セイヴァーの背景世界
アルシャードセイヴァーとは?
オープニングコミック
セイヴァーの背景世界
世界を冒す病“奈落”
シャードとクエスター
■『アルシャードセイヴァー』の舞台
『アルシャードセイヴァー(以下、AL2)』の舞台となるのは、蒼き星“ブルースフィア”。
 我々の住む現代地球とよく似ているが、魔法、マナ、奈落など、多くの事象が秘匿されている。
 ブルースフィアはマナが極めて豊富な世界だ。そのため、ブルースフィアでは奇跡的な出来事が当たり前のように起きる。
 いや、逆にあなたが当たり前だと思っていることの多くは奇跡の顕現なのだ。
 そう、あなたが生まれたのも、あなたが誰かに出会うのも、奇跡なのだ。
 ブルースフィアは“奇跡の星”だ。

■世界樹ユグドラシル
 この世界はブルースフィアのみで完結してはいない。世界樹ユグドラシルを中心として数限りなく存在する。
 ブルースフィアも「同一の宇宙観の中に存在している、複数の世界」のひとつなのだ。
 では、ブルースフィアが幾多ある世界のひとつだとしたら、それ以外の世界はどうなっているのか?
 まず、一本の巨大な樹(広葉樹がよいだろう)を想像して欲しい。巨大なその樹は縦横に枝を伸ばし、無数の葉をつけている。その葉の一枚が我々の認識している世界に相当する。これを葉世界、リーフワールドと呼ぶ。リーフワールドのいくつかは、みずからの世界に連なる別の世界を存在させていることもある。こういった世界を枝世界、ルートワールドと呼ぶ。ブルースフィアも数多くのリーフワールドを持つ、ルートワールドなのだ。
 このイメージモデルにおける樹は“世界樹”もしくは“宇宙樹”あるいはユグドラシルと呼ばれる。ルートワールドはユグドラシルに直結しており、他の世界に影響を与える根源となる世界だ。ルートワールドが崩壊すれば、ルートワールドにつながるリーフワールドはすべて失われてしまう。枝を落としてしまえば、枝についた葉もまた共に落ちるように。
 ブルースフィア以外の代表的なルートワールドとして、次のふたつの世界がある。

アスガルド
 “理想郷”、この世の果てにある虹を渡った先にあるという神々の世界。あらゆる願い
が叶うといわれている。クエスターの最終的な目的のひとつは、このアスガルドを見つ
け、その世界にたどり着くことである。

ミッドガルド
 “中の世界”、“人間の世界”世界樹の中央に存在するといわれているルートワールド。
ブルースフィアから見た場合、いわゆる“ファンタジー世界”である。進んだ技術、魔
法を誇る世界だが、奈落による深刻な汚染に悩まされている。
(C)2012 Inoue Jun'ichi/FarEast Amusement Research Co.,ltd Printed in Japan2012