■メタルヘッド・エクストリームFAQ 2010年10月14日版  この質疑応答は、プレイを円滑に進めるために、コピーしたり、それを無償で配布したりすることを許可します。ただし、ファイル名や内容を変更することを一切禁じます。「無償の配布」には、ホームページなどに掲載することも含まれます。  なお、質疑応答による回答は正誤表のような正式の修正ではなく、また版によって変化することがあります。質疑応答の回答を導入するかどうかは、ゴールデンルールにしたがってGMに決定権があります。各プレイヤーがGMの判断にしたがってください。 (C)2008 Narumi Takahira/FarEast Amusement Research Co.,Ltd. (C)2008 アークライト/新紀元社 ●マニューバ・パンドラ >>New Q:ミュータントの追加得意スキルが掲載されていません。 A:以下のとおりになります。  エルフ:〈隠密〉〈追跡/逃走〉〈小火器〉を上限80%とする  オーガ:〈小火器〉〈重火器〉〈※搭載火器〉を上限100%とする  ドラゴネット:〈※EX〉を上限80%とする  トロール:〈素手戦闘〉を上限120%とする  ドワーフ:〈※特殊武器〉〈※修理メンテナンス〉を上限120%とする  フランネス:〈※高速機動〉を上限80%とする  オルタナティブ:カテゴリ:コンバットのスキルすべてを上限80%とする  ハイブリッド:〈※高速機動〉をのぞくスキルひとつを選択し、上限80%とする。 Q:マルチレッグ(『EH』P018)の脚移動に、ジェットローラー(『EH』P131)やダッシュローラーユニット(『MHE』P154)などの、脚部に装備する別種の移動手段による 移動は含まれますか? A:いいえ、含まれません。 Q:自分の身につけている装備品や操縦しているメカニックへのダメージに《プレコグニション》は使用できますか? A:はい、可能です。 Q:《カーテンファイア》と《バラージシュート》 は同時に使用できますか? A:いいえ、どちらかひとつだけです。 Q:《二丁拳銃※》《二刀流※》は「武器の特殊な効果などは両方のものを適用する」とありますが、「追加被害:シフト」についてはどうなりますか? A:シフトについては、最大のものを適用します。 Q:《種族:フランネス》は種族特典で機動回避が出来るようになりますが、非サイバーやスタンドアローンでも機動回避できるのでしょうか? A:はい。 Q:《切り払い》を使用して素手が破壊された場合どのような効果を受けますか? A:そのシーン中、素手による攻撃が行なえないものとします。コンバットシェルなどの場合、攻撃に使用したアームが破壊されます。 Q:《切り払い》の効果には、スキルが100を越えている場合の修正も入るのでしょうか? A:はい。 Q:《ドローンスカウト》を使用して航空ドローンを動かす時、メジャーアクションを使ってどの程度の行動が出来るのでしょうか? A:基本的に移動とカメラによる偵察のみが行なえます。詳細はGMが判断してください。 Q:《ドローンハイディング》で昆虫型ドローンを電子的に発見するロールにもSR1/8されますか? A:はい。 Q:ボムサーのマニューバで「メカニック搭乗中は使えない」といった制限がないものは、CSやアクトポッドなどに乗っていても使えるのでしょうか? A:はい。 Q:機動回避可能なアーティフィシャルボディをインストールし、〈※高速機動〉にスキルを振っていない状態で、《リコイルドッジ》は使用できるのでしょうか? A:はい。 Q:メカニックの操縦者に対する攻撃に対して、操縦者自身が《リコイルドッジ》を使用することは可能ですか? A:はい。 >> Q:《カーテンファイア》など複数の対象を有するマニューバでそれぞれのSRにかかる修正が違う場合(たとえば、機動性Bのメカニックから機動性AとCの目標を同時に攻撃した場合など)はどのような処理を行ないますか? A:一番ロール修正が不利になる目標の修正を適用します。例で言えば、目標の機動性がAであるものとしてロールを行ないます。 Q:《バーストファイア》の判定中にアクシデントが出た場合でも、任意の結果を採用し、アクシデントを回避することができますか? A:アクシデントが出た時点で処理を終了し、アクシデントの手順に従います。 Q:《ファイアスターター》を《マテルフォーム》を使用していない状態や非サイバー、スタンドアローンでも使用できますか? A:はい、使用できます。 Q:《電界の守護者》を使用した時に、《ケーブルマスター》の効果で〈精神防壁〉によるリアクションを行なうことはできますか? A:いいえ。《電界の守護者》は〈ソフトウェア〉で電子防御を行なうマニューバです。これは、〈※イメージファイト〉で電子防御を行なえるソフトウェアを持っていた場合でも同じです。 Q:《電界の守護者》は、メカニックや装備品に対して使用することができますか? A:はい、使用できます。 Q:ハンターとしての仕事より、ラックポイントをつぎ込んだ《芸術公演》のほうが儲けがよいように思います。 A:ハンターとしての副業としての稼ぎが大きすぎると考えるのであれば、GMは得られる金額の上限を、使用者の〈芸能芸術〉スキル値×$100程度としても構いません。  もちろん、ビッグスターが巨額の金を得るためのライブやコンサートツアーそのものをシナリオにしてもよいでしょう。その場合、シナリオの報酬そのものを《芸術公演》で稼ぐことになります。 Q:《バーストショット》でB2の火器を使用した場合、ダイスは何回振りますか? A:1回目のダイスロールでアクシデントが発生したのでないかぎり、合計で2回です。 Q:《マテルフォーム》を行なっている状態でメカニックを運転することはできますか? A:《マテルフォーム》で行なえないのはネットワークアクションではないあらゆるメジャーアクションです。したがって、移動は可能です。 