]を参照する効果を使用する場合、【FP】の上限値を[力場値]と見なしてかまいませんか? A:はい、かまいません。 Q:【HP】を持たないエネミーは、【HP】を対象にした効果を受けますか? A:いいえ、受けません。なお、GMが【FP】と【HP】の双方を持つエネミーを登場させるのはもちろん自由です。 Q:《イベイジョン》で達成値が固定されているエネミーのリアクション達成値に対して、《アブストラクション》で達成値を低下させることは可能ですか? A:はい、可能です。 Q:《攻撃支援X》のように、X内の数字が変動する特技は、数字が違った場合別の特技として扱い、効果を重複させることができますか? A:いいえ、できません。その場合、Xが最大のものが常に適用されるものとします。 Q:エネミーに対して捕縛を与えた場合、武装を選択できますか? A:はい、捕縛を与えた側が選択できます。その際、「武装X」とあるものひとつを任意に選択します。GMは、そのエネミーが保持している武装すべてを開示してください(何らかのギミックで開示しないものを設定してもかまいません)。 ●☆BOSS属性 Q:重圧を受けているキャラクターは、《☆BOSS属性》《☆中BOSS属性》《☆ライバル属性》の効果を適用できますか? A:特技名に☆を含む特技の効果は、加護を含むあらゆる効果によって阻害されないものとします。 Q:《☆BOSS属性》/《☆中BOSS属性》/《☆ライバル属性》の☆印は何を意味するものですか? A:☆印のついたエネミー特技は同時に取得できないものとします。 ●ヴァレット Q:ヴァレットは《駆動強化:関節交換》のような機体のデータに修正を与える特技の効果を受けますか? A:いいえ、受けません。 Q:ヴァレットが《装甲強化:メッキ加工》などで本来所持しない防御修正を得た場合、エネミーテンプレートによる防御修正上昇の効果を新規に得た防御修正にも適用できますか? A:はい、適用されます。 Q:エネミーテンプレートによって攻撃力が増加した場合、《格闘X》などの攻撃力を有する特技の攻撃力も増加しますか? A:はい、増加します。 Q:キャラクターがレベルアップした際に、ヴァレットをリビルドしてもかまいませんか? A:はい。ただし、GMの許可が必要であるものとします。 Q:《IIG》や《リンケージAI》などの、ガーディアンやキャラクターに人機融合体・イデア機などの特性を追加する特技を、ヴァレットに取得させることは可能ですか? A:はい、可能です。ただし、GMはそれらのヴァレットを作成することでプレイが混乱すると考えた場合、却下してもかまいません。 Q:《ガンシップライダー》をヴァレットに取得させることはできますか? A:はい、可能です。ただし、エネミーはヴァレットも含め、ヴィークルに乗ることはありませんから、効果を受けることはできません。 Q:《IIG》や《プラモイデア》をヴァレットに取得させた場合、イデア機を装備していることになりますか? A:はい。ただし、エネミーとしての種別は変更されません。 Q:《プラモイデア》を取得したヴァレットが《装甲強化:パテ盛り》などの「イデア機の装備中にのみ効果を適用される」効果を受けることができますか? A:はい、できます。この場合、エネミーデータに修正を直接適用してください。 Q:ヴァレットに《後援者》を取得させることはできますか? A:ヴァレットは自発的な常備化を行なわないため、取得させたとしても一切の効果は得られないものとします。 Q:戦闘シーン以外のシーンに、ヴァレットを登場させることができますか? A:可能です。ただし、必ずGMの許可を必要とします。 Q:ヴァレットは【FP】が減少すると死亡しますか? A:いいえ。ヴァレットが死亡するのは、操縦不能になった状態で「とどめを刺す」行動の対象となり、爆散した場合のみです。担当するプレイヤーがダメージを受けた時にあたかも死亡したかのような演出を行なうのは(過度になってゲーム進行を阻害しない前提で)かまいませんが、GM側から死んでもいないヴァレットが死亡した演出を行なうべきではありません。 Q:ヴァレットに情報収集を行なわせることはできますか? A:情報収集シーンで判定を行なうことができるのは「PC」です。基本的にはヴァレットはこのような判定を行なうことができません。GMは同様に、類似する一般行為判定などをヴァレットに代行させることを禁じてもかまいません。もちろん、プレイヤーが少ない場合などに、GMがゴールデンルールにしたがってヴァレットによる情報収集を許可するのは自由です。 Q:ヴァレットにエネミーテンプレートを適用した結果、戦闘値を0以下にすることはできますか? A:いいえ、エネミーテンプレートの結果であっても、戦闘値を0以下にすることはできません。 Q:ヴァレットと合体を行なうことは可能ですか? A:ヴァレットは合体の対象となりません。 ●モブ Q:モブを分割して、個別のキャラクターとして運用できますか? A:いいえ、できません。