===『スターレジェンド』質疑応答 2005年05月16日版  この質疑応答は、プレイを円滑に進めるために、コピーしたり、それを無償で配布したりすることを許可します。ただし、ファイル名や内容を変更することを一切禁じます。「無償の配布」には、ホームページなどに掲載することも含まれます。  なお、質疑応答による回答は正誤表のような正式の修正ではなく、また版によって変化することがあります。質疑応答の回答を導入するかどうかは、ゴールデンルールにしたがってGMに決定権があります。各プレイヤーがGMの判断にしたがってください。 ==================================== (C)2004 Dai Akagane/FarEast Amusement Research Co.,ltd.(C)2004 Enterbrain ■特技 Q:《並列作業》の使い方がわかりません。 A:まず、マイナーアクションで《並列作業》を使用します。すると、そのキャラクターは改めて[LV+2]回までのマイナーアクションを行なうことができるようになります。ただし、これらの追加で発生するマイナーアクション1回につき、【MP】を2点消費します。【MP】が消費できない場合、マイナーアクションを行なうことはできません。 Q:《異次元接続》を使用された後に、【REV】を使って判定をクリティカルにすることはできますか? A:可能です。《異次元接続》、《鉄の守護者》など、判定の結果を書き換える効果の持つものは、後から使用されたものが適用されます。 Q:〈心理〉や〈交渉〉を使用した特技は、通信ができないなど、相手とコミュニケーションが取れない状態で使用することはできますか? A:相手が射程範囲内に存在していれば、使用できます。 Q:《鉄の守護者》の使い方がわかりません。 A:まず、敵が誰かに[攻撃アクション]を行なった際に《鉄の守護者》の使用を宣言します。この時、あなたは攻撃の対象になっていなくても構いません。敵が[攻撃アクション]で出した達成値と、《鉄の守護者》の達成値で対決を行ない、あなたが勝利すると、敵の判定を[失敗]にできます。なお、《鉄の守護者》は[防御アクション]として扱い、敵の[攻撃アクション]と達成値が同じだった場合、[対応側優先の法則]により、あなたが勝利します。 Q:《鉄の守護者》が失敗した後に、本来の攻撃の対象が[防御アクション]を取ることはできますか? A:はい、可能です。 Q:《生命線》に対して、《鉄の守護者》を使用することはできますか? A:あなたがその敵の[攻撃アクション]の対象となっていなければ、使用できます。 Q:《睡拳》の効果による、[近接攻撃]の際に、マイナーアクションは取れますか? A:できません。 Q:《異次元接続》でファンブルになった判定を【REV】でクリティカルにした時、もう一度《異次元接続》でファンブルにすることはできますか? A:基本的にはできません。同じタイミングで使用できる特技はひとり1回だけです。ただし、最初に《異次元接続》を使用したキャラクター以外が二回目の《異次元接続》を使用することは可能です。 Q:逆に【REV】でクリティカルになった判定を、《異次元接続》でファンブルさせた場合、もう一度【REV】でクリティカルにすることはできるのでしょうか? A:こちらは可能です。【REV】は、そのキャラクターが持っている限り、同一タイミングで何点使用しても構いません。 Q:遠くから射撃攻撃をしてくる相手に《睡拳》を行った場合、対象に[近接攻撃]は行えますか? A:基本的には不可能です。ただし、[近接攻撃]の射程を伸ばすような特技やアイテムなどを使用すれば可能です。もちろん、それらの射程外から攻撃された場合、攻撃は行えません。 Q:《準備万端》の効果がわかりません。 A:《準備万端》は使用することによって、対象に武器や防具を準備させる特技です。準備できる装備は、対象がその時に所持している装備だけであり、さらに武器や防具の装備位置に従った分しか準備できません。つまり、[装備位置:両手]の物を複数準備したり、重ね着ができない防具を複数装備したりすることはできません。 ■ヴィークル Q:ヴィークル搭乗中に、特技は使用できますか? A:特にできないという記述がない限り、使用できます。 Q:ヴィークル搭乗中に、[対象:自身]や[対象:単体]の特技を使用した場合、その対象はキャラクターではなく、そのキャラクターの搭乗しているヴィークルになるのでしょうか? A:はい。そう考えてください。 Q:キャラクターが、ヴィークルに対して攻撃を行なえますか? A:基本的には、[武器]というカテゴリーのアイテムによるヴィークルに対しての攻撃は無効、とするのがよいでしょう。ただし、GMが特に許可をすればできることとします。  例えば、ナイフを使用して、バトルシップに攻撃をしてもダメージを与えられなくても、ミサイルランチャーで小型車両を狙うなど、GMが有効と判断したら、攻撃をしても構いません。  また、ギガシップの表面に反応炉に直結する排気口がある、など何かしらの理由があれば、GMは攻撃を認めてもよいでしょう。 Q:ヴィークルの搭載兵器で、キャラクターを攻撃できますか? A:できます。その際は、記述されているデータの通りに処理してください。 Q:ヴィークルデータの防御力にカッコ内の数字として、“搭乗中のキャラクターに対する防御力”、という項目がありますが、どう使うのでしょうか? A:宇宙船が墜落する時、小惑星に衝突する時など、“搭乗中のキャラクターがダメージを受ける”とGMが判断したシチュエーションで使用してください。 Q:ヴィークルに搭乗中、中のキャラクターがダメージを受けた場合、そのキャラクターが装備している防具などは適用できますか? A:はい、適用できます。 Q:パーソナルシップにはどれぐらいの物が搭載できるのでしょうか? A:基本的には、GMが判断するものとします。迷った場合大型車の収納スペースくらいと考えてください。 >>NEW Q:ヴィークルに対するダメージを搭乗中のキャラクターが《保護》で引き受けても、いいのでしょうか? A:自分が[操縦者]であるヴィークルに対するダメージを《保護》を使って、自分自身で引き受けることはできません。ですが、他のキャラクターの搭乗するヴィークルを対象とした攻撃に対して《保護》を使用して、自分のヴィークルにダメージを引き受けることは可能であるとします。むろん、その場合《保護》を使用するキャラクターは[操縦者]である必要があります。 Q:パワードスーツに搭乗している場合、光線銃のような人間用の武器を装備できますか? A:できません。 Q:パワードスーツやアームウェポンが使用可能なパーソナルシップなどの“徒手空拳”に相当するデータはないでしょうか? A:ヴィークルの“徒手空拳”は、武器の“徒手空拳”のデータを相当品として使用してください。 ■ゲーム運用 Q:行動値を持たないモブの行動順はどうなりますか? A:行動値、APを持つキャラクターの後とします。移動可能な距離に関しては、以下のように算出してください。ヴィークルの場合は、移動の単位がキロメートルになります。  戦闘移動:【敏捷】×3+5m  全力移動:【敏捷】×6m >>