Q:《マテルフォーム》を行なっている状態でメカニックを運転する場合、行動順はどうなりますか? A:移動イニシアチブプロセスでは、メカニック操縦している場合、メカニックの【REF】を使用します。単に同乗しているだけなら、当人の【REF】を使用します。  イニシアチブプロセスでは、当人の【REF】を使用します。 Q:《ファイアスターター》による【REF】の上昇はメカニックにも有効ですか? A:いいえ、有効ではありません。あくまで当人の【REF】が大きくなったものとして扱います。 Q:《ファイアスターター》や《マテルフォーム》による【REF】の変化は、SRに影響しますか? A:いいえ。特にSRの数値に影響がある、と書かれていない限り、マニューバや装備による能力値の増大はSRには影響しません。ARについては、基本的に適用されるものとします。サイバーウェアによる永続的な能力値の増加は除きます。 Q:コンバットナイフを[持ち方:両手]の武器に取り付けた場合、《ヘビーアタック》の効果を受けることができますか? A:はい、受けられます。 Q:電子防御を行なえる、と記述されたマニューバや装備の効果はどこまでですか? A:基本的には自分自身、自分が身につけている装備品、自分が操縦しているメカニックとその搭載されている装備すべてです。ただし、《電界の守護者》のように他者に対して電子防御を行なえる、と記述してある場合はその限りではありません。 Q:自分の身につけている装備品や操縦しているメカニックへのダメージに《ティール》は有効ですか? A:はい、可能です。基本的に、[対象:自身]には自分が身につけている装備品、自分が操縦しているメカニックとその搭載されている装備が含まれるものとします。同乗者は含まれません。 Q:《サイコメトリ》で判定を行なう場合、元々の技能に達成値などの修正を及ぼす効果は適用されますか? A:はい。本来の技能に適用される修正はすべて適用され、さらに〈EX〉技能に適用される修正もすべて適用されます。 Q:《サドンボム》《ダイレクトボマー》などに、TNT爆薬やリボムを使用した場合どうなりますか? A:基本的には、効果の解説どおりGMが決定します。目安が必要な場合、TNT爆薬は火力〈物〉95、リボムは火力〈物〉80、それぞれ固定ダメージとしてください。 Q:人間やミュータントなどに対して《サドンボム》《ダイレクトボマー》を使い、Sマインや対戦車地雷で攻撃した場合、ダメージを与えることはできますか? A:本体を胴体と読み替えてください。その場合、胴体の装甲が適用されます。 Q:《ヴェルスパ》の対象は、ラックポイントを使ってクリティカル表を上下させることができますか? A:いいえ、できません。 Q:《二刀流》や《二丁拳銃》など火力を合計するマニューバの使用に際して、スキルが100を越えているボーナスや、《得意武器》による修正はいつ加算されますか? A:まず、それぞれの武器ごとに、スキルやマニューバによる火力修正をすべて合計します。武器ごとの火力が計算された後に、《二刀流》や《二丁拳銃》による火力合計の処理を行なってください。 Q:《ゴーストCOMP》のプログラムを準備する、とはどういう意味ですか? A:《マテルフォーム》使用時同様に、所持しているプログラムが使用可能になる、という意味です。つまり、ウェポンソフト、マジックソフト、アーマーソフトが使用可能になります。 Q:《ケーブルマスター》と《ゴーストCOMP》を使用して、ターミナルなしでネットワークアクションを行なえる状態で、ネットワークアクションに含まれないメジャーアクション(射撃攻撃など)を行なうことはできますか? A:はい、可能です。 Q:非サイバーのキャラクターが《ケーブルマスター》と《ゴーストCOMP》を使用している場合でも、電子攻撃の対象になりますか? A:はい、なります。《ケーブルマスター》の記述通り、心理損傷として扱います。 Q:《ケーブルマスター》の効果を受けている状態で、電子防御を行なえるソフトなしに《電界の守護者》を使うことはできますか? A:いいえ。あくまで、《電界の守護者》の記述が優先されます。《ゴーストCOMP》でソフトウェアを用意すれば《電界の守護者》を行なうことはできますが、この場合も判定はあくまで〈ソフトウェア〉であり、〈精神防壁〉ではありません。 Q:メカニックの攻撃に対して、《リコイルドッジ》を使用することはできますか? A:いいえ。《リコイルドッジ》はあくまで、〈※高速機動〉による機動回避の判定を代行するマニューバです。したがって、〈※高速機動〉による判定が可能な状況でなければ使用できません。 ●装備 >>New Q:ハードポイントに人間を押し込んで乗員と見なすことはできますか? A:できません。そのような改造を行なったメカニックは存在するでしょうが、ルールとしては今のところ設定しません。GMと相談してください。 Q:アクトポッドのコクピットに所持品を持ち込むことに制限はありますか? A:いいえ、ありません。 Q:アクトポッドの操縦にはセンサースーツが必要ですか? A:いいえ、必要ありません。 Q:アーティフィシャル・ボディから別のアーティフィシャル・ボディに脳殻を移動させる場合、装備部位が脳であるサイバーパーツを移動させることはできますか? A:可能であるものとします。 Q:APトランクにブロウスペリアを格納できますか? A:ブロウスペリアに限り、格納できないものとします。 Q:APトランクにオートプロテクターを格納する場合、オプションの火器のENCも無視できますか? A:AP、またはハードポイントに搭載された火器のENCは通常通り計算されます。無視できるのは、AP本体のENCのみです。 Q:ハードポイントやザックに搭載された火器はどの技能で扱いますか? A:特記がない限り、武器に指定された技能で扱ってください。 