何らかの理由でモブが分割された場合、原則としてエキストラであるものとします。モブは小隊〜中隊規模の戦闘単位として集まっているからこそ、PCと同等のデータを持つのです。  何らかの理由でモブとなっているPCが、演出上個人として行動している(たとえば、《戦隊》を持つPCがひとりで入浴しているような)場合でも、データ的にはモブとして扱います。 Q:複数のモブが《一斉攻撃》で行動する場合、モブとモブの行動の間にはイニシアチブプロセスは発生しますか? A:発生します。その場合でも、イニシアチブプロセスに適用される効果の宣言が可能です。 Q:モブが《☆BOSS属性》《☆中BOSS属性》《☆ライバル属性》を持つことは可能ですか? A:はい、可能です。ただし、トロフィー問題の観点から推奨はしません。もちろんGMが必要だと考えるならそうするとよいでしょう。 Q:エネミーがモブであるかどうかは開示される情報ですか? A:はい、開示すべき情報です。エネミーのサイズ、モブであるか否か、現在の【行動値】、《☆BOSS属性》/《☆中BOSS属性》/《☆ライバル属性》の所持有無、外見描写については基本的にプレイヤーに開示されることを想定しています。ただし、セッションルール(『MGR』P214)に則って開示しないギミックを設けてもかまいません。  その他の数値については、GMが適切と考える判定や情報収集などによって開示できるとしてもかまいませんし、開示されないものとしてもかまいません。 ■その他 Q:GMはNPCの達成値を明示する必要がありますか? A:はい、そうです。「隠れている相手を見つけ出せるかどうか」のように、達成値を隠すことに意味がある場合もあるでしょうが、戦闘時の達成値、特に【戦闘値】に関わるものは、ギミックがない限り「成功」「失敗」と言うのではなく、達成値がいくつである、ときちんと告げてください。そうしなければ、プレイヤー側は達成値を上昇/低下させる特技の使用、あるいは振り直しに関わる特技などを運用することができなくなります。  同様に、《イベイジョン》による固定達成値についても、きちんと明示してください。なんであれば、《イベイジョン》の数値については戦闘開始時に全開示してしまってもよいでしょう(こちらは、テクニックです。そうしなくてもかまいません)。 Q:PCが所有するエキストラのみをシーンに登場させ、情報収集を行なわせることができますか? A:いいえ、できません。情報収集の演出として行なうのは自由ですが、それはあくまで演出であり、情報収集を具体的に有利にすることはできません。 Q:エンタープライズ級の艦長が艦を離れている場合、艦の機能はどうなりますか? A:ALコンデンサで稼働し続けるので、戦闘行動は取れませんが、単純な移動(ドックからドックへ移動するなど)は可能です。艦の生命維持にトラブルが出るようなことはありません。エキストラとして扱います。詳細はGMが判断します。  他のPCが砲座に取り付くなどした場合は攻撃を行なえるかもしれませんが、それが可能かどうかも含め、GMが裁定してください。 Q:「重複」とは具体的にルール上でどのような意味の言葉ですか? A:このゲームでは、「同時にその効果が適用される」という意味です。たとえばパーティクルアーマーとAL粒子エンラージャーはその効果が「重複」するので、《カバーアシスト》の射程が「0〜4」となります。  逆に「効果が重複しない」とあれば、「その効果は同時に適用されない」という意味です。 Q:ミーレスのマシンザウルスには【野生値】が設定されていませんが、マシンザウルスのクラスを持つキャラクターがミーレスのマシンザウルスを操縦中に、【野生値】から効果を算出する特技を使用する際は【野生値】は0であるものとして処理するのでしょうか? A:はい、そうなります。あくまでもレッサーザウラーを始め、【野生値】を持たないマシンザウルスは、本義的な意味でのマシンザウルスではありません。  また、『SOF』の他クラス用マシンザウルスは設定的にはマシンザウルスですが、便宜上野生値を持たないものとします。 Q:●●という要素が自分の考えるシナリオ/世界観にそぐわないのですが、どうすればよいでしょうか。 A:それがデータであれ世界設定であれ、あなたのゲームはあなたたちのものです。適切でないと思うなら、レギュレーション段階で禁止してもかまいませんし、今回のセッションには存在しないものとして扱ってもかまいません。GMの裁定がすべてに優越します。また、すべてのサプリメントやリプレイの記述を導入する必要もありません。 Q:戦闘の回数や敵の配置については、サンプルシナリオが絶対的な正解ですか? A:いいえ。サンプルはあくまでサンプルのひとつであり、あなたが強制的にしたがう必要はありません(まず概略を掴むためにプレイするべきだとは思いますが)。  戦闘のバランスは好みに応じて多様であるべきです。