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“フォルティッシモ”サプリメント第１弾 
上級ルールブック 『アール・ヴァル・アルダ フォルティッシモ』 発売元：ゲーム・フィールド ゲームデザイン：井上純弌 イラスト：佐嶋真実 メディア：Ｂ５サイズ、ソフトカバー 定価：2，100円（本体2,000円） 基本ルールブックだけでは飽き足らないという人のために、追加データとルールをまとめた「サプリメント」が発売されます。その第一弾となるのが、この『アール・ヴァル・アルダ フォルティッシモ（ff）』です。 この本では、基本ルールブックに掲載されたキャラクタークラスの11から20レベルまでのデータを掲載しています。 また、４種類のキャラクタークラスと、そのクラスを使用した追加サンプルキャラクターを掲載しています。 |
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■『アール・ヴァル・アルダ』とは何か？ 北欧神話の用語で、「人の世」を意味する言葉。それが「アール・ヴァル・アルダ」の原義です。これは、旧版の『アルシャード』で上級ルールブックとして使用したタイトルですが、それをff版でも踏襲したというわけです。 さて、上級ルールブックですが、要するに基本ルールブックと対比して、より高レベルの、より強力な、より運用に慣れの必要なデータやルールが載っています。 具体的には、以下のような点が上級であるということです。 ▼11〜20レベルのデータ 基本ルールブックよりも高いレベル帯のデータを追加しています。 ▼上級ルール 基本ルールブックでは推奨できないような、高度なルール運用について、追加ルールとして掲載してあります。 ■追加クラスとサンプルキャラクター 『アール・ヴァル・アルダff』で追加されるキャラクタークラスは以下の４種です。 ▼サブクラス ・オラクル ・シリウス ・ドヴェルグ ・リンクス 旧版の『アール・ヴァル・アルダ』にはなかったオラクルというクラスが追加されています。このクラスは旧版のシナリオ集『ブライト・ナイト』で登場したものですが、扱いやすいのと、人気があることなどの理由により、本書に掲載されることとなりました。 ■キャラクタークラス紹介 ▼オラクル 解説： シャードの中に潜む滅び去った神々の残滓、その意志を受ける巫女。それがオラクルです。オラクルのほとんどは女性ですが、ごく希に男性も存在します。彼らは真帝国から危険分子として迫害を受けています。 加護：フレイ 使用された加護ひとつをコピーして使用できる加護。 ▼シリウス 解説： 狼の頭に人の体を持つ異種族です。ミッドガルド北方や黒の森など中心として放牧生活を営んでいます。天狼拳と呼ばれる特殊な戦闘方法を身につけており、素手や棍による戦闘を得意とします。 加護：フェンリル １回のダメージロールで発生するダメージを自身で引き受ける加護。 ▼ドヴェルグ 解説： 強靱な肉体と短い手足を持つ異種族です。ミッドガルドでは、もっとも古い種族のひとつで、氏族単位で空賊団や傭兵団を営んでいることが多いようです。 加護：イーヴァルディ 氏神であるイーヴァルディの力を持って広範囲に大ダメージを与える加護。 ▼リンクス 解説： 猫の瞳と耳、尻尾を持つ異種族です。性質も猫に近く、個人主義で自由を愛する気ままな種族です。彼らはほとんど集落を作るようなことはないのですが、例外として黄金の森の奥にリンクスの国、ゾアネスハイム王国が存在しています。 加護：ウル 身を潜めて、行動を行なう加護。ウルによって隠された行動に対するリアクションは自動的に失敗します。 ■追加＆上級ルール ルールに対する扱いにある程度の習熟を必要とするルールについて、追加ルールとして掲載しています。その内容は以下の通りです。 ●成長ルール クエスターレベル10レベル以上のキャラクターのための成長ルールが掲載されています。基本ルールブックでは３つまでに制限されていたクラス取得数も、その制限が解除されることになります。 ●サクセションルール クエスターには、さらなる進化の可能性があります。それがサクセサー（継承者）ルールと呼ばれる存在となることです。 成長したシャードであるアルシャードを受け継ぎ、神の継承者（サクセサー）となることで、ＰＣはさらなる冒険に出会い、そしてアルシャードはサクセサーをアスガルドへと導くことでしょう。 ●武器改造ルール キャラクターが使用している武器を改造し、より強力なデータを持つように改造するルールが掲載されます。 ■前作との違い 旧版の『アール・ヴァル・アルダ』に比べ、ぐーんとボリュームアップ。具体的にフルカラー４ページ込みで、合計160ページを越えます。 また、ＳＳＳに掲載された、各サブクラス専用のライフパスと、それに加えて今回の追加４クラス（オラクル、シリウス、ドヴェルグ、リンクス）用のライフパスも掲載します。 旧版の基本ルールに掲載されていたけれども、ff基本ルールで落ちてしまった一般装備を、本書『アール・ヴァル・アルダff』に全て掲載します。 充実の一冊を、ぜひお手元に。 |