Q:零下16℃以下の外気中で対寒冷処置を行っていない電子SUVを持つ装備はアクシデント値が-10されるとありますが、データとしてアクシデント値を持たない装備を使った判定の場合、アクシデント値は基本の96から-10されて86になるということでしょうか? A:はい、86となります。 Q:クリサリス使用者が他のアーティフィシャル・ボディを装備した場合、アーティフィシャル・ボディ側の【IS】を利用可能ですか? A:はい、可能です。ただし、クリサリスと他のアーティフィシャル・ボディの【IS】を合算することはできません。 Q:バリアヘッドを使用し【精神SUV】がJ以上の場合にMHE P113メンタルスタビライザーを使用すると【精神SUV】はIまで下がりますか? A:はい、Iになります。 Q:ブレインデッキの効果にENC5までのターミナルを組み込める、とありますが、これはターミナル1つだけですか? それとも合計がENC5に収まればよいのでしょうか? 例えばENC2とENC3のデッキを1つのブレインデッキに組み込むことは可能でしょうか? A:いいえ、組み込めるターミナルはひとつまでです。 Q:ウィップアームなどの格闘攻撃の射程を伸ばす装備で、「距離:至近」であるマニューバの距離を伸ばすことはできますか? A:いいえ、できません。 Q:『エンドレスホライゾン』の標準型アームの記述が、MHE P127の手持ち武器に関する記述と食い違いますが、どちらを適用しますか? A:『エンドレスホライゾン』を採用した場合、標準がアームのものを適用してください。 Q:ライジングブラストの持つ「このアームによる素手攻撃が命中した時に宣言、対象の装甲を無視する」という効果ですが、[類の種別:素手戦闘の武器を使用してもこの効果は発揮されるでしょうか?  例えば、アイアンクロー"ヘルキャット"(P68)で火力を上げて装甲無視の一撃を叩きこむ、という使い方は可能ですか? A:いいえ、素手でなければなりません。 Q:格闘戦用アームの効果は、そのアームを装備した腕、肩のハードポイントに装備した武器による格闘攻撃にも適用されますか? A:腕のハードポイントに装備した武器による格闘攻撃にも適用されるものとします。 Q:格闘戦用アームの効果は、火力に【STR】を加算しない武器による格闘攻撃にも適用されますか? A:はい、適用されます。 Q:強襲型ドローン、対地攻撃型ドローン、イオノ・ドローンは戦闘中に場所を移動できるのでしょうか? A:これらのアイテムは、それぞれ該当するマニューバを使用するためのアイテムであり、アイテムそのものは戦闘に参加しません。GMがシナリオギミックとしてそれらを設定するのは自由です。その場合、エネミーデータを参考にするとよいでしょう。 Q:本来の攻撃が範囲攻撃である90mm迫撃砲で成形炸薬弾を使用した場合、攻撃対象は単体になりますか? A:はい、単体になります。 Q:15-WW《ランゴスタ》の解説にある格闘用クローアームにデータはありますか? A:データ的には、【STR】120による素手攻撃がこれに該当します。 Q:専用ドライブの価格とENCが規定されましたが、CSに関してはMHE P127▼ドライブのルールが優先されるのでしょうか? それとも上書きされるのでしょうか? A:CSについてはMHE P127のルールがそのまま適用されます。また、標準型CSに限り、レッグを換装することでドライブを修理できるものとします。 Q:クリサリスシステムが破壊された場合、内部のクリサリスはどうなりますか? A:自動的に頭部にMOダメージを受けるものとします。このダメージはパンドラ以外で軽減できません。 Q:神経毒はメカニックやアーティフィシャル・ボディにも有効ですか? A:いいえ、それらの機械的な対象には効果がありません。ただし、生身とみなされるアーティフィシャル・ボディは例外とします。また、何らかの手段で脳などの生体組織に直接注入した場合効果があることも考えられますが、それらはレギュラールールではなく、GMのスポットルールとして処理してください。 Q:毒物を飲食物に混ぜることは可能ですか? A:GMが判断してください。一般論として言えば可能です。シナリオの大きなイベントとして扱うなら、TRSをセッティングすることを推奨します。 Q:MPD-γ“ブロウスリペア”のフレームは換装できますか? A:可能です。ただし、フレーム換装によるすべての効果はオートプロテクター形態には影響しません。 Q:30mmロックガンF-566トールハンマー(MHE P096)でプラズマサボット徹甲弾を使用した場合、相手がサイズ3以上である場合の火力二倍の修正は、S射による火力+30のボーナスを適用して修正しますか? A:いいえ、トールハンマー本来の火力を二倍にした後に、火力を+30してください。 Q:RAFTの親機が攻撃を受け、子機に損傷を受ける結果となった場合、親機はダメージを受けますか? A:いいえ、親機への損傷はありません。 Q:「ハーケンランチャーCSV」を装着した重コンバットシェルは、《立体戦闘》の条件である「ワイヤーランチャーを装備している」とみなして《立体戦闘》を行えますか? A:はい。行なえます。 Q:ハーケンランチャーのような距離修正がありながら<※特殊武器>スキルを使って攻撃する武器は「格闘攻撃として格闘回避」すればいいのか「射撃として機動回避」すればいいのかどちらでしょうか? A:射撃として扱います。 Q:メカニックアクセサリ(AI)の取り付けに必要なのは兵装TPですか? A:はい、兵装TPです。 Q:「すべてのコンバットシェルが装備できる」とあるCS用アームをTCSやアクトポッドに取り付けることができますか? A:いいえ、できません。「すべてのコンバットシェルが装備できる」というのは、標準型CSを指しています。重コンバットシェルが装備できる、と特記されているアームに限り、標準型CSと同様の処理を行なってHCSに装備させることができます。 