あなたのプレイグループと他のプレイグループでまったく違うゲームであるかのように感じられたとしてもおかしなことではありません。それがTRPGの自由度の高さです。  最終的にはあなたのプレイグループに合致したバランスでシナリオを作成するのはGMの権利です。各種のガイダンス記事もその参考になるでしょう。しかし、その上であなたがそれに縛られる必要はまったくありません。 Q:他のSRSのFAQやルール解釈は『メタリックガーディアン』に適用されますか? A:いいえ。それぞれのSRSは独立したものです。ただし、GMがゴールデンルールに則って、他のSRSを解釈の参考に用いるのは自由です。基本的には本作の独立した処理を基準に対処することを強く推奨します。  例外として、完全互換性を有している『フルメタル・パニック! RPG』については、ガイダンスにしたがって互換性を保証します。 Q:基本ルールブックの範囲では人間用武装に種別(火炎)の武装はありませんが、これはどのように処理すればよいのですか? A:『デジタルフロント』で追加されています。そちらを参照してください。 Q:ライトニングやベテランなどの説明やクラス特技などでは、戦争経験者であるかのような説明がありますが、これは必ずキャラクターの設定に組み込まなければいけないのでしょうか。 A:特技のゲーム的でない解説については、演出の参考にすることを想定しています。GMが判断してください。 Q:「エンタープライズ級恐竜形態」は、人間のPCでは使えず、恐竜人類のPCでなければならないということになるのでしょうか。 A:GMと相談してください。基本的には制限をかける意図はありません。 Q:PCが常備化していないガーディアンやミーレスなどに搭乗できますか? A:基本的にはできませんが、GMがシナリオギミックとして設定するのは自由です。最終的にはゴールデンルールに則って処理してください。 Q:特技の効果欄やアイテムの解説欄に記述されている“キャラクターレベル”は、その特技やアイテムを使用するキャラクターのキャラクターレベルなのでしょうか? それともその特技やアイテムの対象となるキャラクターのキャラクターレベルなのでしょうか? A:特記がない限り、その特技やアイテムを使用するキャラクターのキャラクターレベルとなります。たとえば、ウォーバードのアイテムである力場出力補正システムの場合などがそうで、このアイテムは力場出力補正システムを所持しているキャラクター自身のキャラクターレベルが有効となるケースです。 Q:相転移特技の取得のタイミングは、「タイミング:いつでも」でよいのでしょうか? A:はい、すべての相転移効果は「タイミング:いつでも」で使用できるため、相転移特技の取得もまた「タイミング:いつでも」となります。 Q:相転移特技の取得の際、相転移取得表ですでに取得している特技の目を振った場合はどのように処理すればよいでしょうか? A:原則としてGMの任意としてください。振り直させてもよいでしょうし、GMが任意で取得する相転移特技を決定してもかまいません。プレイヤーの任意で選択させてもよいでしょうし、「同じ相転移特技をふたつ取得した」としてもよいでしょう(その結果として効果が重複するのか、それともしないのか、重複するとしてどのよう結果となるのかもGMの任意です)。  ただし、「すでに同じ相転移特技を取得しているため、新たな相転移特技を取得できなかった」として浄化率の減少ができないとすることは基本的に推奨しません(事前にテーブルのプレイヤー全員と話し合い、テーブル内での総意が固まっている場合は別ですが)。GMであるあなたが、あなたのテーブルでどのようなストーリーを演出するかは、あなた自身とそのテーブルのプレイヤーたちの総意に委ねられるべきです。その総意として悲惨で絶望的な物語を楽しむ場合もあれば、勇気と不屈の闘志に満ちた希望の物語を楽しむ場合もあるでしょう。その選択の権利は、あくまでもGMであるあなたとそのテーブルのプレイヤーたちにあるのです。  その上で、迷った場合は振り直してもらうのがよいでしょう。 Q:戦闘シーンではないシーンで、基地での整備を行なうことはできますか? A:いいえ、行なえません。そのようなシチュエーションについては住居ルールを使用するか、あるいはGMが補給シーン(『MGR』、P207)を適用してください。 >>NEW Q:『メタリックガーディアンRPG』のファンレターを送る際、送り先はどうすればよいでしょうか? A:ファンレターを送りたい場合はFEARないしKADOKAWAのどちらかに送っていただけますと幸いです。 Q:質問やファンレターの返信をTwitterなどでしていただくことは可能でしょうか? A:いいえ。どのようなものであっても、原則として『メタリックガーディアンRPG』の“ルールや内容に関すること”について、Twitterなどで個別に返答することはありません。これは『メタリックガーディアンRPG』の公式なルールです。 >>