Q:メカニックがオンロードを走行することによる【MV】への修正は、マニューバや装備の効果を適用する前ですか? 後ですか? A:常時【MV】を増加させる装備(フレームやエンジン)の効果を適用した後にオンロード走行の修正を加え、しかる後にマニューバや装備(ターボチャージャーや《フルアクセル》など)を加えてください。 Q:メカニックを搭載できるメカニック(あるいはメカニックアクセサリ)に記述されている「スクランブル(発進)可能」とは、ルール的にどのような効果を持つのでしょうか? A:ルール的な効果は設定されていません。GMがシナリオ上でローカルルールを設定する際の判断の目安としてください。 Q:移動基地DXのような「XX人まで貨物TPに数えない」の部分に乗っている人間や、貨物TPとして乗っている人間はメカニックに搭乗していると扱うのでしょうか? 具体的には、「乗員」以外の人間は命中部位として「乗員」と「兵装・貨物」のどちらになるのでしょうか? A:基本的に乗員として数えます。ただし、貨物コンテナの中に密航しているなど、特殊な状況のキャラクターをGMが「兵装・貨物」の命中部位としてカウントしても構いません。 Q:貨物TPとして乗っているキャラクターは兵装を使用したり、手持ちの武器で身を乗り出して攻撃することなどが可能なのでしょうか? A:兵装は使用できません。オープンタイプのメカニックに限り、手持ちの武器で身を乗り出して攻撃できるものとします。 Q:タイミングが同一であれば、複数の装備の効果を同時に使用できますか? A:いいえ。ひとつのタイミングで起動させることが出来る装備は一種類だけです。 Q:《高速準備》(MHE P062)を使用する事で、操縦しているメカニックに搭載されている『自動給弾システム』(MHE P152)で選択していない火器の弾倉を交換できるのでしょうか? A:はい、可能です。 Q:特殊弾使用時の火力への修正は、武器の火力そのものを変更する、でよいのでしょうか? A:はい、火力そのものが変更されます。アストロナイトのように、火力を対象にした効果を参照する場合、特殊弾による修正を加えた後の火力を参照してください。 Q:装備しているSLSスロットの数より所持スキルデータの方が多い場合、マイナーアクションで入れ替えられる、ということでよいのでしょうか? A:はい。 Q:ドロップ品などで「重要なデータ」などのMEMが設定されているアイテムを手に入れた場合、所持ターミナルにMEMの空きが無ければ持ち歩くことはできないのでしょうか? それとも、ENC:0のアイテムとしてターミナルなどは使わずに持ち運べるのでしょうか? A:適切なMEMを有しているターミナルが必要です。ネットワークを通じて別端末に転送が可能かどうかは、GMが状況に応じて判断してください。 Q:ミラーディフレクター(MHE P165)やアドバンスドALPD(EH P124)、《フルブロック》(EH P033)等の[最終火力]に修正を加えるアイテムやマニューバの効果は、限界火力の適用の前でしょうか、後でしょうか? A:[防御効果ステップ]で算出されたダメージが、[限界火力]を上回る場合は[限界火力]を超える分を切り捨てて[最終火力]とし、決定した[最終火力]に対して上記アイテムやマニューバの効果を適用します。 Q:エンジェルアイ(MHE P118)の強化電脳防壁は補助電脳(MHE P113)等の【電子SUV】が特定のものに変更されるアイテムを装備した場合、どのような扱いになるのでしょう? A:アイテムによって変更された【電子SUV】に強化電脳防壁の修正を加えます。この例であれば、まず補助電脳によって【電子SUV】がJに変更され、その後強化電脳防壁の効果によって6段階上昇し、Pに変更されます。 Q:一部のアーティフィシャル・ボディに、アーティフィシャル・ボディにインストールできないパーツがインストールされていますが、問題はありませんか? A:ありません。これらは厳密には、アーティフィシャル・ボディそのものがそれに相当する機能を有しているものだからです。 Q:屋内で高機動ブースターを使用できますか? A:GMが制限を行なわない限り、問題なく使用できます。 Q:TCSがマイナーアクションで変形した場合、変形後のモードで使用できるザックを起動したものとして扱って構いませんか? A:はい、構いません。 >> Q:防具の重ね着に制限はありますか? A:ありません。常にひとつの属性に対しては、最大の装甲値のみが適用されます。たとえば、アーマージャケット(対物30)と耐Gスーツ(対物10)を重ね着した場合、対物装甲は30となります。  ただし、「他の防具を装備してはならない」という旨のテキストがある場合はその限りではありません。 Q:全身をベイシックフレームにした場合、ほとんど他のサイバーウェアをインストールできないのですが。 A:はい。当初から全身を換装する目的のアーティフィシャル・ボディのほうがはるかに設計に余裕があるのです。 Q:ビハインド・ザ・マスク0式を使って、髪の色や肌の色などを変化させる場合についても20分かかりますか? A:20分かかるのは、骨格やサイズの大規模な変更です。迷ったら、メジャーアクションで変化できるものとします。性別などを変化させようと思ったら、骨格を変化させる必要があるでしょう。変装のレベルであればメジャーアクションで十分です。GMが判断してください。 Q:ユーロボーグ Z-VIIの「〈光〉属性のダメージを−50する」効果は他の装甲と重複しますか? A:重複します。また、DCや装甲値を無視するあらゆる効果に影響されません。 Q:ゴーストクロークは防具やオートプロテクターを装備していても使用できますか? A:はい。この装備は着用者の周囲に迷彩を投影する装置なので有効です。搭乗しているメカニックにまでは効果は及びません。 Q:ブースターレッグによる【MV】の増加はメカニックにも有効ですか? A:いいえ、有効ではありません。 Q:強化人工神経をインストールしている場合、スタンドアローン状態では機動回避できないメカニックでも機動回避可能になりますか? A:いいえ。強化人工神経で得られる機動回避とは、〈※高速機動〉によって行なう、使用者自身の肉体を使った回避に限られます。 Q:メカニックのDCは電子攻撃や心理攻撃に対しても有効ですか? A:はい、有効です。メカニックに乗っている限り、常にメカニック本体、乗員、兵装、貨物、パワープラント、ドライブ、ザックはDCだけダメージを減少させることができます。 Q:アーティフィシャル・ボディの隠匿はどのように使用するものですか? A:【PER】の判定で義体であるかどうかを看破するためのロール修正です。 Q:オートプロテクターを装備していても、銃神やブラッドレイザー、ハードポイントなどに装備した火器は使用できますか? A:ルールとしては設けませんが、オートプロテクターは個人単位に調整されるアイテムであるため、内蔵火器や搭載火器を装備したサイボーグであるならば、それに合わせたセッティングがなされているのが普通であるとします。従って、基本的に使用できてよいでしょう。  ただし、GMがシナリオの状況に応じたステージルールを設けることを否定するものではありません。廃墟で発見した旧型のオートプロテクターをやむなく使うハメになったが内蔵火器は使えない、という状況も考えられるでしょう。 Q:バイオウェアに分類されるアーティフィシャル・ボディを装備していても、サイボーグ用流動食が必要ですか? A:いいえ、通常の食事で構いません。 Q:バイオウェアに分類されるアーティフィシャル・ボディには、駆動用のケミカルリンゲル液が必要ですか? A:いいえ、必要ありません。 Q:「スタンドアローンであっても機動回避を行なえる」という記述のないメカニックは、操縦者がスタンドアローンである場合、機動回避を行なえないのですか? A:はい、機動回避を行なうことはできません。 Q:キャラクター作成時に交易品や一般的なデータなど、売値と買値が同じである装備を半額で購入することはできますか? A:こうした装備は半額で購入出来ないものとします。 Q:ランドブラスターとハスラーの購入特典は、メカニックに武器を取り付ける費用にも適用されますか? A:はい、されます。 Q:メカニックに武器を取り付けた場合、取り付け方式によっては余分なENCと価格がかかりますが、これは武器に取り付けたオプションにも適用されますか? A:いいえ、適用されません。たとえばターレットで取り付けた105mmキャノン PAK105(ENC300、$100000)に自動照準装置(ENC50、$2000)を取り付ける場合、ターレットの部品にENC300と$100000が必要となり、合計でENCは650、$202000が必要になることになります。 Q:コンバットシェルが手に持つことが出来る火器はENC8以上とありますが、武器オプションでENCが増加していれば、本体ENCが7以下の武器を持つことが出来ますか? A:いいえ、できません。 Q:アストロナイトで無効化される火力は、STRを加算できる武器の場合、STRを加算した後の数値を適用するのですか? A:はい。たとえば火力が〈物〉80+STRであるマサムネαの場合、使用者のSTRが46以上の場合、アストロナイトの無効化を受けません。 Q:アストロナイトで無効化される火力は、パンドラによる効果が適用される前のものですか? A:いいえ、パンドラの効果を加えた火力が125以下だった場合のみ無効化されます。 Q:ハードパックにサイバーツールを装備して、コンバットシェル側からこれを利用することは可能ですか? A:はい、可能です。 Q:メカニックへの命中で装備していないパーツに命中した場合はどうなりますか? たとえば兵器を取り付けていないメカニックの兵装への命中や、ザックを装備していないCSのザックへの命中などです。 A:本体に命中するものとします。 Q:貨物として積載していた防具やオートプロテクターに命中を受けた場合のSUVはどうなりますか? A:便宜上、SUV:Kであるものとします。 Q:固定ダメージの武器に対して火力を増加させるパンドラを使用することはできますか? A:はい、出来ます。範囲攻撃など複数の火力を持つ場合は、すべての火力がパンドラの効果によって増加します。 Q:パワープラントによるTPの上昇は兵装と貨物、双方に有効ですか? A:はい、有効です。 Q:メカニックの本体がKLダメージを受けた場合どうなりますか? A:基本的には移動・搭載された武器を使った攻撃(CSなら格闘も含む)・メカニックオプションの使用が不可能になります。  本体は完全に破壊され、その場でフレームを交換しない限り、単なる鉄クズになります。  破壊された状況によっては、GMはさらにメカニック事故表の結果を適用してもかまいません。 Q:フレーム交換によってメカニックの損傷をKLから無傷に回復させる場合、本体価格以上の費用が必要になりますが、それでよいのですか? A:はい。フレーム交換はきちんとした修理工場で行なうものではなく、野外や戦場などで予備パーツや予備機から部品を抜き取り再構築するシチュエーションを想定しています。従って、新型のマシンをディーラーから購入できる状況なら、そうしたほうがよいでしょう。 Q:アストロナイトの記述における火力は、マニューバなどによる修正を含めたものですか? A:いいえ、含めません。あくまで武器データないしエネミーデータ、もしくはマニューバデータの火力のみを参照して下さい。 Q:ユーティリティソフトは《マテルフォーム》を使用していなくても使えますか? A:はい、使用できます。 Q:メカニックの装甲はどの部位に適用されますか? A:本体およびパワープラント、ドライブには無条件に適用されます。武器と乗員については、P124-P128を参照してください。 Q:コンバットシェル以外のメカニックの専用ドライブのENCと値段は? A:ヘリのドライブはENCがサイズ×75、値段が本体価格の20%であるものとします(フレームを変化させても価格は変わりません)。  VTOLのドライブはENCがサイズ×100、値段が本体価格の50%であるものとします(フレームを変化させても価格は変わりません)。  その他のメカニックのドライブはすべて、サイズ1〜2ならENCがサイズ×10、サイズ3〜4ならENCがサイズ×25、サイズ5〜6ならENCがサイズ×50であるものとします。価格はいずれも、本体価格の10%とします (フレームを変化させても価格は変わりません)。 Q:マニューバや装備の効果で、シールドユニットS-G5をメカニックではないPCが手に装備した場合、盾としての効果を受けることはできますか? A:はい。その場合、胴体に対して装甲ボーナスを得ることができます。 Q:メタルスキンやレプタルスキンによる修正は防具やオートプロテクターと重複しますか? A:はい、重複します。 Q:アーティフィシャル・ボディにインストールされている特殊繊維皮膚、メタルスキン、レプタルスキンの部位はどこですか? A:特に記述がない限り、全身に対して有効です。 Q:【REF】から算出される本来の【MV】はアーティフィシャル・ボディの【MV】に影響しますか? A:いいえ、影響しません。アーティフィシャル・ボディの【MV】のみを適用してください。ターボダッシュやオートプロテクターのように、一時的にMVを増やす効果は有効です。 Q:アーティフィシャル・ボディの【STR】を強化人工筋肉で増やすことはできますか? A:はい、できます。 Q:「指定したメカニックを貨物TPに計算せず搭載できる」と記述のあるメカニック以外で、メカニックを輸送する方法は? A:基本的にはGMの判断ですが、以下にガイダンスを示します。  メカニック本体のENCは輸送時については、(サイズ×サイズ)×100であるものとします。これに、そのメカニックが現在装備している兵装・貨物TPを加算したものが、最終的なENCです。たとえばセット販売の“ライトニング”バギーであれば、ENCは600となります。  なお、トレーラー以外のメカニックについては、自分のサイズ以上のサイズを有するメカニックの搭載を禁止することを推奨します。 Q:上記のガイダンスにしたがった場合、フレーム+プラント+ドライブの合計より、はるかに本体が重いことになりますが、何故ですか? A:ガイダンスは、整備の手間や収納スペースまで含めた全体的な処置です。事実、移動基地DXなどを使用した場合、同じTPでもはるかに大量の装備を積み込めます。  また、フレームには電子部品やシート、外装など、メカニックを構成するほとんどのものを含まない、あくまで骨組みです。したがって、完成したメカニックはフレームの自重より重くなります。  リアリズムの点から見てスポイルした要素もありますが、ゲーム上の利便性を優先した処理だとお考えください。 Q:BないしAのみが記述された武器、たとえば20mmバルカンなどを、マニューバを使用せずに使用することはできますか? A:いいえ。Bならば《バーストショット》、Aなら《カーテンファイア》ないし《パラージシュート》を使用せずに射撃を行なうことはできません。 Q:ホークアイを複数装備することはできますか? A:可能です。ただし、同じ銃器に対して二度効果を適用することはできません。右手と左手の銃にそれぞれホークアイを適用することは可能です。 Q:ホロ神棚を複数装備した場合、それぞれの神棚からラックポイントの回復効果を得ることはできますか? A:いいえ。ひとりのキャラクターがホロ神棚から得られるラック回復効果は、神棚の数にかかわらず常に1シナリオ1点とします。 Q:ホークアイを起動した状態で《二丁拳銃》を使用することはできますか? A:可能です。ただし、命中修正を加算できるのはどちらか片方の武器だけです。また、もう片方の武器に種別:照準器に属するオプションが取り付けられていても、その効果はホークアイとは重複しません。 Q:メカニックの搭乗者が所持している装備品の荷重は、メカニックに適用されますか? A:処理を簡便にするため、適用しないものとします。が、GMが望むなら、「ENC20まではメカニックに適用されないが、それ以上は貨物TPに加える」としても構いません。 Q:標準型コンバットシェルやアクトポッドのコクピットに持ち込める装備はセンサースーツだけですか? A:はい。正確にはサイバーウェアに内蔵した装備とセンサースーツのみを持ち込めます。他の装備はハードパックなどにしまうようにしてください。 Q:ハードパックにターミナルを装備して、コンバットシェル側からこれを利用することは可能ですか? A:はい、可能です。 ●ルール・判定 >>New Q:損傷が無傷の場合でも、追加被害:シフトは適用されますか? A:はい、適用されます。シフト1ならLWとなります。  ただし、損傷効果ステップにおいて、ダメージが0未満になっている場合、一切のダメージは発生しないものとします。これはシフトの効果に優先します。また、塗布した毒などの追加効果も発生しません。 Q:ゼネラルエリアにコンバットシェルを持ち込んだ場合、搭載したV類、[類の火器を持ち込めますか? A:いいえ。ゼネラルエリアにCSやガンドックが持ち込めるのは、あくまで作業用を想定しています。火器などは持ち込めないものとします。 Q:セキュリティレートの武装の制限は、警察組織や軍にも適用されますか? A:ケースバイケースですが、有事の場合は適用されません。ちなみにこれは、シャンカラ条約によって武装権を認定されているハンターも同様です。行政府の許可があれば、通常のレートを無視して武装し発砲することができます。  また、犯罪者やテロリストなどはそもそも気にしないことも多いでしょう。最終的にはGMが判断してください。セキュリティレートはあくまで、そうしたことを特に気にしない場合のガイダンスであって、絶対的な世界の法則ではありません。 Q:セキュリティレートとは別に、シーンごとに持ち込めるメカニックや武器を制限しても構いませんか? A:構いません。たとえば、屋内なので一切のメカニックは持ち込めない、などという制限を行なうのは自由です。その場合も、シーンの開始時にプレイヤーに解説するようつとめてください。また、PCの能力に極端に制限がかかるレギュレーション(ランドブラスターが参加するがセッション終了時までメカニックは持ち込めない)を設定する場合は、かならずプリプレイで解説してください。 Q:セキュリティレート使用時にハウジングの武器はどのように扱われますか? A:ハウジングされた火器はW類ならV類、その他の武器ならU類と見なします。 Q:一般的な防寒装備、極地用防寒装備を購入できますか? A:防寒装備はENC2、$100、局地用防寒装備はENC5、$5000とします。それぞれ防具と重ね着できます。サイズ1のキャラクターが装備する場合、ENCおよび価格は二倍となります。 >> Q:攻撃や防御でない通常の判定にクリティカルした場合、より有利な修正を与えて構いませんか? A:GMの判断で行なってください。 Q:弾切れになった装備は装備状態のままですか? A:はい。 Q:エネミーはダメージを受けた場合不利な修正を受けますか? A:心理SUVと同じチャートを適用するものとします。 Q:コネクションにゲーム的な効果はありますか? A:一部のマニューバ(リチュアルカース)などを除いて基本的にはありません。もちろんGMは、コネクションがいることによって情報収集が円滑になる、買い物が容易になるなど、状況に応じたロールの修正をつけても構いません。 Q:ネットワークごしにシーンに登場することはできますか? A:可能です。その場合でも電子攻撃と精神攻撃の対象になります。また、GMが(場所が特定されたなどして)、物理的にシーンに登場した、と裁定することは考えられます。  もちろん電子嵐や電磁的に遮蔽されているなどして、ネットワークごしに登場できないシーンを設けても構いません(ハンターが行動する荒野のほとんどは電子状態が劣悪です)。逆にネットワークを介さなければ登場できないシーンなどを設定しても構いません。 Q:ラックポイントによるダメージの減少は、操縦しているメカニックや所持している装備品に対しても有効ですか? A:はい、有効です。 Q:メカニックの乗員や兵装に対して精神攻撃や電子攻撃を行なうことができますか? A:乗員に対しては、オープンタイプであるならば可能です。セミオープンタイプ、クローズタイプであれば、身を乗り出していない限り、対象にすることはできません。また、電子攻撃については、本体にKLを与えている場合、内部を完全掌握したとして、KLを受けたメカニックの内部の乗員を電子攻撃可能となるものとします。  兵装については、外部に露出しているものならば可能です。ハウジングで格納されているのでない限り可能でしょう。装備については基本的に可能ですが、判断に迷うものはGMが裁定してください。 Q:メカニックに搭乗した状態で精神攻撃や電子攻撃を行なうことができますか? A:はい、可能です。そのために身を乗り出す必要はありません。 Q:P199に、オープンタイプのメカニックからの射撃は片手に装備している武器でしか行なえない、とありますが、これは装備部位が片手の武器のことですか? A:はい、その通りです。 Q:オープンタイプのメカニックに乗っている時に、乗員のハードポイントやサイバーウェアに装備した武器、アーティフィシャル・ボディの武器などで増加した腕に装備した武器などは使用できますか? A:はい、使用できます。 Q:エネミーのメカニック、たとえばマスエネミーの戦車などに対しては精神攻撃が行なえるのは何故ですか? A:手順の簡略化のためです。ゲストについてはPCと同様のデータを作成することを推奨します。 Q:固定ダメージの武器でクリティカルした場合、クリティカル表の結果による火力増加を受けることができますか? A:はい、受けることができます。 Q:スタンドアローンになるための手段がわかりません。 A:マイナーアクションでスタンドアローンになる、あるいはスタンドアローンを解除することができるものとします。なお、GMが認めるならシーンの開始時点からスタンドアローンとして登場する、としてもかまいません。 Q:セットアッププロセスでマニューバや装備を使用する順番はどうなりますか? A:特に問題がなければ同時ですが、順番を厳密に適用する必要がある場合は、本人のREFが低い順から宣言するものとします。 Q:ロールにプラスもしくはマイナス修正を与える効果と、SR2、SR1/2などの乗算はどちらが先ですか? A:まずロールに対するプラスマイナスの加算減算を行ない、すべての修正を合計した後に乗算を行なって下さい。たとえば、射撃のSRに+40するホークアイを装備した〈小火器〉80%のキャラクターがSR2の判定を行なう場合、まず80+40=120として、120×2=240となります。 Q:高度なロールによる修正と、達成値に対する修正が重複した場合の処理はどうなりますか? A:まず高度なロールによってダイス目が修正され、そのダイス目に達成値の修正を加えたものが最終的な達成値になります。たとえば達成値が2倍になるように高度なロールを行なったキャラクターがダイス目で50を出し、かつ達成値+20するマニューバを使用した場合、まず50×2=100となり、続いて20を加算し、最終的な達成値は120となります。 Q:装備やマニューバの効果によって能力値が一時的に増大した場合、SRは変化しますか? A:ARは変化しますが、SRは変化しないものとします。ただし、効果にSRにも有効である旨の記述があった場合は、そちらに従って下さい。 Q:高ランクハンターを作成する場合も、マニューバは6個までですか? A:GMが認めるなら、その制限は撤廃してかまいません。 Q:乗員が複数いる場合、どの乗員に命中したかはどのように決定しますか? A:基本的にランダムにするとよいでしょう。もちろん、状況に合わせてGMが指定してもかまいません。 Q:アクシデントのリスクを放棄するためにリアクションをあえて行なわない、という行動は可能ですか? A:はい、可能です。その場合、必ずダイスを振る前にGMの許可を得て行なって下さい。 Q:機動性による攻撃ロールへの修正は、電子攻撃や心理攻撃にも有効ですか? A:いいえ。機動性による攻撃ロールへの修正は、射撃攻撃および格闘攻撃にのみ適用されます。 Q:設定したパーソナルクエストが達成され、目的がなくなってしまいました。どうすればよいでしょう? A:ハンターを引退して新しいキャラクターを作るか、GMと相談して新しいパーソナルクエストを得るとよいでしょう。同様に、ライフパスに用意されたパーソナルクエストに想定したものがない場合も、GMと相談として新しいものを作って構わないでしょう。 Q:右手にヴァルターPPK、左手に単分子ナイフのように、複数の武器を同時に使用することはできますか? A:いいえ。それらの行動にはマニューバが必要です。《二丁拳銃》《統合射撃》などを用いてください。これは、メカニックに複数の火器を装備している場合でも同じです。 Q:120mmキャノンと7.62mm機関銃を装備している戦車にハンター全員が乗っています。ハンターAが120mmキャノンで攻撃した後、ハンターBが7.62mm機関銃を撃つという行動は可能ですか? A:可能です。 ●マスコンバット >>New Q:エネミーのアタックプロセスにおける命中判定は何で行ないますか? A:GMが設定してください。特になければ、一律で75%とします。アクシデント値は96です。 Q:各種の算出に使用するスキル値は、SR1ですか、スキル値ですか? A:特記がない限りスキル値です。 >> Q:マスコンバットで除去されたユニットの士気値および戦力値を全体士気値、全体戦力値から減算しますが、これは除去された時点の値ですか?  A:いいえ、マスコンバット開始時に決定した値です。 Q:イノセントの《マインドブラスト》で突撃を行なうことができますか? A:はい、可能です。 Q:《ナイトメア》による攻撃はどのような手順で行なわれますか? A:通常の攻撃同様、使用するキャラクターから5マス以内の敵部隊に対して攻撃を行ないます。射線を無視する以外は、通常の武器として扱ってください。 Q:《マテルフォーム》の使用中にストラテジープロセスの〈戦術/戦略〉判定は行なえますか? A:はい、行なえます。 Q:マスコンバットの際、ネットライナーやイノセントは突撃を行えますが、同様に敵の電子攻撃や心理攻撃の突撃を受けた際、その場にいなくとも《電界の守護者》や《アンチサイ》でリアクションできるのでしょうか? A:はい、リアクションできます。 Q:〈戦略/戦術〉のスキル値が0である司令官が《サイコメトリ》でストラテジープロセスの判定を行ない勝利した場合、敗北した軍の全体士気は減少しますか? A:減少しません。減少する数値の最大値は、司令官の〈戦略/戦術〉のスキル値です。 Q:メカニックに同乗しているキャラクターが敵から突撃の宣言を受け、車輌を操縦しているユニットは突撃を行っておらず、かつメカニックを操縦しているキャラクターは突撃の宣言も受けていない場合、突撃の対象となったキャラクターのみが突撃を受けることになるのでしょうか? A:GMが認めるならば、同じメカニックに乗っているキャラクターが突撃による戦闘に加わっても構いません。 Q:メカニックに同乗している場合、同乗者もそのメカニックの装甲や火器による戦力の修正を得られますか? A:それらの修正を得られるのは操縦者のみとします。 Q:戦力値計算において、「7以下のアビリティがある」はメカニックのものも含まれますか? A:本人のアビリティのみを参照します。 Q:マスコンバットのMV計算に用いるREFは当人のものですか、メカニックのものですか? A:メカニック搭乗時はメカニックのものを、そうでなければ当人のものを使用します。この時、《マテルフォーム》によるREF増加はMVには影響しないものとします。 Q:メカニック搭乗中の突破力や戦力の計算時に、装甲や機動回避、【REF】などについて、搭乗者が条件を満たしていれば、突破力や戦力を得ることができますか? A:いいえ。メカニック搭乗中は、メカニックの数値を優先します。 Q:メカニック搭乗中の突破力や戦力の計算時に、[アーティフィシャル・ボディである]は適用されますか? A:はい、適用されます。 Q:《ナイトメア》による戦力値は固定値ですか? それとも、武器として扱いますか? A:いいえ。ナイトメアを戦力決定に使った場合、ナイトメアによる戦力のみが適用されます。このとき、[戦力修正チャート]は適用されるものとします。 ●ツアーモードルール >>New Q:砂漠に該当する地形はマップ上にありますか? A:薄い斜線のヘクスがそれに該当します。マップ上では、0821などがこれに当たります。 Q:コンバットシェルの航続点の算出はどのように行ないますか? A:基本的に、コンバットシェル、HCS、アクトポッドは長距離移動を前提にしたメカニックではありません。そのため、航続点を算出することは想定されていません。GMが認めるなら、電気プラントとして算出してもよいでしょう。  また、TCSは変形後のメカニック(水素エンジン)であるものとして航続点を算出して構いません。 >>